ケニー・Gがスタンダードを演奏すると、なるほどこういう形になるのかと納得してしまう1枚。ストレートに演奏することによって原曲の良さを倍増させている。サッチモとの共演「この素晴らしき世界」が聴きどころ。
2006年春公開のヒューマン映画のサントラ盤。スコアを手がけるのは『白い巨塔』でも知られる加古隆で、ソプラノ歌手・森麻季をフィーチャーしたメイン・テーマほか、彼の魅力である美しい旋律が満載。
テレビ東京系アニメ『格闘美神 武龍』のオープニング・テーマでもあるシングル第14弾。パンキッシュな(1)、クールなロック・ナンバーの(2)、ポップな(3)と、バンドとしての一体感を感じさせるキャッチーなメロディが印象的な曲が並んでいる。
(1)は“いいちこ”の新CMソング。(2)はテレビ・ドラマ『八丁堀の七人』の主題歌。この2曲をフィーチャーしたミニ・アルバム。(4)はブレッド、(5)はPPMと団塊世代直撃のカヴァーも。丁寧に作られたオトナのポップスです。兄、孝は、もう還暦過ぎとはビックリ。
デビュー10周年アニバーサリー・ベスト・アルバム、と表わすより「歌に見る、いい歳のとり方をしたひとりの女性の足跡」といった印象。発表したアルバムも10枚に渡るため聴き手の思い入れによっては不満感もある選曲かもしれないが、代表曲は網羅している。
83年作。陽水第2の黄金期直前の作品で、BANANAこと川島裕二によるシンセサイザーを前面に出したサウンド。安全地帯のメンバーも参加している。デジタル・リマスター盤。
伍芳(ウーファン)は上海生まれの中国人。美人。ここでは音域/音量などを改良した、21弦の中国古箏を弾いている。古曲から現代の曲までを取り上げている。ともかく日本の琴(箏)とは奏法などがだいぶ違って、華やかでダイナミックな響きがおもしろい。
“スポーツ根性もの”TVアニメ/ドラマの主題歌・挿入歌を一挙収録。『巨人の星』や『サインはV』のテーマ・ソングなど、かつて汗と涙でお茶の間を酔わせた名曲の数々が高音質で甦っている。
21世紀を目前にして“時代の音楽”が見直されているようで、うれしいですね。98年の静岡フォークジャンボリーで再結成したりなんかしてたみたいですが、トワ・エ・モア30周年……この二人の独特の声と美しいハーモニーは、まさにひとつの時代のメモリアル。
初期クラウン、ビクター時代を含み解散前のソロ作まで収録のシングルAB面コレクション。とりわけ田辺昭知の「俺もお前も人間だもの」が素晴らしすぎ。どうせなら「フリフリ」の英語ヴァージョンも入れてほしかったがスパイダースってブリティッシュ。