日本半導体製造装置協会(SEAJ)は7月3日、日本製半導体製造装置の2025年度から2027年度にかけての需要予測(販売高予測)を発表した。
種子島の夜空に終局への光跡を描いたH-IIA。ロケットの運用を終わらせる難しさ、そして最後の“神頼み”とは。
打上げに成功し、有終の美を飾った「H-IIA」ロケット最終50号機。関係者が一堂に会し、それぞれの想いが語られた6月29日の記者会見の様子を振り返る。
近年、日韓関係は複雑な歴史的背景や政治的軋轢により、時に緊張状態に陥ってきた。しかし、2025年6月に韓国の新大統領として就任し、発足した李在明政権下において、日韓関係は新たな局面を迎えている。
IntelやNVIDIAが、AI開発の戦略的な強化を目的にインドや中国出身の優秀な人材の登用を加速させていると海外メディアが報じている。
車に搭載されるディスプレイ技術が異なれば、それぞれに対して最適な給電技術が必要になります。本稿では、それぞれの車載ディスプレイ・システムに適した給電技術について包括的に解説します。
OKIグループのOKIエンジニアリング(OEG)は7月3日、7月4日付で群馬県高崎市にあるOKI 西横手工場に化学分析拠点「高崎ラボ」を開設し、半導体製造ライン向け化学分析サービスの提供を開始することを発表した。
岡山大学は、「味細胞」で特異的にシナプス関連遺伝子を欠損させたマウスを作成した結果、酸味に対する応答のみが異常をきたし、酸味受容細胞の維持が困難であることを解明したと発表した。
理化学研究所(理研)など4者は、深層学習による超新星爆発の複雑な物理過程を予測する「サロゲート・モデル」を開発して「銀河形成シミュレーションコード」に統合し、計算時間を2か月まで短縮したと発表した。
オムロン ソーシアルソリューションズ(OSS)は、太陽光発電・蓄電・V2Hを柔軟に組み合わせ可能なトリプル蓄電システム「KPTPシリーズ」を10月より発売する。
将来宇宙輸送システム(ISC)はLetaraと共同で、「CAMUI型設計」を採用したハイブリッドエンジンの燃焼設計を実施したと明らかにした。
H-IIAの後継機「H3」ロケットに搭載された、大推力の第1段エンジン「LE-9」。その開発には、H-II 8号機の失敗から得られたある“学び”が背景にあった。
米Micron Technologyが2025会計年度第3四半期(2025年3~5月)の決算業績を発表した。それによると、売上高は前四半期比15.5%増、前年同期比36.6%増の93億100万ドルとなり、四半期売上高としては過去最高を更新したという
本稿は、車載用途で使用されるTFT液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、マイクロLEDディスプレイについて解説する記事の第1弾であり、それぞれの技術の概要、特徴、特性などについて解説します。
ルネサス エレクトロニクスは7月2日、同社が2024年6月に買収したTransphormのSuperGaN技術を活用した「第4世代プラスプロセス(Gen IV Plus)」ベースの650V耐圧GaNパワー半導体を開発、量産を開始したことを発表した。
ルネサス エレクトロニクスは7月2日、同社のArmマイコン「RAファミリ」として、AI/ML(機械学習)アプリケーションやリアルタイム解析をターゲットとした第2世代RA8シリーズの第1弾製品となる「RA8P1」を発表した。
技術研究組合 最先端半導体技術センター(LSTC)は7月1日、組合員として新たに横浜国立大学(横浜国大)、早稲田大学(早大)、公立千歳科学技術大学(千歳科技大)、慶應義塾大学(慶応大)の4大学が参画したことを明らかにした。
Samsung Electronicsのファウンドリ事業(Samsung Foundry)が、1.4nmプロセスの量産開始時期を当初の2027年から2029年に延期したことを7月1日開催の年次イベント「SAFE Forum 2025 KR」にて明らかにしたと韓国メディアが報じている。
理化学研究所(理研)など4者は、アルコール摂取後の「主観的反応」に基づき、日本人のアルコール反応性を参加者と評価尺度の双方を3タイプに分類可能であることを発表した。
東京大学など3者は、地球から約1500万光年離れた棒渦巻銀河「M83」についてアルマ望遠鏡の分子ガスデータを解析した結果、10個の「高速度雲」を発見し、これらが銀河外から流れ込んできた分子ガスである可能性が高いと共同で発表した。
ついに「基幹ロケット高度化」を果たし、海外商業衛星の打ち上げ受注にまで至ったH-IIAロケット。その実績を掴み取るには、3つの大きな進化点があった。
レガシー半導体ファウンドリである米SkyWater Technologyは6月30日(米国時間)、英国テキサス州オースティンにあるInfineon Technologiesの200mm半導体工場(Fab 25)の買収を完了したことを発表した。
東京大学は、延べ6万食以上の食事データを基に、食塩摂取量が多い食事の状況と食品の種類を明らかにしたと発表した。
東京大学など3者は、気象衛星「ひまわり8・9号」が撮影した地球の赤外画像の背景に偶然映り込んだ金星の画像を活用して、金星の雲頂温度の長期時間変動を解明したと共同で発表した。
Intelの新CEO、Lip-Bu Tanが着任して既に3か月が経過した。前任のPat Gelsingerの突然の辞任後、しばらくCEO不在の時期が続いたIntelだったが、その間投資家の間では「Intel分割」の話題がしきりと議論されていた。
東京大学(東大)発のスタートアップであるHighlanders(ハイランダーズ)6月30日、独自開発のヒューマノイドロボット(人型ロボット)「HL Human(エイチエル ヒューマン)」のプロトタイプを公開した。
「白書とともに振り返る科学技術・イノベーション政策の歩み 科学技術基本法30年とこれからの科学技術・イノベーション」と題した令和7(2025)年版科学技術・イノベーション白書を文部科学省がまとめ、政府が閣議決定した。今年は戦後80年、また1995年の科学技術基本法制定から30年の節目に当たることから、わが国の関連政策の歩みを振り返った。
化合物半導体ウェハ大手の米Wolfspeedは6月30日(米国時間)、米国破産法第11章(Chapter11、日本の民事再生法に相当)に基づく再建手続きの申請を行ったことを発表した。
FLOSFIAは7月1日、酸化ガリウムを用いた次世代パワー半導体として、p層(導電型p型半導体層)の改良を通じて、MOSFETでのノーマリーオフ特性を有する10A超の大電流動作(ドレイン電流14.3A、ゲート電圧15V時)を実現したことを発表した。
TrendForceによると、2025年第1四半期のエンタープライズSSD市場は、いくつかのマイナス要因が重なった結果、主要顧客が受注を縮小し、平均販売価格(ASP)が前四半期比で約20%の下落が生じるなどしたこともあり、上位5社のほとんどが前四半期比で売上高の2桁マイナスを記録した模様である。
H-IIAの特徴のひとつが「ファミリー化」で、打ち上げ能力を強化した204型が登場。そして、民間移管による「三菱重工のロケット」へ移行した経緯をたどる。
5月29日、世界最大級のMATLAB、Simulinkの総合テクノロジカンファレンス「MATLAB EXPO 2025 Japan」が東京・台場で開催された。本稿では、ルネサスエレクトロニクス株式会社 柴田英利氏の講演「ルネサスが考える電子機器設計の未来とUX、デジタライゼーション」、東京電力リニューアブルパワー株式会社 石垣 顕氏の講演「未来の水力発電オペレーション:マルチエージェント強化学習で匠の技に迫る!」、ヤンマーホールディングス株式会社 平松敏史氏の講演「次世代作業機のプロトタイプ開発におけるMATLABの活用」の内容をダイジェストでお届けする。
ITF World 2025では、ASMのCEOが登壇し、今後のプロセス微細化に向けてALDとエピ成長技術が重要になるとの見通しが示された。
早稲田大学(早大)など4者は6月30日、純国産のヒューマノイドロボット開発を推進し、日本のロボット開発競争力を高めていくことを目指した団体「KyoHA(京都ヒューマノイドアソシエーション)」を設立することを発表した。
日清紡マイクロデバイスは6月30日、±6.5mVの高精度過充電検出が可能な1セルリチウムイオン電池保護ICハイサイドFET駆動タイプ「NB7123シリーズ」およびローサイドFET駆動タイプ「NB7130シリーズ」を発表した。
Micron Technologyは、クライアントSSDとして第9世代QLC NANDと独自のNANDの書き込みモード自動切換え技術「Adaptive Write Technology(AWT)」を採用したPCIe Gen4対応NVMe SSD「Micron 2600 NVMe SSD」を発表した。
OKIグループのOKIアイディエス(OIDS)は、Armアーキテクチャを搭載したASIC/LSI開発の前段階で行われる「FPGAプロトタイピング」を支援するため、Armとの間で「Arm Approved Design Partner」契約を締結したことを発表した。
ソラコムが、クラウド型ネットワークカメラ「ソラカメ」の新製品として、電源や通信環境が整っていない屋外にも設置できる「ソラカメ屋外スターターキット」「ソラカメ屋外ソーラーキット」を発表しました。
国立天文台ら5者、アルマ望遠鏡の公開観測データを新たに解析し、若い星をとりまく原始惑星系円盤の構造とその進化を解明。惑星が従来の常識よりも早い段階で形成され、若い恒星と共に成長することを確認。
東北大学とJR東海、スーパーコンピュータ「富岳」を活用して、超電導リニア車両の空力性能強化に向けた技術開発の共同研究へ。
東北大学は、二層構造を持つ銀河の形成過程についてジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の観測データを用い、最大100億年前までさかのぼる広範な時代の44個の銀河で二層構造を同定したと発表した。
理化学研究所など5者は、キューブサットX線衛星「NinjaSat」と、国際宇宙ステーションの全天X線監視装置「MAXI」を使い、新天体「MAXI J1752-457」のX線増光を捉え、特大規模の「スーパーバースト」を起こす天体であると明らかにしたと発表した。
Patentixは6月30日、次世代のパワー半導体材料として期待されるルチル型二酸化ゲルマニウム(r-GeO2)のバルク結晶の合成に成功したことを発表した。
SEMIジャパンは6月30日、7月1日より半導体サプライチェーン全体のサイバーセキュリティ強靭化を支援する「サイバーセキュリティスコアリングサービス」の提供を開始することを発表した。
H-IIAロケットで唯一失敗した6号機は、機体設計にどのような影響をもたらしたのか。そして、衛星の乗り心地に関わる新エンジンはいかにして生まれたのかを振り返る。
CMOSイメージセンサーの基礎、最先端のトレンドや活用事例、そして今後の展望にせまる新連載。初回は、“電子の眼”の仕組みやビジネスの現状を、ソニーセミコンダクタソリューションズの担当者に語ってもらった。
生成AIの急速な発展により、企業におけるAI活用の可能性も広がり続けている。日々新しいAIサービスが展開されている一方で、いかなるAIをインテグレーションすべきか頭を悩ませている企業も多いだろう。
光学式または磁気式センサー技術には、高精度の位置検出と環境に対しての耐性を両立させることが困難な傾向があります。しかし、誘導型センシング技術は、さまざまな産業用アプリケーション向けに、信頼性が高く、また、外部環境に対して安定した位置検出機能を提供することができます。
打上げに成功したH-IIAロケット最終50号機。その勇姿と、関係者の喜ぶ姿も交えて、写真と動画でお届けする。
H-IIAロケット最終50号機、6月29日1時33分3秒に発射。地球観測衛星「いぶきGW」の軌道投入に成功、衛星の状態は正常。