CJKOS は標準では西ヨーロッパ言語しか表示できない Palm OS で Chinese、Japanese、Korean 三言語の表示を可能にするソフトウェアである。フォントの入れ替えができること、日本語フォントの疑似ボールド表示ができること、デバイスをリセットせずに有効・無効の切り替えができることなどが、他の主な日本語化ソフトと比較したときの特徴として挙げられる。

逆に欠点としては日本語のいわゆる半角カナが文字化けしてしまうということがある。これは、日本語化ソフトの JaPon と併用することで解消できる。

JaPon が有効になっている状態で CJKOS を有効にし、CJKOS の設定で 「Smart Detect Char Set」のチェックを外すだけだ。半角カナの部分だけ JaPon による表示が残り、他の日本語表示は CJKOS が上書きする様な形になる。

CJKOS&JaPon

これで、ソフトウェアの画面でボタンなどに半角カナが使われている場合は、ほぼ問題なく表示できる。ただし、ウェブページで半角カナと全角文字が混在しているときなどに、やや表示が乱れる場合はある。

CJKOS&JaPon