既成の価値観を否定し、神仏をも恐れない男織田信長。彼の出現は、応仁の乱以来百年以上も続いた我が国最大の動乱に一大転機をもたらした。抜きん出た合理精神は、明らかに日本を別な方向へ牽引しようとしていた…。が、天正十年(一五八二)、本能寺に信長が斃れるや、日本の命運は激変する。戦国の動乱から江戸の繁栄を、生き生きと描く大河歴史小説。
中国、インド、ASEAN等の国力は日本をしのぐ可能性がある。悲観的に捉えている暇はない。国際分散投資が未来へのカギだ!新興国市場の総合ガイドブック。
金沢城のヒキガエルがいなくなり、パナマの黄金カエルも死に絶えた。毎年、五万の種が消滅する地球は、オルドビス紀、ペルム紀、三畳紀などの五度の大絶滅を超える「第六の絶滅」へと静かな行進を続けている。五大陸は、人類の欲望と技術によって、二億五千年の時を越えて、また一つになり、「ニュー・パンゲア(超大陸)」となったのである。この超大陸は環境破壊だけでなく、「核の宅配便」までも可能にした。人類は、どうすれば絶滅への歩みを止められるのだろうか?
孤児として育ち、その能力を見出されCIA諜報員となったアリサ。任務のためなら手段を選ばない非情な一匹狼として名を馳せるが、ただひとり心を許した家族代わりの少女が、モロッコで発生した女学生集団誘拐事件に巻き込まれてしまう。アリサは少女たちを救出するため、誘拐の首謀者を長年追っているという大富豪コーガンに接触を図る。彼は何もかも見透かすような瞳でアリサを見据え、ある提案を持ちかけてきてー。
バリュエーションの第一人者トム・コープランドとの共同開発モデルを公開。理論と実務をつなぐ定量モデルを詳しく解説。
本書は、後藤伸の一九九八年から二〇〇二年までの五年間、採録されたものだけでも三三回に及んだ講演のなかから数編を選び編集したものである。
日露戦後から男子普通選挙を経て第二次大戦直後にいたるまでの地域政治構造を、政党政治と地域、社会運動と政治、都市と政治、1940年代の政治と社会などの視点から分析。
真の自己を確立するためには、何があっても諦めない強い自己、問題解決力が備わった自己、他者とのコミュニケーション力が長けている自己、他者を重んじる優しい自己が必要。本書は、自己の確立、コミュニケーション力、問題解決力、共生力の四つの視点から構成されている。
85年、横浜スタジアムでのライヴが2枚組デジタル・マスタリングで登場。ライヴ・バンドとしてはあまり語られることのなかった安全地帯だが、この唯一無二のアンサンブルはライヴでもやはり爆発。一人で泣いてる玉置浩二のヴォーカルの存在感はやはりすごい。
1979年度前期に、東京大学教育学部で「科学と教育」と題して講義した速記録を、読みやすいように字句に手を加えて活字化したもの。
ノベル系ゲームのマエストロ、麻野一哉によるゲーム作品のサントラ。音楽担当は、いとうけいすけ。ゲームというメディアの特性ゆえか、作品はどれも短く、ドラマティックな展開もない。しかし、その質は高く、ヨーロッパ映画のサントラを聴くような趣がある。