平等か共同か、参加か参画か。男女が共に生き生きと暮らせる社会をめざして一人ひとりの市民はどう行動するべきか?男女共同参画という社会のあり方、その取り組みの歴史から成熟への展望まで。
21世紀に入って吹き荒れた日本のジェンダー・バッシング。今、あらためて「男女共同参画」=ジェンダー平等の課題を見つめ直すために。
本書は、フェミニズムや女性学といった男女平等をめざす運動と研究の歴史を踏まえて、「ジェンダー」「ジェンダーフリー」「男女共同参画」「フェミニズム」を積極的に擁護する立場で書かれています。各質問に簡潔に答えていくQ&A形式を中心としています。
いったい誰のための男女共同参画社会なのか?セイフティーネットとして機能してきた主婦は本当に無用の長物か?子どもを不要とする社会的風潮はなぜ作り上げられたのか?少子化対策がなぜ子どもを増やすことでなく労働力確保に擦り替えられたのか?誤読から始まった「ジェンダー・フリー」が男女共同参画の名の下に君臨してしまっている今日、問題は山積している。本来、男女共同参画社会とは女性が安心して子どもを生み育てながら仕事を行える社会、男性も仕事だけでなく、家庭生活において家事・育児を行う社会ではなかったのか。少子化をさらに促進させ「女・女格差」を広げ、「一億総働きバチ社会」をつくる行政主導のフェミニズムに基づく「男女共同参画社会」の矛盾点をいま明らかにする。
育児休暇、ワーク・ライフ・バランス、DVなど、「男女共同参画社会」に関するあらゆる分野の最新統計を網羅したデータブック。各種の調査研究に最適の1冊です。
「男女共同参画社会」に関するあらゆる分野の最新資料を網羅したデータブック。各種の調査研究に最適の一冊。
育児休暇、ワーク・ライフ・バランス、DVなど、「男女共同参画社会」に関するあらゆる分野の最新統計を網羅。
自治体は、男女共同参画の最前線!条例の動向は?どこまで扱える?主流化とは?最新情報を網羅、政策評価まで踏みこんだ画期的な提言です。
本書は、男女共同参画社会基本法第12条の規定に基づき、平成11年度における男女共同参画社会の形成の状況及び政府が講じた男女共同参画社会の形成の促進に関する施策について報告するとともに、政府が平成12年において、男女共同参画社会の形成の状況を考慮して講じようとする施策を明らかにしたものである。なお、この二つの文書を合わせて男女共同参画白書とした。
「男女共同参画社会基本法」が、1999年6月23日施行された。この法律のねらいや歴史的経過、社会的背景を踏まえながら、法律の内容について解説していく。
ジェンダー問題に取り組む人々の必携マニュアル。ジェンダー問題への理解を深める書籍として、また資料集としても活用できるのは本書をおいてほかにない。