喜喜怒楽楽、ときどき哀。オンナの現実胸に秘め、懲りないアガワが今日も行くー!私はここまでひどくない、とあなたの心が軽くなる!?読めば吹き出す痛快無比の「ごめんあそばせ」エッセイ。
まだ早い春の日、思い出の山を登るひと組の男女。だが女は途中で足を挫き、つかの間別行動をとった男を突然の吹雪が襲う。そして、山小屋でひとり動けない女に忍び寄る黒い影ー山岳を舞台にした緊迫のサスペンス「冷たいホットライン」。孤島に置き去りにされた幼い姉弟の運命を描く「アイランド」。ある不良少女にかけられた強盗の冤罪をはらすため、幼なじみの少年探偵が奔走する「さよならシンデレラ」。居酒屋で男が安楽椅子探偵に遭遇する「晴れたらいいな、あるいは九時だと遅すぎる(かもしれない)」…『アルバトロスは羽ばたかない』で一躍注目を浴びた鮎川哲也賞受賞作家の本領発揮。一編一編に凝らされた職人的技巧に感嘆すること間違いなしの、バラエティに富んだ九編を収める。
科学と音楽に関心をよせる高校生たちに語る、聴覚研究の最前線。私たちが何気なく接している「空耳」こそが、世界を認識するための脳の巧みな戦略だった!?ふだんの音風景がちがって聞こえる、刺激と興奮の白熱講義録。
コメ解禁、海部元首相の自民離党、社会党首班内閣成立…この小説が予見した現実の到来に永田町・霞が関は戦慄した。黒河小太郎とは何者か。
政治の大転換を予見して衝撃を与えた謎の作家が、今、遂にヴェールを脱いだ。-非自民連立政権誕生の裏で、宮沢喜一と羽田孜はどんなやり取りをしたか。コメ市場部分開放に到る過程で小沢一郎やコメ・マフィアがいかに暗躍したか。政変の陰で繰り広げられた会話の細部までが、黒河小太郎によって白日の下に晒された。しかし、これは全て想像力によって紡ぎだされた小説なのだ。
言葉遊びとマンガで覚える常用単語&フレーズ200。
同じに聞こえる英文を聞き比べることでリスニング力アップ!すべての英文がCDで聞ける。イメ〜字を見ながら、視覚と聴覚のダブル効果。
好評だった劇場版に続き2002年春よりTVアニメ化される人気コミックス『あずまんが大王』のオープニング・テーマ。原作ファンのみならずさらに幅広くファンを増やす勢い。
オンナの現実胸に秘め、懲りないアガワが今日も行く。読めば吹きだす痛快無比の「ごめんあそばせ」エッセイ。
生と詩の懸け崖。
決定版。活字で聴く遊佐未森。撮り下ろしカラー・グラビア、オリジナル・ロング・インタヴュー、小説『空耳の丘シリーズ』一挙掲載。幼少からデビューまでの未公開写真、遊佐未森自身による全アルバム解説。ヒストリー・データ・ファイル、遊佐ワールド大百科事典(人名・用語完全網羅)。未森館(宝物特別公開・衣装・グッズetc)。名語録集などを満載。
山には、侵しがたい領域がある。計り地れない巨大な生命の存在に恐怖し、平伏することがある。その生命は樹に宿り、大地に潜み、動物に姿を変え、風に隠れ、水に溶けて、愚かな人間の所業を秘かに凝視している。