ギターのTAB譜と工工四(クンクンシー)をチャンプルして、より簡単に三線が弾けるよう工夫された新しいスコア。
20代の発想と行動で、ビジネスマンとしての一生が決まる。成功している人は「やるべきとき」に「やるべきこと」を「徹底して」やってきた。いま、あなたがするべきことは、自分の心を動かしてくれる人物に出会い、彼らから大いに学んで吸収することである。「若くて経験も人脈もない」と嘆く人でも大丈夫。「20代だから人生が変わる」「いましかできないことがある」本書を読み終わるころには、それが確信できる。
作家・井沢元彦が、「古寺歩きのツボ」をやさしく伝授!古寺を歩くことは、日本の歴史にふれ、日本を知ること。仏教をはじめ、古寺の三つのポイントー仏像、建築、庭園の基礎知識から探訪のマナーまで、歴史に通じた著者ならではの解説で、楽しく深い古寺歩きの知識が得られます。
その名は知らぬとも、日立CMソング「この木なんの木」を歌ってる人といえばピンとくるはず。70年代に活躍したアニソン歌手のひとりで、ソウルフルな歌唱は孤高のヒーロー的キャラを歌うにふさわしく、代表作「力石徹のテーマ」のブラックなノリには今さらながら驚き。
デビュー20周年記念ベスト・アルバム。既発の全シングルのA面をすべて収録しており、バンド・サウンドの軌跡を辿れる。イメージにとらわれずに聴くと、彼らの深い音楽性がわかる1枚だ。
作曲されたのは77〜79年にかけて。“子供のため”とうたっているが、変拍子、不規則な拍子の交代、7小節のフレーズなど、勉強不足のピアノの先生には扱えないかも。素晴らしいのは、にもかかわらず音楽は詩的で、自在で、いたずら心に富み、自然なこと。いい先生がこの曲集で教えたら子供は幸せ。
「不運」と「幸運」は、まさに表裏一体の関係にある。「幸運」だけでは人生は勝てない。
一〇〇億を“ゴミ”と感じる男たちが働く場、それが秒単位で、億の株の売買を成立させるトレーディングの世界だ。東京証券取引所の取引高は今、史上最高水準にヒートアップしている。その市場でうごめく勝負師だけが知る、見えない未来を予測するノウハウとは?生き残る会社の匂いとは?緊迫する情報戦に打ち勝つ方法とは?わかりにくい投資業界の構造と、日本の個人資産一五〇〇兆円を狙う、ハゲタカたちの驚愕の実態を暴く。
間に合ってよかった…。女優の志摩子と作家の正臣。48歳と43歳の女と男が出会い、恋に落ちる。それぞれに家庭があり、名声がある。この恋が、どれほど周りの人を傷つけるのか、世間の非難を浴びるのか。わかっていながらも、無防備な子供のように愛し合うふたり。遊びの恋ならどんなに楽だろう。もうもどれない、もう一人では生きていけない。切なさが胸をうつ第19回柴田錬三郎賞受賞作品。
怪人二十面相の正体は誰か。原作者の江戸川乱歩さえ触れることのなかった永遠の謎を劇作家でもある著者が大胆な想像力と緻密な構成で描く。父が自殺し母も行方不明となった平吉は、孤児院に行くことを拒否して、自らの意志でサーカス団に入門する。そこで平吉の面倒をみることになったのは、あらゆる芸を即座に自分のものにしてしまうサーカスの天才・武井丈吉だった。芸の師匠でもある丈吉を父のように慕う平吉だったが、突然、丈吉はサーカス団から姿を消してしまう。「世間をあっといわせる泥棒になる」という言葉を平吉に残して。話題の映画「K-20」原作。
「日本語は英語に比べて未熟で非論理的な劣等言語である」-こんな自虐的な意見に耳を傾けてはいけない。われらが母語、日本語は世界に誇る大言語なのだ。「日本語はテレビ型言語」「人称の本質とは何か」「天狗の鼻を“長い”ではなく“高い”と表現する理由」等々、言語社会学の巨匠が半世紀にわたる研究の成果を惜しげもなく披露。読むほどに、その知られざる奥深さ、面白さが伝わってくる究極の日本語講座。
長年の受験指導で培われた人の能力を目覚めさせる指導法。
日本人にとっての「幸福」とは?経済政策への誤解を正す、日本経済への究極の処方箋。気鋭のエコノミストによる経済の教科書の決定版。この一冊で、経済政策の基礎を網羅。
今、そこは間違いなく、世界の中心だった。御崎市全域を覆う巨大な封絶。中天に輪を描く、創造神の黒い蛇身。その背に降り立った、緋色の凱甲と黒い竜尾で装う少年ー創造神“祭礼の蛇”の代行体・坂井悠二。彼は、正面で向き合う少女に笑いかけた。紅蓮の瞳と髪を靡かせる、天罰神の契約者たるフレイムヘイズに。「悠二」「シャナ」二人は、それだけを言い、それだけを返す。フレイムヘイズ兵団は敗れ、“紅世の徒”が勝利し、彼らの楽園『無何有鏡』の創造が始まろうとする中、相容れない二人は、互いのかける、次の言葉を待っていた。少女の手には、身の丈ほどもある大太刀が握られ、少年の手には、片手持ちで幅広の大剣が握られる。図らず、計らず、声が重なる。「「-決着をー」」。
なぜ日本人は、こんなにもバカになってしまったのか?一億総バカ時代を生き抜く処方箋。
ソフトバンクを3兆円企業に育て上げた稀代の起業家・孫正義。その成功の原動力となったのが、自らの人生・経営哲学を「25文字」の漢字に集約した「孫の二乗の法則」である。これを片時も忘れないことで、孫は幾多の苦難を乗り越えてきた。では、私たちが自分の仕事や人生に活用するにはどうすればいいか。その秘訣を本書では伝授する。「孫の二乗の法則」を本格的に解説した唯一の書、待望の文庫化。