“けじめの場”での挨拶ケースを数多くとりあげ、短くてピタリと決まる、挨拶ことばと、挨拶例をとりあげました。
“情報を制するものが世界を制する”情報大国アメリカと情報後進国日本。経済摩擦につづいて日米情報摩擦がささやかれ“情断”が現実に指摘されている。今日、アメリカの情報に頼る日本に未来はあるのか。コンピューターを駆使してはじめて可能な、この情報化時代の現状を、グローバルな視点でホットにときあかす。
特集テーマは「都市・建築・コスモロジー」である。敗戦の焼跡を彷徨しつつ、今日の東京を想像し得たものがいたであろうか。人間の想像力はいかに貧困なことか。しかし、今、東京という都市を動かしているデモンは何か。まさに想像を絶した異形の怪物が裏面の舞台を跳梁しているドラマがそこに展開されているのかも知れない。記号論の出番である。
“人生の基本”の技術が身についているかいないか、それがその人の全人格的価値、社会的価値をも決定するのだ。才能を高め、成功人生を築くために必ず役立つ技術がここにある。行動にますます自信が湧いてくる本。
リーダーの本当の役割は何か。毎日やるべきこと、毎月チェックすべきこと、年間計画で息ながく実践していくこと。それぞれのポイントを1ページ1項目に明快にアドバイス。400万人の管理者&小集団リーダーに贈る「鎌田リーダーシップ」の決定版。
永井荷風は三十八歳から七十九歳の死の直前まで四十二年間にわたって日記を書きつづけた。断腸亭は荷風の別号、日乗とは日記のこと、岩波版全集で約三千ページにのぼるその全文からエッセンスを抄出し読みやすい形で提供する。この壮絶な個人主義者はいかに生き、いかに時代を見つづけたか。
読む者を捕えてはなさぬ荷風日記の魅力を「あとを引く」面白さとでもいおうか。そういう日記の、ではどのあたりが最も精彩に富むかといえば、その1つとして戦中の記事をあげねばなるまい。なかでも昭和20年3月10日の東京大空襲にはじまる5カ月間の罹災記事は圧巻である。昭和12-34年を収録。
身近であるがゆえ、かえって冷徹な分析の難しい現在の出来事や「日常」という現象。その的確な読み方をしなやかな言語感覚と臨機応変のイマジネーションで鮮やかに呈示する。
角はいつから数学史に登場し、幾何学や図学、測量学、また数学そのものを発展させてきたのだろう。また、角という基本概念は、数学以外の分野でどのように利用されているのだろう。本書は、角に関係の深い図形や関数の性質を考え、そのオモシロサを楽しむ本である。
犬が人間とくらすときうんとこさと出てくる問題をだいぶぶん解決してくれる。犬の生活、犬の日常、犬の学問、ポストカードのセットです。