人間を愛してやまない精神科医が豊かな医療経験の中から象徴的な事例をひきつつ、不登校、妄想、性的逸脱、非行…等を生む心の病いの内側を鮮やかに解き明かす!
いま手をうっても、効果が現れるのは、何十年後。何も対策をとらないまま悠長に構えている時間はない。人口減少を食い止めるための方策として、子どもを産み、育てやすい環境づくりの1つのあり方を提案する。
「そう言えば、自分も当時はそうだったなぁ…」教師と保護者がみずからの思春期をふりかえり、教え子、我が子と出会いなおすー。友人、家族、性、自尊感情と思春期妄想症など、揺れうごく心と体をささえ、明日の指導方法をリアルタイムで修正する、思春期教育の羅針盤!
30年に亘って中学、高校の教師をしている著者が、豊富な経験を基に思春期の子供たちの抱える諸問題を母親と共に考える本。
教育界の“驚異”といわれる、めざましい成果と称賛に輝く“生命の教育”。その第一人者が50年の実績をふまえて育児から大学受験、思春期の悩みなど教育問題万般の82の質問にズバリ答える。
セックスは人間本来の能力ですから、セックスの力を十二分に発揮して異性を幸福にしようと努力することは、そのまま人間讃歌であり、人権教育そのものです。本書は、生命論からはじまり、セックスのからくりを語り、最後に人間のすばらしい行為としての愛にいたる、という構成をとっていて、性教育の目的にもっともそった内容になっている。
女性に圧倒的に多い思春期やせ症。発症のきっかけはさまざまだが、この「病い」の共通項として女性という性への疑念、嫌悪、拒絶がみられるのではないか-。自らの「病い」を見すえ、立ち直った人、あるいは「病い」とつき合っている人の言葉を中心に、この「病気」を治療するとはどういうことか、なぜこの「病い」が存在するのかを、女性の感性でさぐる。
病院を訪れる表情のない若者たち、病院の中で彼らを戒めているだけでいいのだろうか。思春期の性、大人たちが歪ませてはいないか。
ノアと別れなければ、こちらが生きていけない。だが、いつ、どの施設に…自閉症児ノアの記録、完結篇。