本書は、書道史上もっとも美しいとされる平安時代のかな「上代様」を手本に、かなを知り、かなの美しさを知って、日本の文字を書く楽しさ、よろこびを味わっていただきたいと願って執筆いたしました。かなの基本を終えて作品を書き始めるなど、さらに上の段階に進みたいと思われている方が、ひそかに実力をたくわえるための補習用として、俳句作品の手本と解説による作品づくりの入門書としての役割が果たされています。
巨大なダンジョンが世界各地に出現したー。北海道に住む引きこもりゲーマー高校生の雨川蛍は、突如出現した深い穴に落ちてしまう。その先に待っていたのは、なんと異世界と繋がるダンジョン!蛍は持ち前のゲーム知識を活かしてダンジョンを攻略…、のはずが、周回プレイでレベルアップまで始めてしまってー!?一方、地上では他のダンジョンから湧き出たモンスターが街を襲い始めていたー。離ればなれになった家族に会うために、蛍の冒険が始まる。
病気の祖母に頼まれ神楽坂の菓子店「アデル」を訪れた茅由が出会ったのは、店主を名乗る傍若無人で失礼な男・輝。がっかりする茅由に彼は、信じられない言葉を告げる。「魔女の最も大切な能力は、人の悩みを聞く力だ」なんと輝は、薬菓子と呼ばれるお菓子で人の心を癒やす“魔女”。でも壊滅的にお菓子作りが下手なせいで、店は潰れる寸前だという。祖母のため、仕方なく助手として「アデル」で働きはじめた茅由が目にしたのは…?優しいレシピが人の心をつなぐ、ほっこりハートフルストーリー。
交通事故をきっかけに異世界アースガルドに魂を飛ばされてしまった考助は、アースガルドを管理する女神アスラたちの助力を受け、最強六翼美女のコウヒとミツキをお供に異世界で新しい人生を始めることに。誰も制覇したことがなかったセントラル大陸中央の塔を攻略、管理者として塔を運営しつつ、なぜだか考助にベタ惚れな美女たちと楽しく日々を過ごしていた。ところが、知らぬ間に“条件”をクリアしていたらしく、現人神になってしまう。そんな考助の次なる目標は、セントラル大陸に残る6つの塔の全制覇だったがー。創意と工夫の異世界シムストーリー第4巻。第3回「なろうコン大賞」受賞作
四日前の夜のこと。姉のアビーと弟のジョナは、地下室にある鏡の中に吸いこまれ、『白雪姫』のお話の中に入ってしまいました。お話をグチャグチャにしたものの、なんとかハッピーエンドをむかえ、帰宅しますがー。鏡の謎にせまるべく、もう一度『白雪姫』をめざして鏡をノックする二人。ところが、鏡をくぐった先に待っていたのは、『白雪姫』の世界ではなく舞踏会。しかも、王子さまは、お嫁さんを募集中…ということは?小学中学年〜
死に戻りした皇女が仕掛ける王宮頭脳バトル!兄を慕い、悪事に手を染め続けたアリアドネ。しかし断罪の瞬間、信頼していた兄の裏切りを知る。後悔を胸に処刑されたアリアドネだが…目を覚ますとすべての始まりの日に戻っていた!1度目の人生そのものが黒歴史。そう気づいたアリアドネは、過去の償いと復讐を誓う。「かつての敵と幸せになります。でも私を利用した悪辣な人々は絶対に許さない!」
戦国の折、ある島に一人の少女が流れ着く。声と記憶を失った彼女は島の頭領・千早に「ひな」と名付けられ暫し島で暮らすことに。余所者を警戒する千早に対し、ひなは迷惑をかけまいと掃除や料理に励むも失敗ばかり。けれど、唯一得意だった縫物の才が島の人達に認められ、少しずつ自立していく。そんな直向きなひなの気心は次第に千早にも変化を与え、ひなも時折垣間見る彼の優しさに心惹かれていった。だが、彼女の出自には重大な秘密があって…?すべてを失った少女が、本当の居場所を見つける戦国恋物語。
傷だらけで記憶を失った状態で、神獣の住む里で目覚めた雪直。戦神の白虎・銀とその僕の狛虎のコマが住む家に世話になり、そのぶっきらぼうだけど温かい心遣いに身も心も癒やされていく。いつしか銀に惹かれていた雪直だが、気になるのは、何度も繰り返す不吉な夢。その中で自分は、非情な剣士として数多の人を斬りつけているのだ。記憶が戻った自分が愛しい銀たちを傷つけるのを恐れて、雪直は里を去ろうとするのだが…?純度200%もふもふ純愛ファンタジー!
ビジネス日本語における副詞について、ビジネス文書・企業広報誌・ビジネス関連の法律の条文などの文章語資料、および職場の談話コーパス・テレビドラマ・国会会議録などの会話資料における使用実態を解明する。それとともに、日中のビジネス文書・中国人学習者による依頼メールを資料とした対照研究を検討する。
王宮を覆い尽くす燃え盛るような剄の煌めき。天を突き焦がす剄が侵入者を威嚇する。この日のために槍殻都市があった。この日のために、全ての武芸者、全ての天剣授受者が存在した。「退け。絶対に通さない」。ハイア、クラリーベルを加えた12の天剣たちの絶技が戦場を蹂躙する。しかし、グレンダンに降り立った災厄の前に、一人、また一人と倒れていく天剣たち。絶体絶命の、その時ー。「戦う理由が、僕にはあります」全てを賭けた戦いの行方が、“強すぎた少年”の手に託される。
女神たちの力を借りて、異世界アースガルドで新しい人生をスタートさせた考助は、気が付けば現人神に。セントラル大陸にあるすべての塔を制覇し、自分たちの国ラゼクアマミヤも建国したうえ、相変わらず考助にベタ惚れ続行中な女性陣との関係も順風満帆。フローリアやシルヴィアとの間に子供も生まれ、絵に描いたような幸せな日々…のはずが、やはりトラブルが勝手に舞い込んできて!?現人神の新米パパぶりも垣間見られる、異世界シムストーリー第9巻。