独化学大手のメルクグループが、台湾南部の高雄地区に建設していた最先端の半導体材料工場が完成。AIチップ需要や2nm時代の本格化に対応する新工場について解説する。
日本単独で衛星測位を可能にする準天頂衛星「みちびき」の7号機が、三菱電機 鎌倉製作所で機体公開された。スマホでも誤差1.6mという高精度な衛星測位を実現する仕組みや、新型衛星バスについて解説する。
SEMIは、2025年12月17日~19日にかけて開催する「SEMICON Japan 2025」の併催という形でシステムアーキテクチャー、半導体設計・検証分野を議論する「ADIS(Advanced Design Innovation Summit)2025」を実施する。
日本電気硝子は12月2日、AIサーバーやデータセンターにおける高速・大容量通信を支える最先端半導体に不可欠な材料として低誘電ガラスファイバ「D2ファイバ」を開発したことを発表した。
木村情報技術は12月2日、半導体人材不足への対応に向けて、DXハイスクール採択校に向けて、授業内でEDAツールを活用した“実習型”の半導体教育を可能にするサービス「DXハイスクール支援サービス」の提供を開始することを発表した。
村田製作所は12月2日、3225Mサイズ(3.2mm×2.5mm)で定格電圧1.25kV、かつC0G特性を備えた静電容量15nFの積層セラミックコンデンサを開発し、量産を開始したことを発表した。
京都大学は、レーズンを水に浸漬した「レーズン水」における微生物叢の動態を調べた結果、レーズン水だけでワインができる仕組みの一端を解明したと発表した。
ENEOSの根岸製油所が「第4回 ABINC賞 特別賞(工場版)」を受賞し、11月28日に行われた授賞式で同製油所の上田副所長が同賞を授与された。生物多様性保全に向けた長年の取り組みが高く評価されたという。
Kavli IPMUは、「宇宙マイクロ波背景放射」(CMB)の偏光の観測を目的とした宇宙望遠鏡「LiteBIRD」計画が進捗確認を受け、その前進が認められたと発表した。
ENEOSは11月28日、北海道立総合研究機構とともに、大規模なブルーカーボン創出に向けた検証を目的として、北海道周辺海域で海藻類を対象とした調査および養殖試験を開始したと発表した。
三菱電機は12月2日、鉄道車両などの大型産業機器向け大容量パワー半導体「HVIGBTモジュールXBシリーズ」として、新たに「耐電圧4.5kV」(HVIGBTモジュールXBシリーズ 耐電圧4.5kVタイプ)を発表した。
世界半導体市場統計(WSTS)による「WSTS 2025年秋季半導体市場予測」が12月2日に発表された。それによると、2025年の半導体市場は前年比22.5%増の7722億4300万ドルへと拡大することが予想されるという。
ソフトバンクと安川電機が「フィジカルAI」の社会実装に向け協業、次世代のビル管理システムと連携したオフィス向けロボのユースケースを共同開発。「2025国際ロボット展」でデモ実施へ。
ENEOS Xploraは11月18日、千代田区立麴町小学校(東京都)の科学クラブ(小学4〜6年生)を対象に、「石油と地球の未来〜生活を支えているエネルギーを知ろう〜」と題した出前授業を実施した。
QPS研究所、小型SAR衛星14号機「ヤチホコ-I」が捉えた初画像公開。瀬戸内海・小豆島をはじめ、国内外の様子を高精細モードで紹介。
デンソーは11月28日、2026年1月1日付で組織変更を実施し、新たに「セミコンダクタ事業グループ」を設置することを発表した。
TrendForceによると、HBMの伸びに加え、従来型DRAMの契約価格の上昇とビット出荷量の増加も加わった結果、2025年第3四半期のDRAM業界の売上高は前四半期比30.9%増の414億ドルに達したという。
NVIDIAとSynopsys(シノプシス)は12月1日、戦略的パートナーシップを拡大すると発表した。
東北大学と科学技術振興機構(JST)は、量子コンピュータ向け材料に関し、計算科学を用いて量子状態の安定性を高速に予測する新評価手法を開発したと発表した。
浜松ホトニクス(浜ホト)は12月1日、高感度カメラを用いた独自の波長検出技術を搭載し、最大で直径300mmウェハの全面膜厚を5秒で一括測定することが可能な面内膜厚計を開発したことを発表した。
TrendForceによると、AI需要の高まりと堅調なエンタープライズSSD需要を背景に2025年11月のNANDフラッシュメモリの需要は堅調に推移したという。
STMicroelectronics(STマイクロエレクトロニクス)は、最新のGaN技術を活用した生活家電や産業機器(FA)のモータ駆動部向けにGaNパワーIC「GANSPIN611」と「GANSPIN612」を発表した。
今後需要拡大が見込まれるという液化CO2(LCO2)輸送船など、“次世代船”の効率的な開発・初期設計で、三菱造船など国内造船5社が連携。
Infineon Technologies(インフィニオン テクノロジーズ)は、同社の「XENSIV磁気電流センサー」として、温度範囲および寿命全体にわたる合計誤差を0.7%とした高精度磁気コアレス電流センサー「TLE4971/TLI4971ファミリー」を発表した。
TrendForceによると、2025年第3四半期の世界の新エネルギー車(NEV)販売台数は前年同期比31%増の539万台となったという。
花王は、古い塗装や汚れをより簡便に除去するため、自発的に剥がれる仕組みを備えた“剥離除去技術”を開発したことを発表した。
琉球大学は、石垣島沖のわずかな光のみが届く海域(トワイライトゾーン)からハゼ科魚類の新種を発見し、学名を「Vanderhorstia supersaiyan(ヴァンダーホルスティア・スーパーサイヤン)」と命名したことを明かした。
JAXA、H3ロケット9号機による準天頂衛星システム「みちびき7号機」の打上げ日を2026年2月1日に決定。
東京大学など3者は、誤り耐性型量子コンピュータの性能を左右する規模と計算速度のジレンマを解消する新しい理論を確立したと発表した。
広島大学は11月27日、可視光照射により低濃度の二酸化炭素(CO2)を、有用な化学物質である一酸化炭素(CO)へ効率的かつ選択的に直接還元する光触媒システムの開発に成功したことを発表した。
東北大学など4者は、東大 木曽観測所の広視野カメラ「Tomo-e Gozen」を用い、最も高感度な夜空の「広域動画観測」を実施したことを発表した。
ロシア国営宇宙企業ロスコスモス、バイコヌール宇宙基地の発射台で損傷発見と発表。いったい何がおきたのか、ISS運用にはどの程度、影響が及ぶと考えられるか? 現在分かっている情報を元に解説する。
東京大学は、天の川銀河の中心方向から、約20ギガ電子ボルトのガンマ線が、30度以上にぼんやりと広がって放射されているのを発見したと発表した。
大同特殊鋼は、超微小発光窓径φ35μmかつ125℃の高温環境下での動作に対応する赤外点光源LED「MED8P76A」を開発したと発表した。
プログレス・テクノロジーズは、顧客・パートナーとの産学官共創を目的に、イノベーションセンターを11月1日に開設したことを発表した。
NECは、光通信衛星コンステレーションの構築に向け、大容量のデータを安定的かつスムーズに送受信することを可能にするために不可欠なネットワーク制御技術を開発したことを発表した。
ソニーセミコンダクタソリューションズ、スマホ向けの2億画素新CIS「LYTIA 901」を商品化。QQBC配列×AI回路内蔵で画質強化。
台湾の検察当局は11月27日、台湾積体電路製造(TSMC)の元上級幹部の自宅を家宅捜索し、PCを押収したと発表した。
今、日本には半導体設計人材が深刻に不足している。この課題を解決するために始動したのが、国家プロジェクト 「最先端デジタルSoC設計人材育成プログラム(ADIP)」 である。今回は、ADIPの運営を担う、LSTCの理事長アシスタントで人材開発部門の部門長である貴島和美氏に、ADIPの特徴や狙いについて話を聞いた。
TSMCは11月25日、「サプライチェーンマネジメントフォーラム2025」を開催し、過去1年間に同社の半導体生産に貢献したサプライヤ30社を「エクセレント・パフォーマンス・アワード」として表彰したことを発表した。
コネクテックジャパンは11月27日、さまざまな構造のチップレットの実装を可能とする「チップレット実装受託開発・受託製造一貫ビジネスモデル」として「CADN」の提供を開始したことを発表した。
名古屋大学など5者は、GNSSとジオスペース探査衛星「あらせ」などの観測データを解析し、2024年5月10日に発生した巨大磁気嵐時のプラズマ圏と電離圏の電子密度の時間変化と空間構造の観測に成功したと発表した。
住友ゴム工業は、Quemixとの共同研究の成果として、量子コンピュータによる非線形方程式の計算を指数関数的に加速させることに成功したと発表した。
金沢大学は、ペロブスカイト太陽電池の大気下での安定製造と長寿命化に成功したことを発表した。
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、アオリイカの一種で沖縄では「シロイカ」と呼ばれる種が備えた、環境や脅威に応じて洗練された擬態戦略を駆使する全容を解明したと発表した。
東京大学(東大)は11月26日、ナノメートルサイズの微小な孔(ナノポア)内のイオンの流れを利用して、温度を自由に上下させることのできるナノデバイスを開発したことを発表した。
ams OSRAMは、次世代の自動車向けLiDARシステムのパフォーマンス向上を可能とする5ジャンクション端面発光レーザー「SPL DP91A_5」を発表した。
ヌヴォトン テクノロジーは、TO-56 CANパッケージにおいて業界最高クラスの光出力を実現する「小型・高出力1.7W紫色(402mm)半導体レーザ」の量産を開始したと発表した。