薄膜太陽電池に関して基礎からシステム応用まで幅広く紹介した教科書。特に太陽電池の動作理論を各所に盛り込むと共に、膜形成の基礎過程を基礎からひも解いている。おもにアモルファスシリコン、多結晶シリコン薄膜、Cu(InGa)Se2、CdTeなどの開発が進んでいる薄膜太陽電池を紹介する。
今や二次電池の時代といわれている。これは二次電池の応用範囲を見てみるとよく分かる。すなわち、携帯電話、PDA、ノートパソコンなどのポータブル機器から電気自動車、ハイブリッドカーなどの自動車用、さらには宇宙、非常、ライフライン用迄社会生活に必須の物から将来形迄を縦横にカバーしている。本書ではこの二次電池の全貌を専門技術者を動員してていねいに解説している。
一次電池、およびリチウムイオン電池を中心に展開される二次電池、ポリマー電池など新しいタイプの二次電池の市場動向、メーカー戦略、それぞれを構成する材料の市場動向が調査、解説したもの。
ハイテク電池は幅の広い材料と生産技術を総合して製造される製品である。本書は、1997年に刊行された『新規二次電池材料の最新技術』の普及版である。
本書は燃料電池自動車出現の政治的背景、燃料電池開発をめぐる企業間競争、そして現在のエンジンが抱える問題点が平易に書かれている。
本書は、リチウムイオン二次電池など代表的な二次電池にターゲットを絞り、電池市場の動きとメーカー戦略・動向をとらえつつ、その構成材料の採用動向や市場などを網羅している。
私たちの生活と深くかかわるさまざまな種類の電池について、誕生から開発の歴史をたどり、意外と知られていないその原理と役割を親しみやすく紹介しながら、未来に期待される電池の活躍を展望するユニークな書。
いま脚光を浴びている電池の開発現場からのホットな話題をお届けします。パソコン、携帯電話などで需要が急伸しているリチウムイオン二次電池と、将来性の高い電気自動車用電池を取り上げて、アクティブに迫ります。
大阪ガスでは、約二十年前から、天然ガス燃料電池の優位性に着目し、東京ガスやアメリカのガス会社と共同で研究開発を推進してきましたが、本書は、この天然ガス燃料電池を利用した最適の都市エネルギーシステムについて解説したものであります。
本書は、万能電池のないままに、用途用途に対応する個性商品として浮沈を繰り返し、やっと今までの自然淘汰に堪えて生き延びてきた10指程度の電池を中心にして、技術開発史的立場で、それらの電池の素顔や、横顔を紹介しながら、将来像までも読み物として気楽によんで頂けるように書き下ろしたものである。