北大、火星のフォボス・ダイモスの小惑星捕獲説を補強する新説を発表
北海道大学は、火星の衛星軌道が、小天体が火星に捕獲された場合の軌道と整合することを解明したと発表した。
第一三共ヘルスケア、独自定量評価『肌の透明感スコア』による研究成果を発表 - 肌の透明感を左右するものとは?
第一三共ヘルスケアは10月15日、独自に開発した肌の透明感評価法「透明感スコア」による研究成果を発表した。
ADI、電源設計を包括的に支援する製品ツール「Power Studioファミリ」を発表
Analog Devices(ADI)は10月14日(米国時間)、電源設計における高度なモデリング、部品の提案、シミュレーションを伴う効率分析などを包括的に提供する製品ファミリ「ADI Power Studio」を発表した。
宇宙〜成層圏間の光通信実証で、ソフトバンクやアークエッジ・スペースら4者が連携
宇宙と成層圏間の光無線通信の実証に向け、NICTと清原光学、アークエッジ・スペース、ソフトバンクの4者が連携推進協定を締結。光無線通信装置の開発や、人工衛星・HAPSへの適用に向け連携。
“ほぼすべて進化した”Apple新チップ「M5」 第3世代3nmプロセス採用
Apple新チップ「M5」発表、第3世代3nmプロセスで製造しAI最適化GPUも内蔵したSoC。新しいMacやiPad、Apple Vision Proに搭載し予約受付開始。
オランダ政府が中国資本の蘭Nexperiaの経営権を掌握、背景に米国の対中輸出規制強化
オランダ政府は、オランダに本社を構える半導体メーカーNexperiaにおける深刻なガバナンス上の欠陥を理由に、「物品供給法(Wet beschikbaarheid goederen)」を9月末に発動したと10月12日に発表した。
車載照明に革命をもたらすOSP、ams OSRAMが推進するオープンプロトコルの可能性
次世代の車室内照明向け高速ネットワーク「OSP」。ams OSRAMが開発したオープンプロトコルで、LEDメーカーやマイコンメーカーが完全無料で利用でき、ライセンス料やロイヤリティも不要な車載照明向け通信技術といえる。
三菱電機の3D空中ディスプレイ「CielVision」が映す未来のXR - CEATEC 2025
2025年10月14日から17日まで開催されている「CEATEC 2025」で、三菱電機は、独自の光学技術により小型化を実現した3D空中ディスプレイ「CielVision」などを展示している。
計算負荷を劇的に省力化するイオン型物理リザバーのAI素子をNIMSなどが開発
物質・材料研究機構(NIMS)など4者は、イオンの振る舞いを情報処理に利用し、従来の深層学習に比べて計算負荷を約100分の1と大幅に低減できる新しい物理リザバーコンピューティング型のAIデバイスを開発したと発表した。
HondaJetが持続可能な航空燃料(SAF)100%での試験飛行に成功
Hondaは、同社が手掛ける航空機「HondaJet」が、持続可能な航空燃料(SAF)を100%使用した試験飛行に成功したことを発表した。
理研がNVIDIAと連携、共同研究プロジェクトなどの実施を計画
理化学研究所(理研)は10月14日、NVIDIAと連携・協力に関する覚書を締結したことを発表した。
東京エレクトロン九州が熊本県で建設を進めていた新開発棟が竣工
東京エレクトロン(TEL)は10月15日、同社の開発・製造子会社である東京エレクトロン九州が熊本県合志市に建設を進めていた新開発棟(プロセス開発棟)が完成し、同日、竣工式を執り行ったことを発表した。
ダークマター検出を目指すXENONnT実験、大幅なノイズ低減に成功
XENONコラボレーションは、ダークマターの探索を目的とする「XENONnT実験」において、世界最大級の液体キセノン検出器の主要なノイズを低減し、極低放射能環境の実現において画期的な一歩を踏み出したことを発表した。
ams OSRAM、高出力プロジェクター向け高出力マルチダイレーザーパッケージを発表
ams OSRAMは、ホームシアターや自動車のヘッドアップディスプレイ、産業用マシンビジョンなどで用いられるプロジェクター向けとなる高出力レーザーダイオード「Vegalas Powerシリーズ」を立ち上げ、第1弾製品となる「PLPM7_455QA」を発表した。
韓国と台湾で後をたたない半導体製造技術の秘密漏洩、台湾では7~8件の捜査が進行中
Samsung Electronicsの元幹部と研究者3名が10月1日に18nm DRAMの中核技術を中国CXMTに流出させた疑いで起訴・拘留されたと韓国メディアが伝えたが、それ以外にも韓国、台湾の半導体関連技術の海外への流出が次々と明るみになってきている。
Synspective、7機目の小型SAR衛星の軌道投入・通信に成功
Synspective、7機目の小型SAR衛星の軌道投入・通信に成功。「初の量産型である第3世代SAR衛星の軌道投入という大きな節目」と新井CEOがコメント。
Intel、AI推論に最適化されたデータセンターGPU「Crescent Island」を発表
ルネサス、NVIDIA提唱の800V直流AIデータセンター向けGaN電源ソリューションを発表
ルネサス エレクトロニクスは10月13日、NVIDIAが提唱する800V直流AIデータセンターの電力ニーズに対応可能なGaN電源ソリューションを発表した。
NEC、準天頂衛星「みちびき」11機体制(第一期)の測位機器をJAXAから受注
NEC、準天頂衛星システム「みちびき」11機体制(第一期)の測位機器開発をJAXAから受注。新技術搭載も。
三菱電機と台湾ITRI、メガワット級電力変換システム実証実験で技術提携
三菱電機、台湾のITRI(工業技術研究院)と、パワー半導体を用いた大容量電力変換システムの技術提携に関する基本協定を締結。
どこでもサイエンス 第311回 万博イタリア館の目玉「ファルネーゼのアトラス」が1月まで引き続き大阪で見られるぞ
10月13日に閉幕した、大阪・関西万博のトップ人気「イタリア館」。そのメイン展示「ファルネーゼのアトラス」が、万博閉幕後も、2025年10月25日~2026年1月12日まで、大阪市立美術館で展示されることが発表されました。
吉川明日論の半導体放談 第353回 OpenAIとの協業でNVIDIAの独占に風穴を開けるAMD
米国政府のIntelへの資本参加、NVIDIAとIntelのx86カスタムCPU協業と、矢継ぎ早に発表された大規模案件はいずれも競合AMDにとっては分が悪そうな流れが続いた。しかし、この流れはOpenAIによるAMDのAIチップの大量調達の発表で一気に変わった。
青魚に含まれる「DHA」が男性不妊の改善につながる可能性 - 東邦大が発表
東邦大学は、サバやイワシなどの青魚に豊富に含まれる「ドコサヘキサエン酸」(DHA)が、“男性不妊”に関わる精管平滑筋の収縮を抑制することを発見したと発表した。
2024年のDRAMモジュール市場は前年比7%増の133億ドル、トップはシェア66%のKingston TrendForce調べ
TrendForceのメモリ市場調査よると、2024年のDRAMモジュール市場は2023年の前年比23%減から一転、同7%増の133億ドルとなったという。
東北大など、重金属含有バイオマス灰とCO2から資源を生み出す技術を開発
東北大学などは、植物由来で生分解性の「キレート剤」と二酸化炭素を活用し、木材灰の環境負荷低減、資源回収、二酸化炭素固定を同時に実現する新技術を開発したと発表した。
クロスユー、シンガポールの宇宙産業団体と国際協力促進へ AASTA加盟も
クロスユー、シンガポールの宇宙産業団体「SST Think Tank」と国際協力促進へ。「アジア太平洋宇宙産業協会連合」(AASTA)に加盟も。
CEATEC 2025 - 横幅38.2cmで立体音響を実現するスピーカーのデモが体験できるアナログ・デバイセズ
CEATEC 2025が10月14日~17日にかけて幕張メッセにて開催している。その中でアナログ・デバイセズのブースでは、鹿島が開発した幅38cmながら立体音響を体験できるスピーカーのデモを披露している。
ソフトバンク×理研のHPCプロジェクトで、テストユーザプログラム始動
ソフトバンクと理化学研究所、共同推進する「JHPC-quantum」プロジェクトにおいてテストユーザプログラム開始。量子HPC連携アプリケーションの研究開発に関する提案として、多様な業種・分野から寄せられた応募の中から21件を採択。
宇宙ビジネス最前線を体感「NIHONBASHI SPACE WEEK 2025」10月28~31日開催
宇宙ビジネスの最前線に触れられる展示会「NIHONBASHI SPACE WEEK 2025」10月28日~31日の4日間開催へ。参加無料。
「スターシップ」11回目の飛行試験に成功 「次世代機開発に向けたデータ得られた」
スペースXのロケット「スターシップ」の11回目の飛行試験に成功。「次世代機開発に向けたデータ得られた」。
日本電気硝子、調理器向け黒色トッププレート新製品を開発 - フルカラーLEDにも対応
日本電気硝子はこのほど、調理器向けトッププレート「StellaShine Mono(ステラシャイン モノ)」を開発し、販売を開始すると発表した。同製品は、透明結晶化ガラスに黒色の特殊塗料で印刷を施すことで、フルカラーLEDや液晶ディスプレイの表示機能への対応を実現している。
ロームが国内の製造関連会社を再編、前工程と後工程の2社体制に変更
ロームは10月10日、同社滋賀工場ならびに国内の製造関連4社を、前工程と後工程各1社ずつに集約する再編計画を発表した
エッジAIに不可欠な「責任あるAI」
AIの活用が進む中、「責任あるAI」を実現することはもはや任意ではなく、イノベーションを維持し、法令を遵守するためのミッションクリティカルな要件となっています。
シリコンからシステムまで、Ansys Part of Synopsysが目指す未来のエンジニアリング
Ansys Part of Synopsysの日本窓口であるアンシス・ジャパンは10月10日、年次イベント「Ansys Simulation World 2025」の開催に合わせてメディア説明会を開催。Synopsysとの統合に関する状況説明などを行った。
AMAT、半導体のアイデアの試作への移行を加速させる研究開発センターをアリゾナ州立大内に開設
Applied Materials(AMAT)は10月9日(米国時間)、米アリゾナ州立大学と「Materials-to-Fabセンター(MTFセンター)」の開所式を執り行ったことを発表した。
HuaweiのAI半導体拡大が米中競争にもたらす激震 日本の針路は?
「ファーウェイのAI半導体生産拡大」で、米中AI覇権競争は米国の優位が揺らぐ新局面へ。日本がとるべき針路とは?
国内では約半世紀ぶりの成果! - 愛媛大がハナムグリの新種を発見
愛媛大学は、沖縄県の宮古諸島で発見されたコガネムシ科ハナムグリ亜科の甲虫が新種であることを突き止め、「ヒスイコアオハナムグリ」(Gametis polita)として記載したことなどを発表した。
10月4日~10月10日の注目半導体ニュース - 中国がSiCの300mm化を推進、AMATは2nm以降向け製造装置を投入
今回は、2025年10月4日~10月10日にかけて弊誌TECH+にて注目された半導体関連のトピックスをいくつか紹介する。中国勢のSiC 300mm化に向けた取り組み、AMATの2nm以降に向けた製造装置、IntelのPanther Lakeの発表などが注目を集めた。
JAXA「革新的衛星技術実証4号機」の一部機体公開 米ロケットで宇宙へ
JAXA、「革新的衛星技術実証4号機」の一端を担う、「小型実証衛星4号機」(RAISE-4)の機体公開。米ロケットで2025年度内に宇宙へ。
KEKなど、I型X線バーストの謎に迫るモリブデン-84の質量測定に成功
高エネルギー加速器研究機構(KEK)と理化学研究所(理研)は、不安定な短寿命核であるモリブデン-84などの高精度質量測定に成功し、「低Sαの島」の存在を示す初めての実験的証拠を確認したと発表した。
TSMCの2025年9月売上高は前年同月比31%増、9か月累積売上高も前年同期間比36%増と好調を維持
TSMCが10月9日、2025年9月の売上高を速報ベースで発表した。それによると連結ベースの売上高は前年同月比31.4%増、前月比1.4%減の約3309億8000万NTドルとなったという。
IntelがIntel 18A採用の「Panther Lake」の量産をアリゾナ工場で開始、年末までに一部出荷
Intelは10月9日(米国時間)、Intel 18Aプロセスを採用した「Core Ultra Processor(Series3)」(開発コード名:Panther Lake)の概要を発表したほか、2025年末までに一部製品の出荷を開始する予定であることも発表した。
科学大、理論上の最大量「ハッシング限界」に迫る量子誤り訂正法を開発
東京科学大学は、大規模量子コンピュータの実現に不可欠な「量子誤り訂正技術」において、理論上の性能限界に極めて近い効果を持ちながら高速訂正する手法を発見したと発表した。
ノーベル化学賞に京大・北川氏ら3氏 気体を貯蔵できる金属有機構造体「MOF」を開発
スウェーデン王立科学アカデミーは8日、2025年のノーベル化学賞を京都大学高等研究院の北川進特別教授(74)ら3氏に授与すると発表した。受賞理由は「金属有機構造体(MOF)の開発」。MOFはさまざまな気体を貯蔵でき、環境や産業など幅広い分野への応用が期待されている。共同受賞するのはオーストラリア・メルボルン大学のリチャード・ロブソン教授(88)と米カリフォルニア大学のオマー・ヤギー教授(60)。
みちびき5号機、H3ロケット8号機で12月7日打上げへ
JAXA、H3ロケット8号機による準天頂衛星システム「みちびき5号機」の打上げ日を12月7日に決定。
JAXAの新型補給機「HTV-X」10月21日打上げ 油井飛行士がISSでキャッチ
JAXAの新型宇宙ステーション補給機「HTV-X」、H3ロケット7号機で10月21日打上げ。油井飛行士がISSロボットアームでキャッチへ。
三菱重工、90度の温水供給に対応する排熱回収温水ヒートポンプ「ETI-W」
三菱重工サーマルシステムズ、90度の温水供給に対応する新開発の排熱回収温水ヒートポンプ「ETI-W」日本国内市場に投入。
東大など、物質の設計図こと「4f電子」の空間的広がりの直接観測に成功
東京大学など6者は、「ランタノイド元素」の周囲に存在する「4f電子」の空間的広がりを初めて直接観測したことを発表した。
エプソン、ペロブスカイト太陽電池などで利用可能なインクジェットプリントヘッドを開発
セイコーエプソンは10月9日、工業応用分野の量産用途に適した強溶剤対応インクジェットプリントヘッド「S3200-S1」を2025年度内に発売すると発表した。
浜ホト、米LLNL主導の核融合産業化に向けた半導体レーザ技術ワーキンググループに参画
浜松ホトニクス(浜ホト)は10月9日、米国ローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)が主導するレーザフュージョンエネルギー(IFE)の商業化に向けて新たに設立された「半導体レーザ技術ワーキンググループ」へ参画したことを発表した。