非漢字系日本語学習者の学習負担を減らすために。多くの二字漢語の意味とその構成漢字の意味との対応関係を明らかにし、またその結果から日本語教育における具体的な教材案を提案する。
日本の大学大衆化とアジアの留学大衆化が進行する中で、日本政府・大学・教員は外国人留学生とどのように向き合ってきたのか。そして、日本留学の基盤を支える日本語教育の役割とは何か。政策分析と教育実践をもとに、日本語教育の可能性についてグローバルシティズンシップ育成の観点から考える。
「コウノトリのお話はもういらない!ホントの話のほうがずっとおもしろいよ」が、この性教育の絵本のテーマです。
性への教育と介入。すべてを伝えるこの本をあなたへ。
子どもたちに性の多様性をどう教え、教職員の意識をどう変えるのか。そして、教員のカミングアウトは学校に何をもたらしたのか。性差別をしないことを学校でまなぶ方法。セクシュアリティが人権であるという前提に立ち、性が持つ多様性を排除するのではなく、むしろ生き方や社会を豊かにする上で欠くことのできないものととらえる。本書は、このような性の多様性を尊重する立場から、学校教育をつくり直すことに挑戦する。
美術教育とは何か。また、美術作品を制作すること自体のもつ教育的意味とは何か。芸術における発見的な思考に着目するABR(Arts-Based Research:芸術的省察による研究)と美術教育/作品制作について、教育学者・美術制作者が思考を重ね、原理的に探究する。日本において、ABRの理論と実践を美術教育研究として本格的に扱う初めての書。
「人とは違う」に寛容な教育モデルの構築を目指してー近年、社会的需要の高まるSTEM分野やグローバル人材育成のための様々な才能教育が、わが国でも整備されて来た。他方、優れた才能と発達障害を併せ持ち、二重の特別支援教育を必要とする2E(twice-exceptional)の子どもたちが、既存の学校教育に馴染めず、才能の開花をされないまま置かれている現状もある。多様な発達を遂げる子どもたちの才能を引出し伸ばす包括的な教育は一層整備されなければならない。米国の実践事例を合わせ鏡とすることで、わが国に適した才能・2E教育を具体化し、「誰一人取り残すことのない個別最適な学び」の極致を志向した労作。
新しいエロス・コミュニケーションをひらくため、いま男が変わる時。女と男が、夫と妻が、親と教師が、ともに読み、考え、語り合う本。
20世紀初頭に合衆国で誕生し、その後さまざまな民主主義国家で実施されることになった「社会科教育」-。全米教育委員会(NEA)が世界に先駆けて発表した「市民性教育」の重要性を説く二つの報告書を翻訳し、後の社会科教育への影響について論じる。
学校の成績や学習指導よりも前に、教えておきたい「大切なこと」がここにあります。発達障害の女の子たちは「性の被害者」になりがちです。残念なことに、法律は彼女たちを守ってくれません。彼女たちを守るために必要な知識やルールをわかりやすくまとめました。ご家族の幸せのために、ぜひご活用ください。