成功するにはどうすればいいのだろう。この疑問は長年にわたり激しい議論の的になってきた。人間はそもそも競争本能があるのだから、攻めの姿勢で自己の利益を追求するのが最善の方法だと主張する人もいれば、人間は協力し合うようにできているのだから、協調的な態度で他人と力を合わせるのがいちばんだと主張する人もいる。本書の著者は、この論争が的はずれであると断言し、それがなぜなのかを明かしていく。人間は競争か協調のどちらか一方ではなく、どちらも行うよう進化を遂げてきた。会社の同僚、友人、配偶者、兄弟姉妹といったあらゆる関係において、私たちは協調すべき仲間であると同時に、競争すべき敵でもある。協調と競争のあいだでちょうどいいバランスをとる方法を知ることでのみ、相手と長期的に良い関係を築き、しかも自分の望むものをより多く得ることができるのだ。協調と競争を正しいバランスで使い分けるとき、人は最高のパフォーマンスを発揮できる。どんなときに友人として協調し、どんなときに敵として競争するのか、そして具体的にどう行動すればうまくいくのか。本書は、社会や仕事で成功を手に入れるためのよきレッスンになるだろう。
研究者に占める女性の割合、まだ17%!日本、欧米諸国、中国における科学技術分野の女性参画拡大政策を、統計データや口述史、インタビューを通して分析。日本の現状と課題を描き出し、これからの科学技術・学術分野におけるジェンダー平等推進の諸施策を示す。
女性の言葉づかいは「どうも最近、乱れてきた」と一〇〇年以上も嘆かれ続けているー「女ことば」は、近世から現代の日本社会の、価値や規範、庶民の憧れや国家イデオロギーを担って生き延びている、もうひとつの日本語なのだ。各時代のさまざまな言説と、言語学やジェンダー研究の知見から、「女ことば」の魅力と不思議を読み解く。
海のジェンダー平等を実現することはなぜ大切なのか。SDGs目標5「ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る」。海は男の世界と言われていた。性差の偏りが著しいこの言葉は過去のものであり、それに替わるのが、海洋でのジェンダー平等である。本巻は執筆者を女性を軸に構成し、その実現を目指す。
2013年と2015年のジェンダー平等に関するOECD理事会勧告は、教育、雇用、起業、公職における男女平等を推進する方法について指針を提供している。本書はこれらの分野での最近の進捗状況について論じており、第1章では概観を、それに続く24の章では主な研究結果と政策提言をそれぞれ取り上げている。議論のテーマには、女性に対する暴力、男女平等対策のためのジェンダー予算、無償労働の不平等な分担、労働市場の成果、移住がある。幅広い指標を収録して、男女格差を明らかにした。男女賃金格差を縮小するための賃金の透明性に関する取り組みや、父親の育児休暇取得を目的とした政策改革など、最近の政策イニシアチブについても考察している。
本書はやさしい英語をたくさん読むことで、自然に速読ができるようになる本です。速読&多読の秘訣“3つのコツ”を使って“5つのステップ”で30レッスンを解いていきます。達成度が目に見えるTOEICテスト予想スコア表つき。
ノルウェーの文化や社会を読む全18課。練習問題で読む・聞く・書くの総合力を身につける。テーマ別の単語コーナーで語彙力アップ。充実の単語リスト付。
医学部・法学部などの難関学部の小論文対策に!マスコミ入社試験・公務員試験の教養・論作文対策に!法科大学院入試で問われる論理力の強化に!
仕事とプライベートをバランスよくこなしている管理職の事例を知り、実践するための力が身につきます。科学的なアプローチから男女の脳の違いを理解し、上司や部下とのコミュニケーションをスムーズに進めることができるようになります。管理職を自分のキャリアに活かし、次のステップにつなげるための方法を学べます。
この錯綜の時代にこそすぐ役立つ!究極の「生き方」教科書。本書には、抽象論は一つもない。すべて、現在および未来への具体的・実践的提言である。
社員満足度「東日本1位」売上「業界1位」女性が9割の会社で業績を伸ばす。「生活の木」社長の“志事論”
創刊100年の歴史の中から30本の論文・記事を厳選。
大学・大学院など高等教育機関における理系分野の女性学生の割合は、OECD諸国で日本が最下位。女子生徒の理科・数学の成績は世界でもトップクラスなのに、なぜ理系を選択しないのか。そこには本人の意思以外の、何かほかの要因が働いているのではないかー緻密なデータ分析から明らかになったのは、「男女平等意識」の低さや「女性は知的でないほうがいい」という社会風土が「見えない壁」となって、女性の理系選択を阻んでいるという現実だった。日本の男女格差の一側面を浮き彫りにして一石を投じる、注目の研究報告。
ソフト著作権・企業買収・特許ウォーズ・海外進出…。法律を押さえていない経営戦略ほど危ないものはない!乗っ取りを虎視眈々と狙う企業、工業所有権を楯にシェア拡大を図るライバル企業…。ますます熾烈になるビジネス戦線に勝ち抜くために不可欠な法テクを、今こそ、企業は武装せよ!