警備会社で画期的な防犯グッズを次々に開発している志乃。複数の優れた防犯グッズの特許権を持っている彼女は、他の企業から狙われているため、会社にボディーガードをつけてもらうことになった。そのガードというのが、苦手な同期の柚木!彼がいると、志乃は何かと実験を失敗し彼を危険な目に遭わせてしまうためあまり好かれていないのだ。予想通り、ガードとしてそばにいる柚木は常に不機嫌そう。ところが、志乃は段々と横にあるぬくもりに惹かれるようになってしまった。恋愛経験があまりない彼女は、どうすればいいのか戸惑うばかりでー!?
美丘、きみは流れ星のように自分を削り輝き続けた…平凡な大学生活を送っていた太一の前に突然現れた問題児。大学の準ミスとつきあっていた太一は、強烈な個性と奔放な行動力をもつ美丘に急速に魅かれていく。だが障害を乗り越え結ばれたとき、太一は衝撃の事実を告げられる。彼女は治療法も特効薬もない病に冒されていたのだ。魂を燃やし尽くす気高い恋人たちを描いた涙のラブ・ストーリー。
検事の亜矢谷陸は、高校から十五年以上の腐れ縁ながら何かにつけ自分の前をいく弁護士の東郷公紀が腹立たしくてならない。ある日同僚たちと飲んだ亜矢谷が翌朝目覚めるとそこはホテルのベッドで、隣には全裸の東郷が。衝撃を受ける亜矢谷に、東郷は「お前が誘ったんだろう」といつものように傲慢に笑い、携帯のムービーを見せる。そこには「一度だけ抱いてほしい」と泣きながら取りすがる亜矢谷の姿がー。
愛を芽生えさせるのはお互いの“気づき”。恋を育てるのはお互いの思いやり。愛の“気づき”を見落とさないよう、恋を育て損なうことのないよう、本書をお役立てください。
霊感体質の女子高生・杏がバイト先の椅子工房「TSUKURA」から帰宅途中、迷い込んだのは廃品が積まれ何匹もの猫が集う庭。杏はそこで自らを幽霊だと名乗る少女と出会った。庭でのある出来事により体調を崩した杏は、工房のオーナー・ヴィクトールの助けで一度は立ち直る。だが、例の少女が杏の行動圏内へたびたび出没するようになったことから…?過保護全開のヴィクトールとの初めてのスツール作りも継続中。甘さ増量でお届けする、ふんわりオカルティック・ラブ第五幕。
男性経験ゼロのOL・志乃が好きになったのは、年上の色気漂う極上イケメン上司・綾部。オトナな彼に相手にされるわけがないとあきらめていた志乃だが、ある日仕事に失敗し隠れて泣いているところを綾部に見られてしまう。慌てて笑顔を繕うと「俺の前では無理して笑わなくていい」と優しく慰められ、抑えていた恋心が溢れてしまい…。その夜から、ふたりの秘密の関係が始まって!?
テレビ・雑誌等で話題沸騰!!カリスマ歯科医が見つけた、斬新で誰にでもできる開運の手相術。手のひらに幸運の線をペンで書くだけ。
幽霊が視える特異体質の束は、恋愛が苦手な女子高生。そんな束の唯一の親友・寧々が突然彼氏にフられてしまった!?寧々のために何かしたいと思い、恋の相談をしたらうまくいくと噂の人見先生を頼った束は、“運命の糸が視える”人見の秘密を知ってしまい、「知られたからには放ってはおけない」と、まさかの恋の相談の手伝いをさせられることに。更にはクラスメイトの初山くんとも急接近で、束の周りが変わり始めて…?
魔女にかけられた呪いが原因で引きこもりとなったドリス。ある日呪いが暴発し、王女を猫に変える事態に!呪いを解く方法は愛する人とのキスーでも相手を誤るとドリスは命を落としてしまうらしい。恋愛経験がないドリスは幼馴染の王太子に恋の指南をお願いするも…「お前は自分が可愛いという自覚を持て」と殿下に突然抱きしめられて!?第3回ビーズログ小説大賞入選。
出会いから結婚、別れまでのシーンで使えるフレーズ集。外国人との恋愛で、海外旅行先で、留学中でも使える恋人たちのラブフレーズが満載。収録総数は約900フレーズ。
高2の桜菜は、何かとからかってくる隣の席の琥汰が大嫌い。ある日、母が再婚することになり、再婚相手の家で3カ月の同居が決定するけど、その息子は琥汰で!?一緒に暮らすうちに彼の優しさに惹かれていく桜菜…兄妹になる2人の恋の行方は?最後まで目が離せない、キュンキュン間違いなしの最強同居ラブ★人気作家・TSUKI初の完全書き下ろし!
小児科研修医として日々努力する朝香は、オメガでありながら、発情を経験することなく過ごしていた。病院で再会した高校のクラスメート藤崎が、同僚として勤務することになり戸惑う朝香。藤崎はアルファで医者一族という特別な存在だったから。あるとき、藤崎の体臭を嗅いだとたん朝香はフェロモンを制御できなくなってしまう!?「何かが引き合うんだよ」藤崎にだけ発情する躰を持て余し、優しい愛撫に翻弄されるばかりで…。エリート心臓外科医×健気な小児科医の愛執ラブ。
もう神様にお願いするのはやめよう。-どうか、どうか、私。これから先の人生、他人を愛しすぎないように。他人を愛するぐらいなら、自分自身を愛するように。哀しい祈りを貫きとおそうとする水無月。彼女の堅く閉ざされた心に、小説家創路は強引に踏み込んできた。人を愛することがなければこれほど苦しむ事もなかったのに。世界の一部にすぎないはずの恋が私のすべてをしばりつけるのはどうしてなんだろう。吉川英治文学新人賞を受賞した恋愛小説の最高傑作。