一九七五年、西本聖のプロ野球人生は、長嶋巨人の誕生とともにスタートした。ドラフト外で入団したものの「誰にも負けたくない」という意地と、人一倍のトレーニングで一軍にのし上がった彼は、同期入団の定岡、一九七八年入団の江川などの好敵手にも恵まれ、巨人のエースを張る男になった。長嶋選手に憧れ、長嶋監督に殴られ、長嶋茂雄に男にしてもらった著者の、二〇年にも及ぶ現役生活のすべてがここにある。
1962年、世界中が核戦争の恐怖に脅えたキューバ危機。66年から中国に吹き荒れた文化大革命。70年、敗戦からの奇跡の再生を示した大阪万博…。教科書ではわからない現代史の真の姿を、豊富なエピソードで描く歴史絵巻。
誇り高い日本の古典を読む第一期全十巻のシリーズ。小学上級〜中学生向き。『古事記』は、天皇の世界の物語といえます。全体は上中下の三巻からできています。そのうち、上巻は全体をとりあげましたが、中巻、下巻は全体でなく、『古事記』の特徴のあらわれた部分をとりあげました。
本書は、現代の最も多様で大きな変化を体験している20世紀の英米演劇作品120編を厳選し、その魅力を味わえるように編集されたガイドブック。各作品を見開き2ページに収めて紹介し、あらすじ、読み方、作家の履歴、読書案内、またポイントとなる台詞やト書きを対訳形式で紹介したテキストの引用を含め、立体的に構成している。演劇、戯曲への関心をさらに拡げていくための良書。
政治社会心理学のカバーする領域は意外に広い。永田町だけが政治なのではないのです。そもそも、私たちが社会的動物であり、社会のなかでお互いに協力し、利害を調整し、時には争いを起こしながらも豊かな社会を作っていくのなら、そこに「政治的」なものが不可避的に入り込みます。本書は、このようなもっとも広い意味での政治を社会心理学の観点から、10名の研究者に分担執筆していただいたものです。最先端の研究に触れながら、私たちの日常と政治とのかかわり方にヒントを得ることができれば、幸いです。
視聴者からの反響や苦情、放送中の失敗談、デジタル時代の気象予報の問題点までー。「天気予報」の裏側をすべて大公開します。
惨苦のはての澄明、しぶとく苦いユーモア。戦争の記憶が風化するにまかされる今日、この稀有の作家の営みは永久保存にあたいする。
ピアノのリズムに合わせて一緒に血行が良くなる体操をしましょう。
歩こう、見よう!近江路の散歩コースと散歩事典。天智・大友の都、幕末の大老、湖北の観音、近江商人の道、日本陽明学の祖、信楽の狸…琵琶湖を道づれに。