pulpdust.org/カミクズヒロイ /root

6月9日、米ウィスコンシン州：Madison 連邦地方裁判所は、州の同性婚禁止を違憲とした6日の判決に対する司法長官からの猶予申請を却下した。

先週金曜日、Barbara Crabb 判事は、米市民自由連合（ACLU）が起こした訴訟で同性婚禁止を無効とした。しかし郡が許可書を発行しなければならないとはせず、ACLU に対して判決が実行される方法を提案する様に求めた。各郡では同性間の結婚許可書を交付するかどうか自ら判断することになった。

J.B. Van Hollen 州司法長官は、地方裁に対して、上訴する間は判決の実行を停止させる緊急停止を求め、第七巡回控訴裁判所にも停止を要請した。Crabb 判事は、判決は許可書の発行を命令していないので、司法長官が何を止めたいのか明らかでないとし、両側が ACLU の提案を量る機会を得た時にはそれを延期するかどうかを決めるだろうと述べた。

6月9日、米ウィスコンシン州：AP 通信の調査によると、州内の72郡のうち少なくとも42郡は月曜日に同性間の結婚許可書を交付した。

先週末、米テキサス州共和党は党大会を開き、同性愛者の権利や出入国管理などについての政策で強硬路線を採択した。党は同性愛者の権利を支持する活動班の出展を排除し、同性愛に関する方針の更改についての議論を回避するために運営規則を利用した。また、投票権法の廃止要求、銃器の剥き出しでの運搬の支持、最低賃金の廃止の支持、米国の国連からの撤退の支持、事後避妊薬の販売の禁止、可得医療法の廃止要求などを綱領に盛り込んだ。