皆さんが学校や会社へ通うとき、遊びに出かけるときに、自分の家から一歩外に出るとそこはもう道路です。道路は、空気と同様にあって当たり前のような存在になっているため、ほとんどの人がその存在を意識しません。
映画『新撰組』で初主役の座を射止めた銀四郎。理不尽な扱いを受けても、銀四郎を“銀ちゃん”と呼び慕う大部屋俳優のヤス。ある日、ヤスの下宿に銀四郎がかつてのスター女優・小夏を連れてきた。憧れの存在に舞い上がるヤスだが、彼女が銀四郎の子を妊娠していることを知る。言われるがままに小夏を引き受けたヤスは、生まれてくる子どものために、危険な「階段落ち」に挑むがー!?衝撃的な話題をよんだ直木賞受賞作!
天皇家を支えた貴族層のうち、大臣らトップクラスを公卿という。律令制の導入以降、国政の重要案件については、公卿たちが集まり、会議を行って方針を決めた。現在の内閣の閣議に相当する。藤原道長の頃に定まった宮廷政治のあり方は、院政の成立、承久の乱、建武の新政などを画期として変化を遂げながらも、南北朝時代まで続いた。貴族の政務の実態を解説し、日本の合意形成プロセスの原型というべき公卿会議の変遷をたどる。
日本における国際政治学の最大の巨人・高坂正堯(1934〜96)。中立志向の理想主義が世を覆う60年代初頭、28歳で論壇デビューした高坂は、日米安保体制を容認、勢力均衡という現実主義から日本のあり方を説く。その後の国際政治の動向は彼の主張を裏付け、確固たる地位を築いた。本書は、高坂の主著、歴代首相のブレーンとしての活動を中心に生涯を辿り、戦後日本の知的潮流、政治とアカデミズムとの関係を明らかにする。
外国人は何を見たいのか。日本人は何を見せたいのか。明治初期、欧米の案内書では、「古き良き」文明の象徴として箱根の夜道が激賞される一方、日本側のガイドには、近代的な工場や官庁が掲載される。外国人による見どころランキングの変遷や、日本人による観光客誘致をめぐる賛否両様の議論を紹介し、日本の魅力はいったいどこにあるのか、誰がどう発見し、アピールするのかを追う。めまぐるしく変転する観光の近現代史。
条約改正や日清戦争の難局を打開した外交指導者、陸奥宗光。幕末の紀州に生まれた彼は、坂本龍馬のもと海援隊で頭角を現す。明治新政府において県知事などを務めるが、政府転覆計画に関与し投獄される。出獄後、欧州遊学を経て再起し、駐米公使としてメキシコと対等条約を締結。1892年、伊藤博文内閣の外務大臣に就任し、条約改正や日清戦争で手腕を発揮した。最新の研究成果をもとに、「日本外交の祖」の実像に迫る。
日中実務家による法制度と実務の融合、知識と経験の融合。50の事例、30のコラム、30のサンプルで分かりやすく解説。適切な労務管理が中国ビジネスを成功に導く!
子ども一人ひとりの援助ニーズに応じ、充実したサポートをするために。学級担任、教育相談担当、生徒指導主事などの教師、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなどの専門スタッフ、公認心理師や教師を目指す学生など、学校教育に携わる方へ、教育・学校に役立つ心理学をわかりやすく解説。公認心理師養成カリキュラム対応!
ビジネスリーダー必読の本格派総合経済誌日本企業の稼ぐ力は進化している。2018年度の企業業績は過去最高となり、19年度はさらに更新する見込みだ。株式相場は不安定な展開だが、企業業績に不安はない。絶好調企業の秘密に迫ると同時に、今秋以降の日本株相場を展望する。
【第1特集】絶好調企業の秘密
1 稼ぐ力をつけた日本企業
今期6.9%の利益成長 減速ながら19年度も続伸
伸びる企業(1)内需で稼ぐ企業 日清製粉G本社/パーク24/アークランドサービスHD/PALTAC
伸びる企業(2)海外が好調な企業 ピジョン/キッコーマン/ミネベアミツミ/SUMCO
産業天気図 海外で稼ぐ医薬品、不安高まる自動車
伸びる企業(3)イノベーティブ・市場創造型企業 朝日インテック/メニコン/UUUM/MTG/ダイフク
伸びる企業(4)重厚長大企業の復活 東海カーボン/昭和電工/王子ホールディングス/協和エクシオ
2 日本株の復調は本物か
マクロ要因 米国経済、米中摩擦、債務過剰をチェック
INTERVIEW│ストラテジストに聞く「株価はどうなる?」 強気若生寿一●野村証券/弱気 大川智宏●智剣・Oskarグループ
『会社四季報』の達人が選ぶ株価10倍の銘柄はこれだ!
達人が指南『会社四季報』の5ブロックに注目!
年4%の高利回り 日本版ダウの犬で儲ける
ひふみ投信はどんな銘柄を買っているか?
中小型株の出番が来た これから狙える期待銘柄
『会社四季報』で発掘 出遅れ銘柄を探せ200
産業リポート
「携帯料金は4割下げられる」 菅官房長官発言は正しいか
産業リポート
IT周辺機器のエレコム BtoBの新鉱脈に突進
集中連載
第2回 SONY 目指すはコンテンツの覇者
ニュース深掘り
トヨタとソフトバンク 入り乱れる異業種連携
JAL再成長への道筋 “矢継ぎ早””提携の成否
深刻化する化粧品の販売員不足
「脱プラ」は製紙会社の救世主か
連載
|経済を見る眼|新卒採用は思い切った見直しを/太田聰一
|Hot Issue|海外贈賄に甘い日本の検察/若林亜紀
|トップに直撃|貫 啓二●串カツ田中ホールディングス社長
|マネー潮流|原油価格と円相場の関係/佐々木融
|少数異見|健康寿命を延ばすため予防重視への転換を
|US Affairs|トランプ指名の判事が就任 中間選挙に吉か凶か/渡部恒雄
|中国動態|深センとは一味違う北京のイノベー
「現役時代が車の運転だとすると、定年後は飛行機の操縦。上がるも下がるも腕次第」と本書は説きます。年金の範囲内で生活できる技術や態勢を整えてしまえば、現役時代よりもずっと気楽で、好きなことができるのが定年後。では、現役時代の「生き方」からどうチェンジしていけばいいのか。その答えが見つかる全81本の知恵の宝庫。本書は定年後を楽しむためのノウハウを満載した一冊です。
作家で、ミュージシャンで、一人の父、辻仁成氏。パリでの日々、多様な活動を前に生じた想いを、ツイッターを通じて発信してきた。なかでも反響が大きいのが「人生の十か条」だ。これは、著者が苦難に出会ったときに考案し、唱え、それを乗り越える術としてきたもの。壁にぶつかったとき、あなたはどう考えて、どう行動するべきか?不運、トラブル、人間関係。どんなに辛いことも、この「十か条」があればきっと大丈夫。
人口減少社会、高齢社会を迎えたいまこそ、人間の教養として、「一人で生きること」の積極的な意味と価値を見直すべきときではないか。歴史を振り返れば、この国には老いと孤独を楽しむ豊かな教養の伝統が脈打っていることに気づくだろう。西行、鴨長明、芭蕉、良寛、山頭火…。宗教学者として、日本人のさまざまな生と死に思いをめぐらせてきた著者が、みずからの経験を交えながら、第二の人生をどう充実させるかを考える。
●Always Love You ごはんもの好き
存分に料理とお酒を楽しんだはずなのに、メニューに「締めのごはん」の
文字を見つけると食べずにはいられない・・・・・。そんなあらがえない魅力を持つのが
ニッポンのごはんもの。ずっとかわらず身近な存在だけど、
その楽しみ方は常に更新されています。例えば、おにぎり。
お弁当や昼食でおなじみのソウルフードは今、お酒のおつまみになったり、
具だくさんのごちそうとなって、新に注目を集めています。炊き込みごはん、
ちらしずし、混ぜごはんと姿を変えることでまた違う魅力が生まれる、
「ごはんもの」の新しい楽しみ方を提案!
●おにぎりのニューウェーブを追う!
私たち日本人のソウルフード、おにぎりが華やかでおしゃれな存在へと進化中!
朝から夜まで、1人でも大人数でも楽しめるおにぎりの快進撃をリポート。
●キャラ立ちチャーハンを制覇!
日本人のソウルフードといっても過言ではないほど、老若男女に支持されるチャーハン。
その愛の名のもとに、オールジャンルで個性派のチャーハンが誕生している。
●素材3つで、行楽ちらしずし
ちらしずしはお弁当や行楽のお供に最適な料理。でも実は、材料が多くて作るのが大変。
そこで、素材3つだけで完成のちらしずしはいかが?インパクト抜群で、
手軽に作れるテクニックを伝授。
●食のサステナビリティって?
「持続可能性」を意味するサスティナビリティ。環境、社会、経済の3つの観点から、
持続可能な食の在り方を目指す「食のサスティナビリティ」の課題に、
シェフたちが積極的に取り組んでいる。その活動を紹介しながら、私たちにできることを考える。