ポップというかエンタメ系の長山善洋のアレンジに乗り、大友の手慣れた指揮のもと、創立5年目の琉球交響楽団が、快調にして情感あふれる演奏を繰り広げている。しかもこれは彼らの初録音であり、独自性を示して幅広い層にアピールするには絶好の企画だ。
2006年末に急逝した女優の岸田今日子の語りと詩的なピアノの音色が魅力の舘野泉のコラボレーション・アルバム。「星の組曲」には谷川俊太郎の詩が。独特の雰囲気に満ちた岸田の語り口と舘野の鮮やかなピアノの絡み合いが絶妙な色彩を紡ぎ出す。
歌い継がれる不滅の名曲を集めた企画作品の第2弾で、ひとつの時代を築いた歌手にスポットを当てたアルバム。映画『春雷』の主題歌「古き花園」をはじめ、二葉あき子のブルース・テイストのヒット曲を収録。
『水の音楽〜妖精とセイレーンの物語』
カペラ・デ・ラ・トーレ
中世〜ルネッサンス音楽を専門とするドイツのピリオド楽器管楽アンサンブル「カペラ・デ・ラ・トーレ」がドイツ・ハルモニア・ムンディ・レーベルにデビュー。2005年にミュンヘン生まれのオーボエ奏者カタリーナ・ボイムルによって創設され、16世紀スペインの作曲家フランシスコ・デ・ラ・トーレの名前と、中世の吟遊詩人が塔から音楽を奏でた故事にちなむスペイン語の「デ・ラ・トーレ(=塔の上から)」をかけて命名されました。実際に当時のニュルンベルクで活躍した音楽隊とほぼ同じ編成で、歴史的な演奏を実践する専門集団として高い評価を得ています。
ドイツ・ハルモニア・ムンディからの第3弾となる当アルバムでは、様々なヨーロッパのルネサンス作品の中から、水、妖精、ギリシャ神話のセイレーン(美しい歌声で近くを通る船人を誘い寄せて難破させたという海の精)に関したものが選ばれています。
【収録情報】
● M.プレトリウス:Philou
● A.ヴィラールト:Passa la nave
● F.カローゾ:Laura suave
● ビクトリア:Ave maris stella
● ジョスカン・デ・プレ:In exitu Israel
● T.モーリー:Besides a Fountain
● A.ホルボーン:The Fruit of Love
● L.マレンツィオ:Ad una fresca riva
● A.ホルボーン:The Funerals
● ジョスカン・デ・プレ:Nymphes nappes / Circumdederunt me
● L.アレグリ:Quinto ballo detto le ninfe di Senna
● B.モスキーニ:Ecco, signor il Tebro
● O.ヴェッキ:Gitene ninfe
● オルランド・ディ・ラッソ:Super flumina Babylonis
● G.ギッツォーロ:Canto di Sirene
● G.ギッツォーロ:Riposta di Nettuno
● 作者不詳:Les nymphes de la Grenouillere
● R.ジョンソン:Full Fathom Five Thy Father Lies
● ビクトリア:Versa est in luctum
● J.アルカデルト:l bianco e dolce cigno
● J.フォクト:Canto
● O.ギボンズ:The Silver Swan
● L.マレンツィオ:Chi dal delfino
カペラ・デ・ラ・トーレ(ルネッサンス・アンサンブル)
録音時期:2014年9月
録音場所:ドイツ、アウハウゼン修道院教会
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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序曲だけが名曲じゃない!
シューマンの傑作『マンフレッド』新録音!
ブルーノ・ヴァイルのライヴがSACDで!
シューマンの『マンフレッド(マンフレート)』といえば、その序曲はシューマンの代表作の一つで、盛んに演奏され、録音もたくさん。ところが本来の劇音楽の全体像となると、録音すらチラホラとしかありません。ベートーヴェンの『エグモント』同様、序曲ばかりが有名な作品です。
今回、PREISER社がリリースする録音は、ブルーノ・ヴァイルがニーダーイースターライヒ・トンキュンストラー管弦楽団を指揮した演奏会のライヴ録音。序曲と15の音楽、そして語りを含めて26トラック、68分超たっぷり収録。ヴァイルの指揮は序曲から意欲に満ち満ちたもので、バイロンの原作に触発されたシューマンの色濃いロマンティシズムを見事に音楽にしています。重要な役割を担う語りには、1986年以来ブルク劇場で活躍するウィーン演劇界の重鎮、マルティン・シュヴァプ。さらにメッゾ・ソプラノのミシェル・ブリート、バリトンのフロリアン・ベッシュなど、優れたソリストが加わって充実した演奏になっています。
PREISER社が自信を持ってSACDでリリースするこの録音、シューマン・ファンの方々にぜひ!(キングインターナショナル)
【収録情報】
・シューマン:劇音楽『マンフレッド』op.115
マルティン・シュヴァプ(語り)
ジークリット・プルンドリヒ(ソプラノ)
ミシェル・ブリート(メゾ・ソプラノ)
ヨハネス・クム(テノール)
フロリアン・ベッシュ(バリトン)、ほか
ウィーン楽友協会合唱団
ニーダーイースターライヒ・トンキュンストラー管弦楽団
ブルーノ・ヴァイル(指揮)
録音時期:2010年4月11日
録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
録音方式:デジタル(ライヴ)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
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空前のチャン・グンソクブームの火付け役ドラマ「美男<イケメン>ですね」から、未公開音源を含むサウンドトラックが登場!!
韓国SBSで2009年10月から放映された「美男<イケメン>ですね」は、4人組アイドルバンドA.N.JELLの活躍やメンバーたちの恋模様を描いた青春ドラマ。バンドメンバーはチャン・グンソクのほか、FTISLANDのイ・ホンギ、CNBLUEのチョン・ヨンファ 、「宮S」のパク・シネが演じている。双子の兄の代わりにバンドに加入したという設定のパク・シネのキュートな男装姿や、超イケメンリーダー役のチャン・グンソクの完璧な美貌が大いに注目を呼んだ。
バンドが主役のドラマだけあって、サウンドトラックも充実した内容。イ・ホンギの歌う「あいかわらず」にはじまり、元FTISLANDのオ・ウォンビンとガールズグループMiss $ (ミス・エス)のコラボによる「空から降りて」、パク・シネが美声を聴かせる「Lovely Day」や「言葉もなく」、そしてドラマ公式サイトで音源が公開され問い合わせが殺到したA.N.JELLの「あいかわらず」など、計25曲を収録!
(メーカー・インフォメーションより)
Disc1
1 : あいかわらず - イ・ホンギ
2 : 言葉もなく - 9th Street
3 : Lovely day – パク・シネ
4 : 心が悪口を言ってしまう - キム・ドンウク
5 : 約束 - A.N.JELL
6 : バカのための歌 - パク・サンウ
7 : 言葉もなく (Ver. Piano)
8 : あいかわらず (Ver. Bossa)
9 : Blue Sky
10 : Dark Angel
11 : Over Driver
12 : The Last Day
13 : どうするのだろう
Disc2
1 : 言葉もなく - チャン・グンソク
2 : あいかわらず - A.N.JELL
3 : 約束 - イ・ホンギ (Feat. チョン・ヨンファ)
4 : どうしよう - パク・ダヘ
5 : Good Bye - チャン・グンソク
6 : Lovely Day (Acoustic) - パク・シネ
7 : 空から降りて - オ・ウォンビン & MISS$
8 : 言葉もなく - パク・シネ
9 : To Be With U
10 : Crazy Night
11 : Head-Up
12 : どこへ行くのだろう
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ボスコフスキー/モーツァルト:バレエ音楽集
品の良い解釈と抜群のリズム感が生む出す愉悦あふれるモーツァルト
ヴァイオリニストとしては、長らくウィーン・フィルのコンサートマスターとして活躍し、また指揮者としては、ニューイヤー・コンサートの土台を築くなど、数多くの偉業をなしとげたボスコフスキー。このアルバムは彼によるモーツァルトのバレエ音楽を中心に収録した1枚。品の良さと抜群のリズム感に支えられ、愉悦に満ちたモーツァルトです。(ユニバーサルIMS)
【収録情報】
モーツァルト:
・バレエ音楽『レ・プティ・リアン』 K.299b(K.Anh.10)
・歌劇『イドメネオ』のための5つのバレエ音楽 K.367
・歌劇『イドメネオ』ための行進曲
・ホルンのためのロンド 変ホ長調 K.371
・音楽の冗談 K.522
ローラント・ベルガー(ホルン)
ウィーン・モーツァルト・アンサンブル
ヴィリー・ボスコフスキー(指揮)
録音時期:1966年、1967年、1969年
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
Disc1
1 : Les Petits Riens, KV299B (K. Anh. 10)
2 : Idomeneo: Ballet Music, KV367
3 : Idomeneo: March, KV366 (KV206)
4 : Rondo in E Flat Major, K371
5 : Ein Musikalischer Spass, KV522
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