全20曲、約2時間、中身の重々しさといい、体力と精神力面で、ぼくにはかなりきついが、エディ・マルティスを初めとする海外の腕達者が生み出す緊張溢れる演奏と、膨大な言葉の数とを戦わせるあたりと、半端のなさに試みとして興味深いものがある。
日本のサーカス団というテーマから、古き良き昭和の時代をファンタスティックに描き出した物語。監督は『夢みるように眠りたい』の林海象。出演は三上博史、佳村萌。
NHK-BSにて放映のTVアニメ『学園アリス』のオリジナル・サウンドトラック。オープニング&エンディング・テーマである2曲「ピカピカの太陽」「幸せの虹」に加え、毛利玲生役の鈴村健一が歌う挿入歌2曲も収録。
1989年5月に発表された1stアルバム。スカを中心に、ストリートでバンド活動していた彼らならではの勢いを感じさせるナンバーがそろう。「君はTVっ子」などユニークな視点を感じさせるものも。
アニメ作品の主題歌などで知られる、岡崎律子と日向めぐみによるユニット、メロキュア。『円盤皇女ワるきゅーレ』主題歌となったデビュー曲「愛しいかけら」ほかを収録した1stアルバム。
箱買い食玩の元祖「ビックリマンチョコ」。89〜92年にはTVアニメ化までされ、シリーズ3作が上映された。いまだ高い人気を誇るビックリマンの主題歌、挿入歌を集めたクロニクル・アルバム。
各地のクラブに“乱入”しながら、ジャズの源流を辿る米国の旅を終え、終点のNYで録音されたソロ・ピアノ集。奔放で力強い即興、時にロマンティックな面さえ見せる情感、優美な歌心が、旅の収穫を伝える。一音でスウィングさせてしまう達人の力量に脱帽。
実はこういうCDを待っていた! という人は多いんじゃないだろうか。個人的には(3)と、オーロラ3人娘の(14)をフル・コーラス聴くことができただけで大満足。とはいうものの、後者がかなり痛めのガレージ・サイケ曲だったとは……。なお、サンプリング用ネタの宝庫でもある。
ピアノの弾き語りによるカヴァー集((15)のみ書き下ろし)。文部省唱歌からアグネス・チャン、ジェームス・テイラーといった異色どころからTHE BOOM、大貫妙子、細野晴臣など慣れ親しんだ仲間の顔も見える。微笑みと優しさが滲んでくる名盤。
チケット瞬間完売が続出した2003年全国ツアーより、中野サンプラザでの10月19日最終公演を収録。御当地ソングを自作した「勝手に観光協会」や「ゆるキャラショー」など、爆笑の連続だ。
自ら曲を作り歌うアーティストたちが、彼女のために書き下ろした曲を集めたコンセプト・アルバム。久保田利伸や玉置浩二、宮沢和史にCharaといった錚々たる顔ぶれが揃い、これまでのMISIAの作品とはひと味違ったフレイヴァーがちりばめられている。