20世紀哲学の傑作、ハイデガーの『存在と時間』の画期的解釈書。人工知能批判やフーコー研究で知られるヒューバート・ドレイファスが、伝統的哲学を解体して哲学的思考地図を描き直す、ハイデガーの革新的な思想を、専門家以外にも十分理解できるように明快かつ詳細に解説。
雅な恋の歌だけじゃない、日常の本音がぽろっとこぼれたそんな和歌がありました。ちょっとしたメッセージも、日記も、仕事の愚痴もぜんぶ和歌!
お菓子作りから圏論まで。「世界から数学嫌いをなくすこと」を使命とする、YouTubeで人気の数学者による数学的思考のレクチャー。
それは第三帝国へと繋がる道だったのか『ニセドイツ』伸井太一編著でドイツ第二帝政時代を豊富な図版で解説する。
目次の項目だけで約140項目掲載。それぞれにアレンジの案などのバリエーションを含め、約360種類のあそびを紹介している。日常保育の積み重ねから運動会種目まで、年中OK。
あなたの身近には「社会学」がいっぱいあります!僕たちのメディア文化論。一番人気がある授業をすべて公開!
人工内耳は94年に健保適応が認められて以来、急速に装用が進んでいます。二人の子どもと二人の中途失聴の成人女性との対話を通じて、装用後しだいに豊かにふくらんでいく生活世界を明らかにしていきます。まるでことばが生まれてくる過程をみるようにわくわくし、ことば・音が持つ多彩な働きをあらためて実感します。対話を重ねていくアクション・リサーチがこころの発達を一層あざやかに浮き彫りにします。
一九九一年の金学順さんのカミングアウトから二十余年、「慰安婦」の存在を否定し問題の矮小化をはかる動きが再び猖獗を極めている。強制性の有無をめぐる恣意的な議論に対し様々な角度から論駁するとともに、「慰安婦」制度が戦時下の極限状況ではなく、日本や植民地における日常世界の中でつくり出されたものであることを歴史的に検証する。
パラリンピックを「リアル」に観る!スポーツ観戦の新たな「ものさし」が提供される。著者自らが体感した「イスバス」の世界。
国際政治の狭間に置き去りにされながら、ヘブライ語を学び、ユダヤ人社会で働き、理不尽な立場を生き抜く人びと。超えがたい壁に日々書き付けられるグラフィティからは、彼らの心の奥底からの叫び声が聞こえてくる。
「文化」とはなにを指すのだろうか。そしてそれを社会学的に分析するとはどういう作業なのだろうか。本書は先行研究の整理と具体的な文化事象の分析を通して、文化を実証的・経験的にとらえるための視点と方法を説く。