甲信地域(山梨県・長野県)といえば富士山やアルプスに代表される山の国である。この地を舞台として戦国時代の一五〇年間、武田氏、小笠原氏、村上氏、真田氏などの大名が覇を競った背景には何があり、いかなる歴史が展開したのか。本書では、大名たちの興亡や合戦の歴史だけでなく、山国に生きて歴史を支えた木こりや金山衆、猟師などにも目を向け、山の信仰、山の産物、物資流通など多面的に地域の戦国時代を明らかにする。
「ワクワク」や「ドキドキ」を体験でき、応用力が養える演習書!21問の設問について解答を作成し、解説を読むと、基礎知識が着実に定着し、運用する能力が身につく演習書。設問に対応した「解答例」、進んだ学習のための「関連問題」付き。法改正、新判例・文献に完全対応!
改正派遣法の「派遣期間制限」や改正労契法の「5年(無期転換)ルール」などを分かりやすく解説。チェックリストで自社の現状に問題がないかどうか、すぐに確認できる。実務に使える便利な書式を多数収録。有期契約労働者やパートタイム労働者、60歳超再雇用者を雇用している企業、そして、派遣労働者を受け入れている企業の実務担当者にとって、雇用契約の管理にまつわるトラブルを未然に防ぐために必携の書籍です。
中世末から民衆の世界に広まり、近世以降、社会に深く浸透した庚申信仰。信仰の様相と、それを育んだ社会の実態の痕跡を現代に伝えているのが、全国各地に数多く建立された庚申塔である。本書は、碑面に青面金剛、地蔵菩薩、三猿などが彫られ、さまざまな大きさ、形状のものがあるそれらの考古学的分析を行う。戦前戦後を通して、庚申塔は好事家たちによる調査・蒐集の対象となり、歴史学、民俗学などの見地からも研究が積み重ねられてきた。本書は、考古学を基盤にそれらを有機的に統合するとともに、新たな調査、分析を重ね、近世日本人の心性、信仰、紐帯から都市・農村の空間と交通の実態にまで迫る、新しい試みの成果である。
本書は、『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説国語編』の内容の中から、特に重要な事柄をトピックとして取り上げて説明します。その上で、学習指導要領から授業をつくるという提案をしています。
コロナ禍、多発する自然災害、インフラの老朽化、少子高齢化、人口減少…いま総務省が導入した民間企業の手法による公会計制度によって、持続可能な地方財政が構築されようとしている。最新の公会計データをもとに現状の地方財政の実態と課題を明らかにし、財政改革への道程を示す。