一学期の最終日。日常に飽き飽きし、ただ毎日を消化していた高校生・加嶋颯は、クラスのアイドル・藤ノ宮白雪からまさかの告白を受ける。だが次の瞬間、颯は9月1日へとタイムリープし、夏休みが始まる前に終わっていた。白雪の正体は、その美貌で人を惑わし、謎の砂時計で相手の「時」を奪う“時間泥棒”。夏休みをまるごと盗まれた颯は1ヶ月分の「時」を取り返すため、時間泥棒との壮絶な心理戦に挑むことになるが…。デート中に相手にドキドキすると「時」を奪われる「時間争奪ゲーム」-これは、高一の夏休みを盗まれた俺が青春を取り戻す物語である。
生徒会長の白銀御行と副会長の四宮かぐやは互いにひかれあっているはずなのに、プライドが高く素直になれない。いつしか二人はいかに相手に告白させるかばかりを考えるようになり…!?天才たちの恋愛頭脳戦、ここに開幕!!小学上級・中学から。
この本は筆者が重ねたいくつもの恋愛の成功と失敗、試行錯誤の体験を通して学んだ、恋の処方箋とも言うべきものです。
「あんたは恋愛遺伝子欠乏症だ」。地味で真面目なOL亜莉沙のあだ名は「局さん」。遠距離恋愛中の彼氏がいると嘘をつき、男性を遠ざけている彼女に、大阪から転勤してきた企画営業部長・航が、自分の恋人のフリをすれば彼氏も嘘ではなくなると強引に迫る。しかたなく承諾した亜莉沙だったが…。「亜莉沙は今、俺にどうされている?」。恥ずかしい、でもこの人にならすべてを任せていいかもー。
永里樹は、高校生時代に交際していた朝日涼にひどいフラれ方をしたせいで、以来、恋愛に臆病になっていた。月日は流れ、30歳になった樹は仕事で朝日と再会する。心のざわつきが治まらない樹は、ある日5歳年下の同僚、霧島冬汰と深酒をし、酔った勢いで一線を越えてしまった。それを境に樹は霧島のことを意識するようになるが、朝日から過去の別れのいきさつを聞かされ、もう一度やりなおしたいと告白されるー。
勝利の目の前で泣き出すかれん。かれんへの愛おしさと、何もしてやれないふがいなさとで、勝利の心は千々に乱れる。自分のまわりの愛する人間たちがトラブルに見舞われるのを目にし、障害こそ成長の糧だ、と割り切れるほど、まだ勝利は大人になってはいなかった…。村山由佳のハートフル・ラブストーリーSecond Season、波乱の第4巻。
OL・円華は、仕事で知り合った人事コンサルタント・十夜のクールな紳士姿に一目惚れ。オフィスでも一際目立つ彼は、女性達の憧れの的。しかし偶然出会ったプライベートの十夜は、超ドSで俺様だった!「お前は俺の言うことだけ聞いてろ」。イジワルな彼に翻弄されつつも、実は一途で優しい素顔を知って、彼に惹かれていく。しかし円華には前に進めない理由があって…!?