パナソニック、周期始動方式のバッテリー自動点検対応の誘導灯を12月1日より発売
パナソニック エレクトリックワークスは11月25日、誘導灯の新製品として「みるだけバッテリーチェック」機能付き誘導灯を12月1日より発売することを発表した。
現場での組み立てや品質検査などの作業を支援するシステム、OKIが東南アジアで販売を開始
OKIは、自社の技術やノウハウから生み出された製造現場における組み立てや品質検査などの作業を支援する「プロジェクションアッセンブリーシステム」を、タイおよびインドネシアで11月25日より販売開始したことを発表した。
天の川の個々の星を再現 - 理研などが最高解像度の銀河シミュレーションが実現
理化学研究所(理研)など3者は、スーパーコンピュータ「富岳」とAIを用い、世界最高解像度の天の川銀河シミュレーションを実現したと共同で発表した。
科学大、レアアースフリーで磁場や磁石も利用しない強誘電モータを開発
東京科学大学は、磁場や磁石を用いない「強誘電モータ」を開発したことを発表した。
富士フイルム、静岡工場の先端半導体向け材料の開発・評価を担う新棟が稼働開始
富士フイルムは11月25日、同社の半導体材料事業の中核会社である富士フイルムエレクトロニクスマテリアルズ(FFEM)が静岡工場に建設を進めていた開発・評価用の新棟が竣工し、11月より稼働を開始したことを発表した。
吉川明日論の半導体放談 第356回 NVIDIAはどこへ向かうのか?
NVIDIAの決算発表は相変わらずの驚異的な伸びで、「AIバブル」を懸念した株式市場は一旦落ち着いたが、その後揺り戻しもあり不安定な動きを続けている。
中国の有人宇宙計画で“初の危機” 「神舟二十号」損傷、飛行士は別の宇宙船で帰還
中国の有人宇宙船「神舟二十号」で、帰還前に窓ガラスに小さなひびが見つかり、宇宙飛行士3人は別の宇宙船で地球に帰還した。中国の有人宇宙計画で初めて起きた今回の事象の原因と対策を詳しく解説する。
2025年第3四半期の半導体企業売上高ランキングトップ20、日本勢トップは12位のソニー
半導体市場動向調査/コンサルティング会社の米Semiconductor Intelligence(SI)が2025年第3四半期の半導体企業売上高ランキングトップ20を発表した。
コケの胞子は宇宙空間でも長期生存可能! 約9か月の宇宙曝露を実施
北海道大学など6者は、モデルコケ植物「ヒメツリガネゴケ」の胞子が実際の宇宙空間で長期間生存できることを初めて実証したと発表した。
ホリバMIRAとティアフォー、自動運転技術の社会実装加速へ協業を開始
英・ホリバMIRAとティアフォーは、英国および欧州における自動運転技術の開発と実用化を加速させるための協業プロジェクトを開始したと発表した。
スパコン速度、米「エルキャピタン」が3連覇 「富岳」は7位維持
スーパーコンピューターの計算速度の世界ランキング「TOP(トップ)500」が発表され、米ローレンスリバモア国立研究所の「エルキャピタン」が前回6月に続きトップとなり、3連覇した。毎秒100京回(京は1兆の1万倍)を意味する「エクサ級」のスパコンは、整備を完了したドイツの1台が加わり、集計上4台となった。理化学研究所の「富岳(ふがく)」は7位を維持。理研は後継機を2030年頃に稼働する計画だ。
火星の大気流出の謎に挑む、双子の探査機「ESCAPADE」 ’27年到着へ
実業家ジェフ・ベゾス氏率いるブルー・オリジンの再使用ロケット「ニュー・グレン」。11月の打ち上げでは、双子の火星探査機「ESCAPADE」を軌道に送り出した。ユニークなミッションの概要を解説する。
ブルー・オリジン「ニュー・グレン」1段目回収に成功 スペースXに続く再使用ロケットの新たな担い手
実業家ジェフ・ベゾス氏が率いるブルー・オリジン、再使用ロケット「ニュー・グレン」1段目の着陸回収に成功。その意義を解説する。
宇宙に飛び出すAMD半導体 米印開発の観測衛星NISARを支える技術とは
米国とインドが共同開発した地球観測衛星「NISAR」には、AMDの半導体技術が盛り込まれている。地球観測を支えるAMDの技術とはどんなものか? AMDのスペース・システム・アーキテクトである、Kenneth O’Neill氏へのメールインタビューをお届けする。
アークエッジ・スペース、タジキスタン政府機関との共同研究に向けた覚書を締結
アークエッジ・スペースは、タジキスタン共和国政府環境保護委員会傘下機関との間で、衛星画像解析を用いた氷河および温室効果ガスモニタリングに関する共同研究を目的とした覚書を締結した。
ENEOSら、日高線廃線跡地で太陽光発電- JR北海道向けオフサイトPPA契約締結
ENEOSリニューアブル・エナジーは11月21日、北海道旅客鉄道(JR北海道)、北海道電力とともに、日高線廃線跡地を活用した太陽光発電によるオフサイトPPAに関する契約を10月31日に締結したと発表した。苫小牧駅や北広島駅などで再生可能エネルギー由来の電力を利用し、CO2排出量削減と「ゼロカーボン北海道」への貢献を図るとしている。
ENEOSリニューアブル・エナジー、セルロース活用の藻場造成で有効性を確認
ENEOSリニューアブル・エナジーは11月21日、2023年から千葉県内房地域で進めてきたセルロース等のポリマー溶液を用いた藻場造成手法の実証において、アラメ藻場の造成に一定の有効性を確認したと発表した。
分子素子実現へ迫る一歩 - 科学大が固体酸化物中で有機分子に配線を実現
東京科学大学は、次世代の低消費電力素子である「分子素子」の実現へ向け、固体酸化物中の有機分子に電気的に配線する手法を開発したと発表した。
TEL、熱処理・枚葉成膜装置の製造と物流を担う子会社の東北新拠点が竣工
東京エレクトロン(TEL)は、開発・製造子会社である東京エレクトロン テクノロジーソリューションズの東北生産・物流センターが竣工したことを発表した。
AMD、宇宙向けSoCに熱性能向上の新パッケージ 最大15年飛行可能に
AMD、宇宙向け「Versal アダプティブSoC」に熱性能向上の新パッケージ技術発表。軌道上での処理能力向上、ミッション期間を最大15年まで延長可能に。
小学校旧校舎の窓ガラスを水平リサイクル - 横浜市とAGCが実証実験開始
横浜市とAGCは、市立二俣川小学校の旧校舎解体工事に伴って発生する廃棄窓ガラスを対象に、水平リサイクルの実証実験を共同で実施することを発表した。
AIが注目する情報を可視化 - 解析結果の信頼性向上への貢献に期待
大阪公立大学は、連星ブラックホールの2つの物理量を推定するモデルを構築し、「アテンションマップ」による注目領域の比較を実施した結果、影響が大きい場合に注目度が高まる傾向を確認したと発表した。
ST、フィジカルAI開発を加速させるマイコン用学習済みAIモデルライブラリを発表
STMicroelectronicsは11月18日、組み込みAIアプリケーションの迅速な試作設計と開発の実現に向けて、STM32マイコン向けに最適化された無償のAIモデル「STM32 AI Model Zoo」に新たなモデルを追加したことを発表した。
GFがシリコンフォトニクス事業を強化、シンガポールの専業ファウンドリAMFを買収
米国のファウンドリ大手GlobalFoundries(GF)が11月17日、シンガポールのシリコンフォトニクス(光電融合)ファウンドリAdvanced Micro Foundry(AMF)の買収を発表した。
SMICの2025年第3四半期の売上高は前年同期比9.7%増、中国政府の半導体国産化政策が追い風
中国のファウンドリ大手SMICが、2025年第3四半期(7〜9月)の決算を発表した。それによると売上高は前四半期比7.8%増、前年同期比9.7%増の23億8182万ドルとなったという。
ADEKAがEUV向けMOR用金属化合物のプラント新設を決定、投資額は32億円
ADEKAは、高NA EUVリソグラフィプロセス向けMOR用金属化合物のプラントを同社の鹿島化学品工場に新設することを決定したことを発表した。
アクセルスペースなど、衛星の軌道離脱装置に原子状酸素耐性材料を採用
サカセ・アドテック、日鉄ケミカル&マテリアル、アクセルスペースの3社は、人工衛星用軌道離脱装置「膜面展開型デオービット機構(D-SAIL)に、「原子状酸素耐性ポリイミドフィルム(BSF-30)」を採用することを発表した。
ST、車載用電子ヒューズ保護機能搭載のハイサイド・スイッチ・コントローラを発表
STMicroelectronics(STマイクロエレクトロニクス)は、車載用電子ヒューズ保護機能を搭載したハイサイド・スイッチ・コントローラ「VNF1248F」を発表した。
FPGAがもたらすAI時代の革新、AlteraのCEOが示す成長ロードマップ
2025年11月10日にAlteraのCEOであるRaghib Hussain(ラギーブ・フセイン)氏が来日されて記者説明会が開催されたが、これとは別に同氏に個別にインタビューをする機会に恵まれたので、その内容をご紹介したいと思う。
東大がダンスの脳内表現を生成AIで定量的に解明 - ダンス能力で異なる脳活動の差とは
東京大学は、ダンス映像を視聴しているfMRI脳活動データと、音楽から振り付けを生成する「クロスモーダル深層生成モデル」から得た深層学習モデルをもとに、ダンスが脳内でどのように表現されるのかを定量的に解明したと発表した。
AMDとEviden、欧州で2システム目となるエクサスケールスパコン「Alice Recoque」を構築へ
AMDとフランスのITグループAtos傘下の仏Evidenは、欧州で2システム目となるエクサスケールスーパーコンピュータ(スパコン)「Alice Recoque(アリス・レコック)」の構築に取り組むことを発表した。
日立の「再生材マーケットプレイス」は素材メーカーの助け舟になれるか - 高機能素材Week
11月12日から14日まで開催された「高機能素材Week 2025」内にて、日立ハイテクは、再生プラスチックの“売り手”と“買い手”のマッチングをサポートする「再生材マーケットプレイス」を提案した。
エプソン、高精度な抵抗値測定機能搭載16ビットマイコン「S1C17W11」のサンプル出荷を開始
セイコーエプソンは11月19日、低消費電力かつ高精度な抵抗値測定機能を搭載した同社独自の16ビットRISC CPUコアを採用したマイコン「S1C17W11」を開発したことを発表した。
住友化学、台湾の半導体用プロセスケミカル企業AUECCを買収
住友化学は11月20日、台湾の半導体用プロセスケミカル企業であるAsia Union Electronic Chemical(AUECC)の全株式を取得することで同社と合意したことを発表した。
三菱電機、600m先の人も検知できる鉄道向け長距離LiDAR '27年度製品化
三菱電機、600m先の人や障害物を検知できるという、業界初の鉄道向け長距離LiDARを開発発表。「鉄道技術展」に開発品のデモ機を出展へ。
見た目も動きもリアル! 恐竜型メカニカルスーツ、最新の研究もとに皮膚の質感まで再現
「こんなにすごい生き物がいたんだ」と感じてほしい――。そうした思いから、東京都立川市の株式会社ON-ART(オンアート)の金丸賀也(かずや)社長は、見た目も動きもリアルな「恐竜型メカニカルスーツ」のライブイベントを各地で開いている。
STが18nm FD-SOI+ePCMプロセス採用マイコン「STM32V8」を発表、SpaceXのStarlink衛星が採用
STMicroelectronics(STマイクロエレクトロニクス)は11月18日、18nm FD-SOIプロセスを採用したPCM(相変化メモリ)内蔵マイコンの第1弾製品として「STM32V8シリーズ」を発表した。
科学大など、新機構解明でナトリウムイオン電池のボトルネックを解消
東京科学大学と科学技術振興機構(JST)は、「ナトリウムイオン電池」の高エネルギー密度化に資するハードカーボン負極内でのNaクラスター形成とNaイオン拡散に関する新たな機構を実証したと発表した。
鉄道業界で働く人向け、“鉄道×睡眠”の新提案 京セラなど3社が鉄道技術展に出展
鉄道業界で働く人向けに、“鉄道×睡眠”の新提案。京セラ、プラス、BREATHERの3社が「鉄道技術展」に共同出展へ。
NVIDIAの2026会計年度第3四半期決算、売上高・利益ともに過去最高を記録
NVIDIAが11月19日(米国時間)、2026会計年度第3四半期(2025年8~10月期)の決算を発表した。それによると、売上高は前四半期比22%増、前年同期比62%増の570億ドルで過去最高額を更新したという。
IEDM 2025プレビュー 第5回 パワー半導体、2D FET、熱設計分野の注目論文
IEDM 2025では295件の一般講演が行われるが、その中から16件が注目講演として選出され、内容がメディア向けに事前公開されているので、今回はその中からパワー半導体、2D FETプロセス、熱設計分野の注目論文の内容を紹介したい。
「みちびき」L6信号・PoE対応のGNSSユニット、小峰無線電機が鉄道技術展で参考出展
小峰無線電機、新開発のPoE対応GNSSユニットを「鉄道技術展2025」に参考出展。Ethernet接続で長距離伝送と電源供給に対応。
対米投資を進める日本のテック企業、その戦略と選択がもたらすもの
対米投資を進める日本のテック企業の動きには、どのような戦略があるのか。その選択がもたらすものとは?
福島芝浦電子がAI活用のサーミスタ自動外観検査システム - 83%以上の省力化
福島芝浦電子は11月19日、日本IBMとサーミスタ製造工程におけるサーミスタ素子の外観検査認識モデルを開発し、自動外観検査システムの本番稼働を開始したと発表した。
JAXAワークショップ講演レポート:次世代LEO/MEO衛星を支えるFPA技術──Vicorが挑む「宇宙電力の壁」
2025年10月にJAXAが主催する第38回マイクロエレクトロニクスワークショップ(MEWS38)が開催された。Vicorがハイパフォーマンス・コンピューティング分野で培った先進の電源技術を、いかにして宇宙の過酷な要求に適合させたか、その技術的優位性と具体的なソリューションについて詳述する。
AI活用からソニーとの協業まで。クアルコム ISP開発責任者に聞く、画像処理の最新動向
“コンピュテーショナルフォトグラフィ”全盛の今、カメラの画像信号処理を担うプロセッサの最新動向はどうなっているのか? 米半導体メーカー・クアルコムのSoCに盛り込まれる「Spectra ISP」の開発責任者に、クアルコムならではの強みから今後のトレンドまで、気になることを聞いてみた。
FP4対応NPUの搭載で高電力効率かつ高性能でエッジAIを実現するSoCを紹介するDMP - EdgeTech+ 2025
「EdgeTech+ 2025」にてディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)は、「EdgeTech+ AWARD 2025 Edge Technology 優秀賞」を受賞したエッジAIカメラSoC「Di1」のデモを行っている。
電通大など、富岳の活用で約1000万ニューロンの仮想マウス大脳皮質を開発
米・Allen研究所と電気通信大学は、日本の基幹スーパーコンピュータ「富岳」の膨大な計算能力を用い、これまでで最大かつ最も精緻で生物物理学的に詳細な「マウス大脳皮質モデル」を構築したと発表した。
市販SoMでもJC-STAR/CRA対応機器開発を容易化することを目指すアットマークテクノ - EdgeTech+ 2025
「EdgeTech+ 2025」にてアットマークテクノは、自社開発の最新ハードウェアのみならず、「EdgeTech+ AWARD 2025 JASA特別賞」を受賞した取り組みである「市販SoM向けのArmadillo Base OS / Armadillo Twin」の紹介などを行っている。
最新のAltera製FPGA「Agilex 3/5」をマクニカが紹介 - EdgeTech+ 2025
「EdgeTech+ 2025」にてマクニカブースでは、Alteraの最新FPGAとなる「Agilex 3/5」を用いたデモは評価ボードなどの紹介が行われている。