ニチコン、最大9.9kW出力の最上位蓄電システム。太陽光発電・EV活用で節約
ニチコン、最大9.9kW出力対応の“トライブリッド蓄電システム”最上位シリーズを2025年秋発売。蓄電池・太陽光発電・EVの3連携で電気代節約を訴求。
乾いた肌は特殊なセラミドが少なく、肌の見た目も悪化。大正製薬が新解明
大正製薬、見た目の衰えを左右する「乾燥」と「結合型セラミド」の関連性を新たに解明したと発表。北海道大学大学院薬学研究院との共同研究成果。
アキレス、バイオマス由来の難燃性フォームとPVCレザー開発。車分野へ展開
アキレス、バイオマス由来の難燃性フォームとPVCレザーの2種類を開発。自動車分野などへの展開を想定。
SCREENが半導体製造装置の事業強化に向けて滋賀県に用地取得を計画、海外には研究拠点を開設
SCREENホールディングスは2月14日、半導体製造装置などの既存事業ならびに先端パッケージングをはじめとする新規事業の拠点として活用することを目的として、滋賀県野洲市に用地を取得することを決定したことを発表した。
Space BD、韓・INNOSPACEとの小型ロケット販売代理店契約を締結
Space BDは2月14日、韓国のINNOSPACEとの業務提携を開始し、同社が開発・製造する小型ロケットの販売代理店契約を締結したことを発表した。
OpenAIがTSMCの3nmプロセスで独自AI半導体を製造か? 海外メディア報道
OpenAIが独自設計したAI半導体をTSMCに製造委託することを計画しているとReutersなどの海外メディアが報じている。
東大が「超均一ガラス」の精製に成功 - その基本的な性質も解明
東京大学は、卓越した安定性を持つ「超均一不規則構造固体」(超均一ガラス)の生成に成功し、その基本的な性質を解明すると共に、ジャミング転移と理想ガラス転移に関する新たな知見を得たと発表した。
原子層磁性体の積層で磁気トンネル接合抵抗の特性が疑似的に出現することを発見
青山学院大学は、新奇原子層磁性体「Fe3GeTe2」を形成し、2個の破片を回転させながら直接積層したところ、「磁気トンネル接合抵抗」の特性が疑似的に現れることを発見したと発表した。
米Vast、商業宇宙ステーションの試験開始。’26年5月打ち上げへ
世界初の商業宇宙ステーションの開発に取り組む米国企業「ヴァースト・スペース」が、主要構造物の認定試験開始。早ければ2026年5月に打ち上げへ。
インフィニオン、200mm SiCウェハベースのパワー半導体製品の供給を開始
Infineon Technologies(インフィニオン テクノロジーズ)は2月13日(独時間)、200mm(8インチ) SiCウェハを用いて製造されたパワー半導体の顧客への提供を開始したことを発表した。
SMICの2024年第4四半期決算、売上高は前年同期比比31.5%増も純利益は同38.4%減
中国の大手ファウンドリSMICが2024年第4四半期(10〜12月期)の決算を発表した。それによると売上高は前四半期比1.7%増、前年同期比31.5%増の22億730万ドルとなったという。
imecの研究者が解説 - SRAMキャッシュ代替としてのSOT-MRAMの可能性 第3回 SOT-MRAMを最終レベルキャッシュで使うための残された課題
次世代MRAMとして期待されるSOT-MRAMは、最終レベルキャッシュメモリとしての利用が期待されている。imecはその実用化に向けた研究を長年にわたって行ってきた。
TDKが日本酒の味わい可視化システムを開発 - 電子部品メーカーがなぜ?
TDKは、日本酒の味覚・香り・ガス感を視覚化するシステム「Sake Sensing System」を開発し、同日よりサービスを開始することを発表した。
こすると色が変わる円偏光を発する有機結晶、偽造防止などに期待 横浜国大など
円を描きながら振動する光「円偏光」の色が、こするだけで変わる有機結晶を横浜国立大学などのグループが作った。青色の発光がこすると青緑になり、超音波照射や加熱で戻る。円偏光は人の目には普通の光と区別がつかないことから、紙幣の偽造を防止する印刷に用いるインクや、専用メガネで見ると3次元画像が浮かび上がるディスプレーなどへの応用が期待できる。
ソニー半導体の’24年度通期予想は上方修正。モバイルセンサ歩留まりは「正常な水準」
ソニーグループ、2024年度第3四半期の連結業績発表。半導体分野は為替の好影響も減収減益だが通期予想は上方修正。モバイルセンサ歩留まりは「正常な水準」に。
アルバック、高品質なリチウム極薄膜を実現できるRoll to Rollのリチウム蒸着装置を開発
アルバックは2月13日、リチウム金属を金属箔上に成膜できる巻取式(Roll to Roll)方式の真空蒸着装置「EWK-030」を開発し、2025年5月より販売を開始する予定だと発表した。
東京・北の丸公園の滝つぼに新種のカワモズク、科博と鹿児島大の研究チームが発見
国立科学博物館(科博)と鹿児島大学は2月13日、皇居外苑の北の丸公園にて採取した淡水産紅藻カワモズク科の1種が形態観察と遺伝子解析から新種であることを確認し、「キタノマルカワモズク」として記載・命名されたことを発表した。
兵庫県立大など、緑茶の茶カテキンが新型コロナウイルス阻害に有効な可能性を確認
兵庫県立大学など3者は、新型コロナウイルスの複製に必須な酵素に対する茶カテキン類の阻害効果を検討し、エピガロカテキンガレートを含む5種類が組み換えウイルス酵素を阻害することが確認されたと発表した。
NXP、エッジAI向けNPUを手掛ける米Kinaraを3億ドルで買収
NXP Semiconductorsは2月10日(欧州時間)、プログラマブルなディスクリート・ニューラル・プロセッシング・ユニット(NPU)を手掛ける米Kinaraを買収することで最終合意に達したことを発表した。
TSMCの2025年1月売上高は前年同月比36%増の2933億NTドル、1月単月の最高値を更新
TSMCが2025年1月の月間売上高を発表した。それによると、連結ベースの売上高は、前月比5.4%増、前年同月比35.9%増の2932億8800万NTドルとなり、1月の売上高としては過去最高を更新したという。
三菱重工、“地産地走”の広島・アストラムライン7000系24編成を完納
豊橋技科大など、マイクロLEDと神経電極によるハイブリッドプローブを開発
豊橋技術科学大学と東北大学は、生体組織深部において高精度に神経活動を制御できる、マイクロLEDと神経電極を一体化したハイブリッドプローブを開発したことを共同で発表した。
大西飛行士搭乗のNASA宇宙船が変更、現地時間3月12日打ち上げへ
NASA、大西卓哉氏ら4人の宇宙飛行士をISSへ送る「Crew-10」ミッションで使う宇宙船を「Endurance」に変更。打ち上げ予定日は現地時間3月12日。
将来宇宙輸送システム、ドローン使い誘導制御設計の瞬時修正・飛行を実証
将来宇宙輸送システム、独自基盤「P4SD」における制御系設計・開発検証プラットフォーム構築に向け、ドローン使った誘導制御・飛行試験実施。制御系設計機能の改良に向けたデータ取得に成功。
GoogleのピチャイCEO、「実用的な量子コンピュータの実現は5~10年後」
AlphabetとGoogleのCEOを務めるSundar Pichai(スンダー・ピチャイ)氏は「実用的な量子コンピュータの実現は5~10年後」とする見解を示したという。
吉川明日論の半導体放談 第327回 AIが優勝劣敗を決定する半導体業界
半導体、ビッグテックの一連の決算が出揃った。決算日が微妙にずれているNVIDIAの発表はまだだが、全体を見る限りテック業界での優勝劣敗の最大の要因はAI分野でのパフォーマンスであることは明らかだ。中でも、半導体市場の動向では、AI半導体分野に参加しているかいないかで大きな違いが出ることが明らかになった。
imecの研究者が解説 - SRAMキャッシュ代替としてのSOT-MRAMの可能性 第2回 imecが開発した最先端のSOT-MRAMデバイス
次世代MRAMとして期待されるSOT-MRAMは、最終レベルキャッシュメモリとしての利用が期待されている。imecはその実用化に向けた研究を長年にわたって行ってきた。
富士通と横国大、富岳を活用し台風に伴う竜巻発生予測シミュレーションに成功
富士通と横浜国立大学は、スパコン「富岳」上で、富士通が有する大規模並列処理技術と、横国大が有する気象シミュレータを組み合わせ、台風に伴って発生する竜巻を予測する気象シミュレーションに成功したことを発表した。
X線天文衛星XRISM、銀河団を吹き抜ける「風」を発見。最大秒速310km
X線天文衛星XRISMの観測で、銀河団中心部に最大秒速310kmもの「風」を発見と国際共同研究グループ発表。英科学誌「Nature」に論文掲載。
トランプ大統領による半導体関税の狙いとは?
現在(2025年2月12日時点)、米国のトランプ大統領は中国に一律10%の追加関税を導入し、メキシコとカナダへの関税25%が発動されるかされないかの瀬戸際にある状況となっており、諸外国はトランプ関税への懸念を強めている。
ヌヴォトン、故障診断とフェイルセーフ機能の内蔵した産業用48V向けバッテリ監視ICを発表
ヌヴォトン テクノロジー ジャパンは2月13日、 同社の主力製品の1つであるバッテリ監視ICの新製品となる産業用48V向け17セル対応「KA49701A/KA49702A」の開発ならびに量産を開始したことを発表した。
JDI、米国での最先端ディスプレイ工場設立に向けて米OLEDWorksと協業
ジャパンディスプレイ(JDI)は2月12日、車載向け有機EL(OLED)パネル、マルチスタックOLEDマイクロディスプレイなどの開発・製造を手掛ける米OLEDWorksに対する出資契約を締結し、米国における最先端ディスプレイ生産工場の設立に向けた協業を開始したことを発表した。
JDIが石川工場を先端パッケージも生産するMULTI-FAB化を計画、茂原工場はパネル生産を終了
ジャパンディスプレイ(JDI)は2月12日、同日開催した同社取締役会において、2026年3月をめどに第6世代ガラス基板(G6)に対応する茂原工場での生産を終了することを決議したことを発表した。
スパコン「富岳」後継機開発スタート 2030年頃、世界最高水準へ 理研
理化学研究所は、運用中のスーパーコンピューター「富岳」の後継機の開発を開始した。開発上のコードネームは「富岳NEXT(ネクスト)」で、2030年頃に稼働する計画。シミュレーションでの実効性能を5~10倍に高めるほか、活用が急速に進むAI(人工知能)に必要な性能で世界最高水準を目指す。増大する計算資源の需要に応え、科学研究を加速する「AI for Science(フォー・サイエンス)」への活用などを通じ、わが国の科学技術・イノベーションが世界を先導するための計算基盤を目指す。
光が流れるナノチェーンを東北大学らが開発、機構も解明
東北大学らの共同研究グループ、光が流れるナノチェーンを開発し、その機構も解明。超短波レーザーを用いずに、超高速光現象を理解するための新たな解析手法として期待。
島津製作所、省力化・省エネに貢献する紫外可視分光光度計3機種を新発売
島津製作所は、紫外可視分光光度計「UV-i Selection」の後継機として、「UV-1900i Plus」「UV-2600i Plus」「UV-2700i Plus」の3機種を発売すると発表した。
新たな「デジタルツイン脳シミュレーター」、国立精神・神経医療研究センターら開発
国立精神・神経医療研究センター、サルなど霊長類の「デジタルツイン脳シミュレーター」を新開発。精神・神経疾患の病態解明や個別化治療の開発へ。
池袋サンシャインシティの全電力が再エネ由来に、4月から
サンシャインシティ、池袋「サンシャインシティ」の全電力を4月から再生可能エネルギー由来に切り替え。
岡山大がカフェインの殺虫効果を実証 - 飲ませるだけで殺虫剤に?
岡山大学は、カフェインを砂糖水に混ぜてハエに飲ませた結果、0.5%以上のカフェインを含んだ砂糖水を飲ませると7日以内で死滅し、使い方次第では実用的な殺虫効果が期待できると発表した。
NIMSなど、HDDの記録高率を35%向上させる新技術の原理実証に成功
物質・材料研究機構(NIMS)と米・Seagate Technologyは、HDDに利用される熱アシスト磁気記録に「スピントルク」を組み合わせ、記録効率を35%向上させる新たな記録原理を実証したと発表した。
三菱電機、そよ風で発電できる電磁誘導発電モジュールを開発。世界初“劣化しない床発電”も
三菱電機、そよ風など自然界のわずかな動きや、人が床を踏む動きなどで効率的に発電する電磁誘導発電モジュールを開発。世界初の“劣化しない床発電”の実証も。
Synspectiveが6機目衛星の取得画像を公開 - 大阪・関西万博会場の観測も
Synspectiveは、2同社6機目の小型合成開口レーダ(SAR)衛星により取得された国内外の観測画像を公開した。
車載/産業半導体の需要減退で欧州の半導体メーカー各社が人員削減か? 海外メディア報道
自動車用およびITや産業向け半導体の需要弱含みが続く中、欧州の代表的半導体メーカーであるNXP SemiconductorsやSTMicroelectronics、Robert Boschなどで人員削減の準備が進められている模様である。海外の複数のメディアが各社それぞれの話題として伝えている。
どこでもサイエンス 第300回 上流階級!? の星
夜空に光る星は、それぞれキャラクターを持っています。そんななかで、上流階級!? の星を紹介しますね。え、階級? そうなんです、結構前から星には階級(クラス)があるのでございます。
AlteraがInnovators Forumを開催、FPGAとAIの融合を強調
Intel子会社のAlteraは日本時間の2月12日、LinkedIn Eventとして「Innovators Forum: Building the Future with Partners and Customers[を開催した。
imecの研究者が解説 - SRAMキャッシュ代替としてのSOT-MRAMの可能性 第1回 imecの研究者が解説 - SRAMキャッシュ代替としてのSOT-MRAMの可能性
次世代MRAMとして期待されるSOT-MRAMは、最終レベルキャッシュメモリとしての利用が期待されている。imecはその実用化に向けた研究を長年にわたって行ってきた。
ハスの葉のように水をはじき汚れを落とす 構造色塗料開発 千葉大
ハスの葉のように水をはじき、汚れも自然に落とす新しい構造色塗料の開発に、千葉大学などの研究グループが成功した。メラニン粒子に疎水性の分子をまとわせることで、有機溶媒の中でも安定して粒子が分散。この溶液を筆で壁に塗ると有機溶媒が速やかに揮発し、光の反射により構造色が発現する。今後は耐久性などを上げて、単色で色あせしない次世代塗料材料としての応用を目指すという。
アークエッジ・スペースなどが共同開発した衛星が高分解能での撮像に成功
アークエッジ・スペースは、台湾国家宇宙センター(TASA)および東京大学大学院と共同で開発した「ONGLAISAT」が、キューブサットにおいて世界最高レベルの地上分解能での撮像に成功したと発表した。
三菱重工、ターボ冷凍機を最大8台制御できる「エネコンダクタ」新機種を投入へ
三菱重工、ターボ冷凍機を最大8台制御できる「エネコンダクタ」新機種を2025年春に市場投入。海外市場で導入可能な設備の幅を拡張するねらい。
キリンビール北海道千歳工場でグリーン水素活用の実証事業、’26年から
キリンビール北海道千歳工場で、ビール製造工程にグリーン水素由来の蒸気を活用する実証事業を2026年6月開始へ。