「英語は学習成功者に学ぶべし」。この鉄則は揺らぐことはない。紹介する嘉納治五郎、夏目漱石、南方熊楠、國弘正雄、山内久明ら8人の“達人”は、工夫と努力によって、日本に居ながらにして、英語力の基礎を築き上げた。彼らはまた日本文化への貢献でも傑出した存在である。本書は、“達人”たちの英語習得法を紹介するが、それは「英語使い」になる明らかな道筋だ。その過程は、英語受容をめぐる格闘の歴史でもある。
南半球の大陸オーストラリア。1788年以降、英国の植民地としてヨーロッパから移民を迎え、金鉱開発と羊毛貿易によって成長。1901年に建国した。戦後は白豪主義を転換してアジア諸国と結びつき、21世紀は多民族国家として存在感を示している。本書は、英帝国や日本、アメリカ、中国と対峙しながら、豪大陸が国家形成する成長物語である。旧版を刷新し、料理・観光のコラムを追加。「理想社会」の成功と挫折を活写する。
尊王攘夷の嵐が吹き荒れた幕末。孝明天皇の攘夷親征決定を受け、皇軍の先鋒を志す急進派公家や志士らが討幕を掲げて挙兵した。大和国の五條代官所を制圧し、「新政府」を宣言するが、京都で政変が起き、わずか一日で情勢は暗転。幕府軍に追討され、激戦の末に壊滅した。本書はこの天誅組の変と、呼応して起きた但馬国生野の挙兵事件(生野の変)を明治維新に至る運動の先駆と捉え、その全貌を描く。幕末史の知られざるドラマ。
問題「母とは二度会ったが父とは一度も会わないもの、なーんだ?」(答・くちびる)。この室町時代のなぞなぞから、当時「ハハ」は「ファファ」のように発音されていたことがわかる。では日本語の発音はどのように変化してきたのか。奈良時代には母音が8つあった?「行」を「コウ」と読んだり「ギョウ」と読んだり、なぜ漢字には複数の音読みがあるのか?和歌の字余りからわかる古代語の真実とは?千三百年に及ぶ音声の歴史を辿る。
ダイエット、アルコール、がん、ウイルス、糖尿病、骨粗しょう症、ビタミンサプリ、依存症…あらゆるところにニセ情報が潜んでいる!科学的根拠に基づいた、健康の最終結論。
2023年新作アニメ『TRIGUN STAMPEDE』主題歌!
Salyu × haruka nakamuraは、2021年12月22日 恵比寿ガーデンホールにて初のコラボレーションLIVEを行い、
独自の世界観を生み出し大盛況となった。
その世界観は本作とも重なりあう。haruka nakamuraの真骨頂である祈りにも近い丁寧に綴られたアンサンブルに、
一度聴いたら一瞬で虜になってしまうSalyuの歌声が重なることによって、聴く人の心にささやかな希望の光を灯す。
そんな二人のファン待望 初コラボレーション音源が遂に完成した!
M3. 星のクズ α はオリジナル新作アニメ『TRIGUN STAMPEDE』のエンディング曲に大抜擢されるなど、
二人の軌跡を昇華した新たな音楽はファンのみならず注目度が高いものになっている!
UFOは、どんな目的で姿を現わすのか?どうすればUFOを呼べるのか?彼らと交信すると、どんな才能が開花するのか?「UFOを呼ぶ能力者」として(宇宙存在)を明らかにしてきたコンタクティーの第一人者が多年の研究成果のすべてを公開・伝授する!
カジノ船であばれる動物たちを止めるため、Xベンチャーと獣王との直接対決がついに始まった。しかし、スミスは毒らしきものをぬった武器で気絶し、ジェイクはディグスを助けようとして切りつけられてしまう…。何でも丸のみにしてしまうアフリカウシガエルと、強力な毒あごを持つオオムカデの大あごバトル!
幕府のトップとして武士を率いる「将軍」。源頼朝や徳川家康のように権威・権力を兼ね備え、強力なリーダーシップを発揮した大物だけではない。この国には、くじ引きで選ばれた将軍、子どもが50人いた「オットセイ将軍」、何もしなかったひ弱な将軍もいたのだ。そもそも将軍は誰が決めるのか、何をするのか。おなじみ本郷教授が、時代ごとに区分けされがちなアカデミズムの壁を乗り越えて日本の権力構造の謎に挑む、オドロキの将軍論。
久しぶりに会った親が右傾的ネット動画の視聴者になり、保守系論壇誌の購読者になっていた。中にはヘイトが昂じて逮捕・裁判に至る事例もー。こんな人々があなたの隣りにも!?50歳以上の「シニア右翼」の乱心は決して一過性の社会現象ではない。かつて右翼と「同じ釜の飯を食っていた」著者が、内側から見た実像を解き明かしながら、日本の戦前・戦後史、そして近年のネット技術の発展が生みだしたこの「鬼っ子」の来歴と病根に迫る。
世界は今なお悲惨さに満ちている。飢餓、感染症、紛争にとどまらず、教育、児童労働、女性の社会参加、環境危機等、課題は山積みだ。途上国への支援は、私たちにとって重要な使命である。一方、途上国自身にも、新たな技術革新の動きが生じている。当事者は今、何を求め、それはどうすれば達成できるか?効果的な支援とは何か?開発経済学の理論と最新の動向を紹介し、国際協力のあり方や、今こそ必要な理念について提言する。
六一八年、李淵(高祖)が隋末の争乱の中から、唐を建国。太宗、高宗の時代に突厥・高句麗を破り、最盛期を築く。武則天、玄宗の治世は国際色豊かな文化を生み、大帝国の偉容をほこった。安史の乱以降は宦官支配や政争により混乱し、遊牧勢力と流賊の反乱に圧され、九〇七年に滅亡した。本書では、歴代皇帝の事績を軸に、対外戦争、経済、社会制度、宮廷内の権謀術数を活写。東ユーラシア帝国二九〇年の興亡を巨細に描く。
奈良時代、光明皇后が聖武天皇遺愛の品々を東大寺大仏に献納したことに始まる正倉院宝物。落雷や台風、源平合戦や戦国時代の兵火、織田信長やGHQなど時の権力者による開扉要求といった、数多くの危機を乗り越えてきた。古墳など土中から出土したのではなく、人々の手で保管されてきた伝世品は世界的にも珍しい。千三百年近くにわたり宝物を守り伝えてきた正倉院の営みを、保存・修理・調査・模造・公開に分けて紹介する。
バレエはルネサンス期イタリアで誕生し、今なお進化を続けるダンスの一種だ。当初、王侯貴族が自ら踊り楽しんだが、舞台芸術へと転換。観客も貴族からブルジョワジー、市民へと拡大する。十九世紀の西欧とロシアで成熟し、世界へ広がった。ダ・ヴィンチ制作の舞台装置、ルイ十四世が舞った「太陽」役、チャイコフスキーの三大バレエ、シャネルやピカソが参加したバレエ・リュス、そして日本へー六百年の歴史を通観する。
おばけたちと一緒にけんこうしんだん!?おばけの体重はやっぱり0!?