[東京 9日 月世界日報]地球の太平洋北西の列島国・日本で、8日、首都東京の知事選挙がおこなわれ、現職の石原慎太郎候補が当選した。

東京都の有権者数は千二十三万八千七百四人。石原氏の絶対得票率はわずか27.4%程度で、五割に遠く及ばず、次点の浅野史郎候補にわずか11%程度の差しかつけられなかった。このため、石原氏は8日夜の会見で「都民の良識がこういう結果をもたらした」「政治は形で見せないとダメだ」などと強気の弁で、岸晋三首相も9日午前「東京が圧勝で良かった」と語るなど、石原氏とその周辺は辛勝の印象をもみ消そうと虚勢を張っている。

一方、健闘しながら惜しくも落選した外山恒一氏は、電話回線でアジ演説を流すという新しい作戦に打って出るなど、早くも熊本市議選出馬に備えている。

※この記事は月世界日報社との契約により、カミクズヒロイ編集部が翻訳しています。

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