太陽電池はその名のとおり、太陽の光がもつエネルギーを電気エネルギーに変換する装置です。エネルギー源が太陽なのでほかに燃料はいらず、廃棄物もでません。まさに環境にやさしい供給源なのですが、まだまだ価格が高く、導入を迷っている方も多いことでしょう。本書では、発電のしくみから導入価格がどこまで下がるかまで、幅広く紹介していきます。
エネルギー新時代の夜明けー再生可能エネルギーの期待の星。太陽電池技術の基礎からその開発の歴史、セル・モジュールの製造・評価技術、太陽光発電システム技術まで、すべてを網羅。
本書は“高度な内容をやさしく説明する”をモットーに書かれた、大学および高等専門学校の2単位の講義用教科書。かつ、電気化学関連分野の入門のための参考書でもある。
電気自動車は環境への負荷が従来の自動車より小さいだけでなく、エンジンや変速機がないシンプルでコンパクトな構成にでき、自在な車両運動が可能なことから、自動車産業に大きなインパクトを与えます。そんな電気自動車の基礎知識を一冊に網羅しました。
冷蔵庫などの大型家電、貴重な金属がふくまれ都市鉱山=小型家電や二次電池、自動車などのリサイクルとくふうをさぐる。小学校中学年から。
できるだけやさしく、化学式が苦手でも理解しやすいマンガ仕立てとして企画、やや専門的な内容はフォローアップ欄を設けて解説する。
本書はエネルギー問題に焦点を合わせ、生活水準を変えずに化石燃料の消費量を減らす方法として、化学的発電方法である燃料電池、特に高温作動の固体酸化物燃料電池(Solid Oxide Fuel Cells,SOFC)を主題として取り上げる。
わたしたちにとって身近な電池は携帯電話や、ノートパソコン、そして最近では普及が進むハイブリッド自動車で使われているバッテリーではないでしょうか。特にスマートフォンの電池の「持ち」の悪さが話題になっています。ここでは「電池」と名のつくもののほとんどを取り上げ、その不思議な仕組みを解説します。本書を読めば、エネルギー政策の行方にも大きな影響を及ぼす、「電池の進む道」が見えてきます。
最新の太陽電池技術を基礎から学ぶ。
「命はとても大切だ、人間が生きるための電池みたいだ(略)。だから私は命が疲れたと言うまでせいいっぱい生きよう」。「命」の詩をかいて4か月後に11歳でなくなったゆきなちゃん、白血病をのりこえて医師をめざす、もりたくん…。つらい病気とたたかいながら、笑顔で生きるこどもたちと家族のほんとうの物語。小学中級から。
次世代の電池として注目される燃料電池や太陽電池から身の回りの携帯電話、パソコン、ヘッドフォンステレオなど、電池は現代の私達の暮らしや社会にとって、欠かせない存在となっています。本書は、そうした電池をテーマにして、身近な素材を使っての手作り電池や電池を使っての工作・実験など、子ども達の興味をそそるようなものを取り上げました。また、工作・実験のおもしろさ、楽しさだけでなく、電池の種類や仕組み、電気の発生など調べ学習にも役立つように構成しました。