恵殿学園から連れさられた睦月少年。ルシアの力で女体化した彼は、黒崎家のメイドとして弄ばれていた。黒崎俊太郎の手で、女の悦びを教え込まれていく元少年。そして彼の救出に動き出すエンジュ&マキナ。そこに謎の少女・原宮小石と魔性の美女リリスが加わりー!?思春期なアダム完結編、いよいよ始動!
不確かな「子ども」像と、そして「大人」の姿…「ふつう」の人生が思い描けなくなったいま、心理、社会、歴史から、思春期、学校をとらえなおし援助のありかたをさぐる。
心理臨床の世界が広がりを見せる中、他職と協働する機会は以前に比べて格段に増えています。本書は、子どもに関連する心理臨床の領域を中心に、協働を進める上で出合う困難をどのように乗り越えていけばよいかを7つの事例を通して明らかにしたものです。スクールカウンセリングで教員と関わる、病院で作業療法士や看護師や音楽療法士と関わる、療育教室で保育士と関わるなど、協働すること自体が仕事となっている現場は多い。いかに協働の難しさを乗り越えていくか、その配慮や工夫の仕方が現場で働く者にとって最も知りたいことであるでしょう。本書は、こうしたニーズをすくいあげるべく企画された実践の一冊。
思春期相談室の現場で、どうしてこんなに宮崎アニメの話が出るのか。そんな疑問から、臨床心理士としてのこの分析は始まった。子どもから大人になるときの、言葉にできないさまざまな想いが、「どうしてそれが好きなのか?」から、スリリングにひもとかれる。
人生究極の健康要因として提案されたSOCの、最も重要だがナイーブな形成期にある一有名私立大学附属高校に通う1500名の男女高校生を対象に、親子を視野に収めた3か年の追跡調査を実施。そのデータをもとにSOCの形成のされ方、ならびに学校・家庭・地域・社会におけるSOC形成の促進および阻害要因を示唆した待望の書。
続発する少年犯罪、引きこもり、援助交際、学級崩壊ー。いま思春期の育ち方にどんな変化が起きているか。大人・社会の責任とは何か。変貌する少年少女たちの「つきあい世界」、消費文化世界の巨大な影響力、家族関係の揺らぎと変化をリアルにとらえ、現代日本特有の思春期の困難とその打開の途を探る渾身の書き下ろし。
診察室での面接を実況中継!「いかがいたしましたか」から「おだいじに」までーいい面接は知的で、創造的で、おもしろい。患者さん、ご家族、精神科医である著者とのバーチャルな対話を、診察場面そのままに全編会話体で記録。精神科面接における大事なポイントもつぶさに解説。
メール依存、自傷、解離、ひきこもり…「非社会化=未成熟」で特徴づけられる現代の若者問題。しかし、これらを社会のせい、個人のせいと白黒つけることには何の意味もない。彼らが直面する危機は、個人の未熟さを許容する近代成熟社会と、そこで大人になることを強いられる個人との「関係」がもたらす病理だからだ。「社会参加」を前に立ちすくみ、確信的に絶望する若者たちに、大人はどんな成熟のモデルを示すべきなのか?豊富な臨床経験と深い洞察から問う、若者問題への処方箋。
会社に入って数年。働くってなんだっけ?仕事ってこれでいいんだっけ?とふっと立ち止まって考えるときの本。
自我の目覚めによって自分と他者を対象化しなければならない思春期・青年期は、発達障害者にとってひときわ生きにくさを感じる時期です。この時期に予想される自我同一性、性、非行や犯罪、ひきこもり、就学・就労、恋愛・結婚生活等の課題をそれぞれの専門家がわかりやすく解説します。
写真家・青山裕企が“思春期ごっこ”をテーマに撮り下ろした1冊。
強制でもなく、自主性まかせでもなく、思春期の心を理解し、不登校を親子でのりこえる「道しるべ」を長年のカウンセリング経験をもとに具体的にアドバイス!相談先の探し方、選び方、かかわり方も。
若年の望まない妊娠、出産や困難な育児が子ども虐待につながる!授業で中高生にその防止教育を実践している教師の本!教師、児童相談所や施設の方々、保育士、助産師、保健師の皆さんへー親になる前の青少年に教えてほしい子ども虐待防止の具体策がここにある!