カンロク少年が期待を胸に小学校へ入学したのは昭和10年、所は東京のはずれの町。初めての遠足、けんか、淡い恋…。ここに描かれる少年の5年間の日々は、そのまま日本が戦争へ突入していく時間でもあった。少年の目に映った昭和10年代が、いま、等身代の姿に浮かびあがる。
人生のこと、人間のこと、霊のこと、神様のこと、守護霊守護神のこと、祈りについて、死んだらどうなるのか、幸せになるには、どう生きたらいいのかーなどについて、質問ありませんか?五井先生がやさしくお答えします。
明るく、いのち生き生きと生きるには、自他をいつまでも責めてはいけない。自分をゆるし人をゆるし、自分を愛し人を愛す、愛とゆるしが光明人生の鍵。
すぐに役立つ投資のヒントがいっぱい。会社の“通信簿”の実戦的読み方をやさしく解説。
「食べものでなにがいちばんすき」っていわれたら、ぼくはぜったい「おすし屋さんのおすし」とこたえる。湯本君はラーメン。それも東洋軒の特別製。沢井君はキッチン・ミキのエキストラ・カレー。このごちそうをなんとかぼくたちの力で食べてみたい。この強烈な願いをかなえるために、ついにぼくたちは計画を実行したんだ。小学校中・高学年向。
拷問の恐怖と用便の難儀。獄舎で出会ったコソドロ、強盗、殺人犯…。侯徳健、劉暁波、周舵らと最後まで天安門広場にとどまり囚われた高新が、天安門事件の真実と中国民衆の深層に迫る。
「首酒を知っているかね」男はそうささやきながら未亜子に近づいてきた。若い女の首を漬けこんだ究極の酒・首酒。その美味を味わいたいのだという。そのころ、品川周辺では若い女性の首なし死体が連続して見つかっていた。背後に妖怪の匂いを感じ取ったBAR〈うさぎの穴〉のメンバーは事件を調べ始める。
本書は、こうしたカキ栽培を取り巻く環境の変化や、新しい技術・知見にできるだけ配慮して、作業改善の着眼点と進めかたを示したものである。
分裂病研究・治療の第一人者、トーリー博士は、この病を患う妹を支えてきた。本書が親身で具体的なのは、この体験に裏打ちされている。比類なきわかりやすさ。血の通った記述。具体的で実践的なアドバイス。
複雑系は経済学に何をもたらすか!自己組織化の概念を経済分析に応用し、経済学に新しい視野を提供するクルーグマン教授の意欲作。
寛弘三年(1006)、平安京。焼失した内裏再建が始まったが、内覧・藤原道長は困惑していた。夜の都大路では、資材や人足が消え、銀鬼が空を飛ぶという。「神の子」宮と、聖結界を持つ夫・義明は、花山院に取り憑いた魔物相手に闘っていた。この異国の魔物には、宮の力も通じない!苦闘する二人の前に、宮と瓜二つの銀髪の少年が現れた。なぜか、動揺する宮…。「カゲ」と呼ばれた、この少年の正体とは。