“フジミ”の天才指揮者・圭の才能に惚れ、ライバル楽団“市民ファル”から芳野が入団。しかも彼は実力派バイオリニスト。悠季はコン・マスの座と、恋人・圭の愛を守るべく、芳野の挑戦を受けて立つ。(『コン・マスの光と影』)また、圭の愛情あふれる特訓が実を結び、名門中学でオーケストラ指導の職を得た悠季。だが、そこで待っていた手痛い“先礼”とは。(表題作)音楽家コンビの圭&悠季が奏でる熱く切ない愛の物語2編。大人気シリーズ第2部スタート。
本書は、神人五井昌久先生のプラス思考、光明思想の辞書です。どのページを開いても、一読、心が安らぎ、生きる希望に満ちてくる不思議なエネルギーの本です。
この世ならぬ美への憧れ、だがこの地上にその希いを適える術はあらかじめ失われているのだ…。未完の傑作『蒼白者の行進』、北軽井沢を舞台にした奇蹟の消失劇『光のアダム』、短篇『重い薔薇』『薔薇への遺言』、来歴を鏤めた『薔薇の自叙伝』等を収録。手を一閃して、虚空から花を掴み出すひと、流薔園園丁の供物。
地平線のはるか彼方、光を見つけてひた走る男がいた…。舞台は世界。命を賭けるに値する夢。人生こそ最高のエンターテインメントと男は信じた。
ソフトウエアを取り巻く環境は、プラットフォームが汎用大型計算機からパソコンが混在する分散環境へ、ソフトウエア開発方法論もオブジェクト指向分析設計へと変わった。この変化が、従来のプロジェクト管理の管理指標「コード行数」の問題をあらわにし、新しいソフトウエアメトリックス、見積り手法への期待を呼び起こした。そして、四半世紀前に生まれたファンクションポイント法が、今、使える手法としてクローズアップされている。本書は、ファンクションポイントという物差しが、見積り、資源配分、スケジューリング・進捗などの管理指標として有効なことを、実践を通して明らかにしている。
今、不登校、いじめ、非行、障害、学級崩壊などの問題状況で、子どもも教師や保護者も苦戦している。そのようななか学校教育が変わろうとしている。本書では、学校教育のシステムがヒューマン・サービスの視点からとらえなおされ、「一人ひとりの子どもが学校生活を通して成長する過程で出会う問題の解決を援助する心理教育的援助サービスの理論と実践」を支える学校心理学について紹介される。日本の学校心理学のパイオニアである著者は、子どもの個性と生き方を発見し生かすこと、子どもを援助する大人の立場と力を生かすことを強調する。そして教師、スクールカウンセラー、保護者がチームとなって、学校や地域の豊かな援助資源を活用しながら、子どもを援助する方法について解説する。著者や著者の仲間の実践、映画の話(例:フーテンの寅さん)などがたくさん盛り込まれ、楽しく読める。子どもを援助する大人が元気になる本。
あなたは自分が好きですか?人間の不幸はすべて自分が自分を好きになれないところから始まっている。自分が自分を赦し、愛せた時にはじめて自分本来の輝かしい姿を見出せるのである。
侵略の象徴か?文化遺産なのか?百年目に明かされるその真実。徹底的な取材と圧倒的な検証作業で、誕生から今日までを解きあかした「名曲」ドキュメント。
本書は詩ではありません。エッセイではありません。ただそこにコトバがあります。君が君を想って何かを感じて欲しい。僕らしさ…君らしさ…自分らしさって何だろう?20歳の僕のコトバの本。
本書では、学習指導要領改訂の経緯、改訂の要点、目標と内容等についてQ&A方式で分かりやすく解説を試みるとともに、学習指導の改善・充実に資するために、学習の道すじを明確にするよう努めている。その際、必要に応じて指導事例や戦後の改訂の変遷なども示している。
政策決定過程を、政策決定者と、それに影響を与えようとする参加者とのゲームとしてとらえ、現実の政策形成のメカニズムを解き明かす「取引費用政治学」の枠組みを提示。金融・財政政策、貿易政策にまつわる問題の捉え方から、日本の政策決定過程の謎解き、経済学者の役割についても、多くのヒントを与える。