地球の不思議と、人の暮らし。現代の環境問題まですべてがつながるサイエンス&カルチャーブック。
歌にご当地ソングがあるように、芝居にだってこ当地ドラマはある。さしずめ「市ケ尾の坂」はその最高傑作。伝説の虹の三兄弟、それに絡む美貌の若妻。エロスとナゾがクロス。ついにはミステリアスな「家族合わせ」の像が浮かび上がる岩松了の代表作。ついに刊行。
1937年、ヨーロッパの小公国、ケルンテンは内戦に巻き込まれていた。14歳の少女、カトカトリンは、占領軍に拘留されたお爺さんを脱走させる賄賂を稼ぐため、がめつくせこくたくましく暮らしていた。そんな彼女を見舞うさらなる不幸、気がつくと、とある廃城に隠された秘密を唯一知る者として占領軍に追われる立場になってしまっていたのだ。少女に迫る兵士、装甲車、そして全高6メートルの鉄の巨人、装甲戦闘猟兵。「なんで、あたしがこんな目に」そんな彼女を救ったのは、純白のスーツを気障に着こなした青年、ガブリエル=コルバだった。「農薬工場の馬鹿旦那」として街で知らぬ者のいない彼には、意外な裏の顔があったのである…ネットゲーム「鋼鉄の虹」の舞台に展開される欧州戦史秘話第二弾。
私は今から六十有余年前、浪曲家として芸の世界に入り、その後、歌手になりました。その道のりを振り返ってみれば、人間を語る、ということが私の仕事であったような気がします。今の世に何が必要か、この国に何が大切かを想いつづけ、一人の「語り部」として歌や芝居に取り組んできたつもりです。この本もまた、そうした気持ちから生まれたものです。
陽帝国により統一された人類は、30世紀過ぎ、物理法則を越えた遷光機関によって深宇宙へと進出する。その矢先、アルデバランの植民コロニーで発生した生物災害を鎮圧すべく、特殊部隊クラフティ四番艦が派遣される。超空間を導く航宙士スウェーデンボルグと女性科学者イシスヴェールは、二億人が恐怖死した中、一人眠りつづける少女ウーシアと遭遇するのだが…。気鋭が描くコズミックホラーSF。
乳幼児から高齢期まで、自分のライフステージにふさわしい豊かな心と生き方を学ぶ。
本と地域の子供たちの架け橋になってきた著者が、「子供の本」の世界を案内します。もう一度読みたい本、これから読みたくなる本…さまざまな楽しい本と出会える一冊が出来上がりました。ページを開けば、そこには、いつも新しく、どこか懐かしい世界が待っています。
芸術家・美術教師から贈ることば。