オーストラリアのポップ・グループの2枚組ベスト・アルバム。個人的なベスト1はやはりDISC-1(1)。昔、真夏のカラッと晴れた日に聴いてすごく気持ちがよかった記憶があるからだ。そんなベトっとしないさわやかさが彼らの最大の魅力だと思う。
都会的な匂いと大らかな感じが同居するシンガー・ソングライターの2ndアルバム。男っぽい声がまずいい。そしてアレンジのセンスがまた素晴らしく、サウンドを幅広いものにしている。ストレートなロック・テイストと細やかな音作りの配分が絶品。★
『GRAND LOVE』『ワインレッドの心』『ニセモノ』『スペード』という、4枚のアルバムから選ばれた楽曲に、NHK『みんなのうた』で流れた「愛だったんだよ」を加えたベスト・アルバム。自ら選んだ楽曲なので、そのメニューも興味深い。
これまでにも古内東子や宇多田ヒカル作品なども“ジャズ化”してきたケニー・ジェイムス・トリオによる最新アルバム。今回は安全地帯時代を中心とした玉置浩二作品を料理。気楽に聴けるジャズだ。
童話のような寓話のような物語性豊かな全11曲が、和製ブリティッシュ・トラッドと呼びたくなるふくよかなバンド・サウンドと楚々とした歌声で紡がれる好作品。CCRの「すべての人に歌を」を独自の日本語詞で歌い、新たな輝きを与えた佐藤良成の作家性に感嘆。★
96年放映の本編シリーズの外伝として、99年に放映されたスペシャル版第2弾。卒業から2年経ち、主人公の7人が大人へと成長していく姿を描いた感動作。
結成15周年を迎えるア・カペラ界の実力派グループが、初のオリジナル・アルバムをリリース。伸びやかなメイン・ヴォーカルと6人のヴォイスが繰り出すハーモニーが、重厚、流麗、爽快さを携えながら、恋のせつなさや喜び安らぎを伝える。
越前リョーマ、不二周介、跡部景吾、手塚国光と続いたアルバム・シリーズの第5弾は、忍足侑士が登場。シングル「バレンタイン・キッス」をリリースしたばかりの彼のさらなる魅力が楽しめる。
マーカス・フィスター原作のベストセラー絵本がアニメ化。にじいろに輝くうろこを持った、世界で一番美しいさかなは、ひとりぼっちで寂しいさかなだった。本当に大切なものが見つかるまでの心温まるストーリー。
最新ベスト・シリーズ《GOLDEN☆BEST》の南佳孝編。その都会感覚あふれるセンスでシティ・ポップ・シーンをリードしてきた南佳孝のヒット・シングルをすべて網羅したベスト・コレクション。
98年フランスW杯時に日本代表応援歌だった「翼をください」が、アフガンの子供にサッカー・ボールを贈るチャリティ・ソングとしてリリース。元祖の山本潤子を筆頭に、小田和正、長渕剛、高見沢俊彦らが参加。韓国語と英語の計3ヴァージョンを収録。★
柴田淳のサード・アルバムはシングル曲(3)(5)を含む全11曲。もっと声を張りたいところの少し手前で、抑え気味に唄っているところが逆にドラマ性を高めて聴き手への浸透圧を強めている。粘っこさと乾いた味の微妙なバランスが、この人の最大の魅力ではないか。
暴動(宮藤官九郎)の不条理なリリックに、破壊(阿部サダヲ)の突き抜けたヴォーカルが生命力を吹き込むパンキッシュでポップな強烈ラブ・ソング。おいしく味付けされたコーラスも耳に残る。テレビ東京系アニメ『ケロロ軍曹』のオープニング・テーマ。
82年、1年間にわたって放映された名作アニメーション。BSフジで前後編・2回にわたって放映された編集版90分をDVDでリリース。
バラード・チューンばかり15曲を収録した企画盤で全曲リマスタリング済み。シングル曲として大ヒットしたものだけではないため、入門盤としても最適だ。バラードとはいえ、パワフルなサウンドの楽曲が多いのは彼ららしいところ。
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