きものを通して知る女性の美しさ、男の色気、日本に美・心・文化。
本書は著者の第三詩集であり、作品はすべてこの六年間に書かれたものである。
ゲームを混乱させたバグの正体が判明した!圭介たち開発チームは、危険回避のためのプログラムを作成し、テスト再開を試みる。ゲーム二日目。黒凰退治から一夜明けた朝。静馬たちは、二手に分かれて行動を開始した。怪我を負った静馬と雪乃丞、そして蘇方は鞍馬温泉の療養所へ、シン・ユエとクリスは姫夜叉の情報を求めて京の町へと出るが!?現実を超えて少年たちが戦う、電脳世界のアクション・アドベンチャー第二幕。
なぜ人は学ばねばならないのか。人はどう生きるべきか。益軒の豊富な人生経験を踏まえて書き綴られた本書『慎思録』は、説得力に富み、味わい深い。人生の岐路に立たされたとき、そして、よりよく生きるために人は何をなすべきかを懇切丁寧に説く。今日の日本人がわすれがちな正義・信義・真実・正直・誠実など、現代にも通じる二百四十二の生き方を、原文と口語訳で平易に解説した実践的教訓書。
ジンギスカンの秘宝が、中国北辺に流れついた男たちの暗い野望を煽る。新伝奇の名作として知られる表題作、天明期、シベリア探険を試みた日本人の異常凄絶な最期、中国紅軍に参加したドイツ人の酸鼻を極めた体験奇譚など、虚実ないまぜ、異境での人間の孤独な夢と暗い情熱を描く七編は、妖しいまでの魔力で読者を異次元世界へ誘う。幻想と幽闇の彼方に燦然と屹立する小栗伝奇ワールドの巨峰。
「本当にいい話なんですね」二の足踏んで三歩前進した男たちの戦い、苦悩、そして笑い。当事者たちの本音に迫ったドキュメント。
真情流露し詩魂漲る文体で、書・画・人に亘り-予が風雅は夏炉冬扇の如し、衆にさかひて用ふるところなし(芭蕉)-に与する中川一政の強靭清冽なる“芸術境”。「夏炉冬扇」「水の如し」「硯と墨」「書の初歩」「目付の事」「冬心先生」「羅生門」ほか、図版19点を加え42篇を収録する代表的エッセイ集。
薩摩藩士、西郷・大久保らが競って読んだ中国古典の粋!いま“コンテンポラリーな読み方”で甦える。
「志小なれば足り易く、足り易ければ進むなし」-経営者から官僚まで戦前の指導者たちが愛読した近思録。この古典の中に、現代のビジネスマンが学ぶべき行動原理がある!
本書は、神経性食思不振症および過食症の理論と治療とについて、22人の専門家が、生物医学的な視点、社会文化的な視点、および心理学的な視点から論じたものである。
「金銭至上主義」「金銭万能主義」は破滅の泥沼だったー。鐘乳洞で知られる山口県秋芳町の末永酒造の源治が奈落の底で見たものは?けなげに生きる娘の幸福を奪って地獄におくった鬼の継母の正体は?豪雪の死の峠に「愛」の絶唱。現代の病根をえぐる感動の人間ドラマ。