年を重ねた今だからこそ、わかる本がある。博覧強記の齋藤教授が、文学や哲学からマンガまで古今東西の作品をもとに、人生100年時代を充実させるヒントを伝授。谷崎潤一郎の「変態」な記録、闘う美しい高齢者を描く『老人と海』、江戸時代の「健康本」、「三大幸福論」の魅力など。挫折した本に再挑戦するコツ等の「ライフハック読書術」も充実。老後の生活を支えるのは「知性」だ。齋藤式メソッドを身につけて、「老賢者」になろう!
2022年11月のサービス提供開始以来、一大ムーブメントとなったChatGPT。その言語処理能力の高さが話題となったように、生成AIの技術革新は速く大きく、私たちの仕事や生活に与える影響が議論されている。ネット広告の効果が低減し、インターネットは衰退していくのか。また、GAFAMのような巨大プラットフォーマー企業はどんな戦略をとるのか。インターネットや社会、ビジネスが今後直面する変化について、コンピューターサイエンスのスペシャリストが解説する。
世界の経済政策が大きく転換しつつある。これまで政府支出などの財政政策は抑制的に、金融政策はそれとは独立して行うことを常識としてきたが、昨今、その実効性が疑問視されるようになったのだ。巨額の政府債務と長期の低金利政策で財政破綻さえ囁かれる日本。この苦境をどのように打開すべきなのか。財政・金融政策の現代的な意義と機能を考察し、日本再生に必要な両政策の統合運用と高圧経済への移行を提言する。
一五七五年、織田信長・徳川家康の連合軍と、武田勝頼率いる軍勢が激突した長篠合戦。足軽鉄砲隊の一斉射撃という信長の新戦法により、武田の誇る騎馬隊が潰滅した、画期的な戦いとして知られる。小説や映像で繰り返し描かれるこの鮮烈なイメージは、どのように形作られてきたのか。伝来する合戦図屏風ほか、様々な関連史料を検証し、虚飾に彩られた決戦の実像に迫る。最新研究をふまえて提示する、長篠合戦論の総決算。
1945年第二次世界大戦が終わると大国の協調は崩壊し、アメリカ中心の西側陣営とソ連中心の東側陣営による冷戦が始まった。ヨーロッパではドイツが東西に分断され、東アジアでは中国の国共内戦、朝鮮戦争という「熱戦」が勃発。さらに脱植民地化の潮流に米ソが介入し、冷戦は第三世界にも拡大した。上巻では、1962年のキューバ・ミサイル危機で核戦争寸前に至るまでを描く。世界的な視野から冷戦を俯瞰する通史。
キューバ・ミサイル危機後、泥沼化するベトナム戦争が世界に衝撃を与えた。1960年代末から米中ソはデタント(緊張緩和)へ向かうものの、70年代末には再び対立が深まり「新冷戦」と呼ばれた。だが、その背後では西側経済の優位と東アジア経済の躍進により、第三世界の国々が社会主義を放棄しつつあった。そしてソ連にゴルバチョフが登場し、冷戦は終焉を迎えるがー。戦争と対立が続く現代に、冷戦は何を遺したのか。
化石採集の達人が北海道から九州まで野山を駆けまわって集めた、研究に役立つ代表的な化石を厳選し、時代・産地別に解説。さらに、化石採集の心構えから方法と道具、クリーニングの極意、保存方法までの基礎をすべて詰め込んだ充実の入門書が誕生!
おぞましい性加害を引き金に、ジャニーズ帝国の崩壊が進んでいます。性加害の実態、タレントの動向などに注目が集まる一方で、ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の力の源泉であるビジネスやカネについてはベールに包まれてきました。日本のエンターテインメント史に類を見ない巨大帝国はどう形作られているのかを徹底解剖します。 まずは、ジャニーズ事務所のコンサートとファンクラブ会費という二本柱を持つビジネスモデルと、それが生み出す巨額マネーに着目。年間で500億円にも上るコンサート収入の詳細をグループ別にひもときます。 また、13もの子会社が形成する巨大組織の全容のほか、ジャニーズが保有する不動産の資産価値や賃料収入も独自試算しています。ジャニーズタレント114人が登場する大相関図も掲載しています。 ジャニーズと企業の関係にも焦点を当てました。タレントの宣伝への起用を巡る企業の対応状況に加え、上場企業62社を対象にタレントを起用した「商品・サービス」のキャンペーン本数をランキングにしました。元ネスレ日本社長の高岡浩三氏も直撃。企業のジャニーズ依存の問題点について聞きました。 ジャニーズとメディアに関しては、出版社の「カレンダー利権」の実態を明らかにします。マガジンハウスや講談社、小学館といった大手出版社のジャニーズタレントを起用したカレンダーの推計売上高を公開。また、テレビ番組へのタレントの出演状況を徹底調査し、テレビ局別のジャニーズ依存度を明らかにします。 ポストジャニーズのエンタメ業界の勢力図についても占いました。主要芸能事務所の勢力図マップを公開し、ポストジャニーズの最右翼を紹介します。また、ジャニーズと20年間戦ってきた「週刊文春」の前編集長のインタビューも収録。取材秘話や今後の芸能界について語ってもらいました。【特集】ジャニーズ帝国 最強ビジネスの真実「Part 1」巨大帝国のビジネスモデルとカネジャニーズビジネスモデルは2本柱 興行収入は500億円!元Jr.が育成システムを解説 上位30人のみがステージへジャニーズがつくり上げた巨大組織の全容 ライブ事業は子会社が担う隠れ資産「ジャニーズ不動産」の全貌 都心13物件で530億円!ジャニーズ所属タレントの行方は ”退所ドミノ”が加速「Part 2」ジャニーズの”果実”に群がる企業SCOOP! 代理店顧客のジャニーズ対応リスト 伊藤ハムの宣伝は白紙に!ジャニーズタレント起用「商品・サービス数」 1位は5本のコーセー(Interview)高岡浩三●ケイアンドカンパニー社長ジャニーズ起用34社に緊急アンケート 11社が人権方針で更新せず「Part 3」メディアが落ちた「利権」の呪縛ジャニーズタレント出演数ランキング 1位の日本テレビは26本テレビ・レコード出身者がジャニーズへ 元フジ社員は7社の取締役大手出版社「カレンダー利権」の実態 マガジンハウスは約10億円「Part 4」ジャニーズ消滅でエンタメ界に激変ジャニーズと芸能事務所の栄枯盛衰 ポストジャニーズの最右翼波瀾万丈のジャニーズ60年史 郷ひろみからSMAPまで(Interview)加藤晃彦●前「週刊文春」編集長ジャニオタ座談会 性加害問題から推し活の実態まで 「ジャニオタはもう平常運転!」【特集2】最後の決戦 銀行リテール【News】(Close Up)日銀YCC再柔軟化は「苦肉の策」も 金利ある世界への一歩に(Close Up)アジア開発がIRジャパン提訴 買収提案先の内部情報流用か「ウォール・ストリート・ジャーナル発」米企業決算、好調に推移も投資家は振り向かず香港から撤退加速、中国の影を嫌う外国企業「政策マーケットラボ」日銀YCC再柔軟化と賃上げ機運も「来春闘後」政策変更は無理がある木内登英●野村総合研究所エグゼクティブ・エコノミスト家計リスク資産は20年後31%? 欧州並み「貯蓄から投資」への鍵酒井才介●みずほリサーチ&テクノロジーズ調査部経済調査チーム主席エコノミスト「Data」(数字は語る)76.4% 米国における女性(25〜54歳)の労働参加率(2022年)●長井滋人【ダイヤモンド・オンライン発】意味が分かると青ざめる…「中国」の公園で運動する高齢者が多い理由、他
・コロナ禍のなかにあっても肺癌治療の進歩は着実に続いている。免疫チェックポイント阻害薬治療が悪性黒色腫に続いて2015年12月に非小細胞肺癌に適応となり、その後、多くの臓器癌に適応が広がっていった。
・2004年に、ドライバー遺伝子変異EGFRが肺癌において発見されて以来、分子標的薬治療が他臓器癌に先がけて肺癌において開発され、個別化治療のトップランナーとして肺癌分子標的薬治療の進歩が続いている。
・肺癌において免疫療法と分子標的薬治療の適応患者が異なり、両治療の棲み分けがおおまかにできている。肺癌では免疫療法の適応が広く、効果的であり、免疫療法の分野でも癌診療をリードしていくことを期待している。
■肺癌に対する薬物治療の最前線
・はじめに
・ドライバー遺伝子変異に応じた分子標的療法と耐性機構
〔key word〕上皮成長因子受容体(EGFR)、ALK、耐性変異、側副経路
・癌微小環境と免疫療法耐性化
〔key word〕遺伝子変異、抑制性免疫細胞、ストローマ細胞、肝転移
・免疫療法耐性とVEGF阻害による克服
〔key word〕血管内皮増殖因子(VEGF)、VEGF receptor(VEGFR)、PD-1(programmed cell death 1)、PD-L1(programmed cell death 1- ligand 1)
・小細胞肺癌の分子サブタイプ
〔key word〕小細胞肺癌(SCLC)、神経内分泌腫瘍、分子サブタイプ、腫瘍免疫微小環境
・パラダイムシフトを迎えた肺癌の周術期治療ーー最新のエビデンス
〔key word〕非小細胞肺癌(NSCLC)、分子標的薬(TKI)、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)、術後補助療法、術前補助療法
・切除不能3期非小細胞肺癌の治療
〔key word〕非小細胞肺癌(NSCLC)、化学放射線療法、免疫チェックポイント阻害薬
・4期非小細胞肺癌におけるドライバー遺伝子変異陰性例での治療戦略
〔key word〕4期非小細胞肺癌、ドライバー遺伝子変異陰性、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)、PD-L1(programmed death-ligand 1)
・ドライバー遺伝子変異陽性非小細胞肺癌に対する分子標的治療の現状と展望
〔key word〕非小細胞肺癌、肺腺癌、ドライバー遺伝子
・進展型・再発肺小細胞癌の治療展望と免疫療法の進化
〔key word〕肺小細胞癌(SCLC)、進展型SCLC、再発SCLC、化学療法、免疫チェックポイント阻害薬
・高齢進行非小細胞肺癌患者に対する薬物療法と高齢者機能評価
〔key word〕非小細胞肺癌(NSCLC)、高齢者機能評価(GA)、薬物療法
●TOPICS 再生医学
・剣山式バイオ3Dプリンターー安全な再生医療を目指して
●TOPICS 放射線医学
・2層検出器をもつスペクトラルCTが臨床にもたらすインパクト
●連載 医療システムの質・効率・公正ーー医療経済学の新たな展開(16)
・医師偏在と医師確保計画
〔key word〕医師需給、医師偏在、医師確保計画、医療計画、キャリア形成プログラム
●連載 遺伝カウンセリングーーその価値と今後(6)
・遺伝カウンセリングとわが国の医療制度
〔key word〕医療保険制度、医療費助成制度、自費診療、遺伝カウンセリング加算
●FORUM 世界の食生活(5)
・台湾原住民族の食と変化
●FORUM 数理で理解する発がん(5)
・ベイズ更新とベイズ統計
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
基礎固めの大定番!時事問題と一般常識がこの1冊でわかる!
今年も美容のプロに聞きました。
「あなたが今、信頼を寄せる優秀コスメは?」。
その回答には、いまの私たちにこそ必要な選りすぐりの逸品がずらり。
選者のコメントを参考に、あなたの未来を支えるコスメと運命の出合いを!
肌の力を底上げする
信頼コスメ159
坂井真紀さん、山本浩未さんと考える
私たちの肌に必要な美容力。
たるみもシミもシワも。
悩める肌を救う最先端美容液。
大人は「落とす」にこだわりたい。
クレンジング&洗顔料の力。
水分補給だけでは終わらない。
化粧水でハリ・ツヤ美肌へ。
乾燥もエイジングも跳ね返す、
乳液&クリームで肌を満たす。
早めの対処で、この美肌。
やっていてよかった、先手ケア。
韓国コスメ、白髪最新研究…
気になる美容ニュース。
寝ている間にキレイを更新、
睡眠美容をはじめよう。
状況によって変わります、
大人のベストな肌作り。
ぼやけた目元をイキイキと!
鍵は自然で豊かな眉とまつ毛。
第2特集
きれいになる温活。
芯から温めて健やか美人。
冬のお風呂の入り方。
調子がいいから続けています。
きれいな人のあったか暮らし。
シンプル薬膳で体を中から温める。
持ち歩くためのドリンクとスープ。
顔がしっとり、生き生きと!
自宅でできる、蒸しタオル美容。
『磁力と重力の発見』『一六世紀文化革命』に続き「なぜ、どのように西欧近代において科学が生まれたのか」を探る、近代科学誕生史“三部作”の堂々たる完結篇。“遠隔力”の問題とともに、著者が一七世紀科学革命への「戦略高地」の一つであったと見る天文学の近代科学化を、一六世紀文化革命はいかに準備したのか。プトレマイオス理論の復元にはじまり、コペルニクス地動説をへてケプラーの天体力学へいたる15〜16世紀の天文学史の展開は、観測にもとづく天文学を、自然哲学としての宇宙論より上に据えるという学問上の下剋上をなしとげ、まったく新しい自然研究のあり方を生みだした。多くの科学史家を虜にしてきたこの一大変革を、著者は前作から貫かれる独自の視座と周到な目配りで捉えなおす。話は、後世の天文研究の改革にとって最大級の足がかりになると同時に障壁にもなった、プトレマイオスの数学的天文学から始まる。アリストテレス宇宙論とプトレマイオス理論の屈折した関係、そしてこの理論が二千年紀にわたり通用したほどの精度をもつ理由が、スリリングに説き明かされる。レギオモンタヌスら人文主義者がその体系を復元し、数学や観測による天文学を自然哲学への有力なアプローチと位置づけることで、変革への最初の一歩を刻む第1巻。
わーすたの12枚目のシングルがリリース!!
前作とはまた違った、王道のアイドルナンバーや、配信限定シングルとしてリリースされていた、
「ミラクルマジカルヘルシーパワー」を含む3曲入りのシングル!!
映像には表題曲のMVと、パッケージ未収録となっていた「ミラクルマジカルヘルシーパワー」のMusic Videoも収録。
武家の末端に生まれながら、幕末の動乱で名を上げ、明治日本の新国家樹立に参画。自らの命を賭して警察機構を作り上げ、「大警視」まで上り詰めた男。その激動の生涯。警視庁創立150年。
人生に必要なことはすべて寓話にあった!どんな苦しい時にも役立つ寓話の「読み方」、教えます。
インドに根付く社会的な身分制=カースト。数千年の歴史のなかで形成され、結婚・食事・職業などを生まれから規制し、今なお影響を与え続ける。カースト問題には、「不浄」とされ蔑視が続く最底辺の不可触民=ダリトへの差別がある。政府は2億人に及ぶダリトを支援する施策を打つが、その慣習は消えず、移民した各国でも問題化している。本書はインドに重くのしかかるカーストについて、歴史から現状まで、事例を通し描く。