ピチカート・ファイヴ流のソウル・ミュージック・コレクションともいえる、88年発表の2ndアルバム。オリジナル・ラヴの田島貴男をヴォーカルに起用し、ハイ・センスな持ち味に磨きをかけた。
『タイム・トゥ〜』『エデン』に続く2000年9月発表のアルバム。透き通った“クリスタル・ヴォイス”で「スカボロ・フェア」など古今の名曲を中心に、月(ラ・ルーナ)をイメージした大人の世界を繰り広げています。
『ブエナ・ビスタ〜』の次にブレイクするのはこの人か? すでに本国フランス国内だけでも50万枚を超えるセールスとなっている84歳ベテラン男性のアルバムで、小粋な“いでたち”がたまらない。
《音得ーOTOKU-》シリーズの洋楽編。本盤はシャンソンの名曲をオリジナル・マスター音源で収録。軽妙洒脱なモンタンの「セ・シ・ボン」からダミア「暗い日曜日」まで、入門用にも最適。
現在の彼女からは想像できないだろうが、天地真理は飛び抜けたアイドルだった。そんな彼女の新しいベスト・アルバムは、大ヒット曲のB面曲など、初CD化11曲を含む全23曲を収録している。当時にしては斬新なアレンジだったことがわかるだろうか。
TBS系のドラマ『ヤンキー母校に帰る』やテレビ朝日系のドラマ『雨と夢のあとに』の主題歌を唄っていた女性シンガーのデビュー・アルバム。全曲の作詞を柳美里が担当している。切迫した感情をストレートに聴き手に伝えることができる表現力が魅力だ。
忍者がかぎりなく色物路線を突っ走っていくならば、SMAPはあくまでもカッコよさにこだわってアイドルの王道をひた走っているという感じです。ノリのいい踊れる曲が揃ってるし、キャラクターに合わせたそれぞれのソロもファンの子が浸れる作り。ウマイっ。
60年代後半に日本中でブームとなったGS(グループサウンズ)の元祖、ザ・スパイダース。オリジナリティに溢れた音楽性が魅力な、彼らの軌跡をたどることができる究極のベスト。
75年に発表された、NSPの5thアルバム。当時の流行語で言えば“等身大”の世界を叙情たっぷりに歌っている。飾り気のなさが彼らの魅力であり、同時に物足りなさでもある。とはいえ雰囲気を変えることもなく、自分たちのサウンドを守り続けたグループだった。