openSUSE でレジューム後に無線 LAN が使えない場合のメモ で、/etc/pm/sleep.d/ にスクリプトを置いて、それによってサスペンド前にカーネルモジュールをアンロードし、レジューム後にロードし直す方法を書いた。しかし pm-utils に関する文書を読んでみると、実はそれをするための仕組みがきちんと用意されていることが分かった。同じことが出来ればどの方法でも良いとはいえ、仕組みがある以上それを使うのがより安全ではあるので、メモしておく。

それは /etc/pm/config.d/ に設定ファイルを置く方法。ファイル名は何でもいい(らしい)が、openSUSE の wiki には modules か config にする様に書いてある(SDB:Pm-utils - openSUSE、ただし内容が少し古くなっているかも)。ここで次のように記述すると、サスペンド前にモジュールをアンロードしてくれる。

SUSPEND_MODEULES="hoge fuga piyo"

この例で hoge fuga piyo としているところに実際はアンロードさせたいモジュールの名前を入れる。空白区切りで複数のモジュールを指定できる。工人舎 SH8 では rt73usb を入れた。

SUSPEND_MODEULES="rt73usb"

前に作った /etc/pm/sleep.d/50wifi を削除し、サスペンド/レジュームしてみると Wifi が正常に復帰した。