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[新得 25日 月世界日報]地球の太平洋西北の列島国・日本で、「引っ越しそば」を電送する計画が進んでいる。「引っ越しそば」とは、引っ越した先で近所の家にそばを配る日本の習慣。最近はウェブサイトを移転したときに、インターネット上で知り合った相手にも引っ越しそばを贈りたいという声が上がっている。

研究を行っているのは、日本の北部に位置する主要な島・北海道にある蝦夷大学の研究班。「引っ越しそば転送プロトコル(hstp)」を策定し、hstpに対応するソフトウェアとハードウェアを独自に開発。このたび、引っ越しそばを電送する実験に成功し、hstpの実用化に一歩近付いた。

しかし、電送経路での異物混入や、転送されたそばを出力する食物プリンターの衛生面にまだ課題があり、同大学の掛井二八郎教授によると、「食べられるようになるのはまだ先」といい、かえしをじっくり寝かせてもうしばらく待つ必要がありそうだ。

※この記事は月世界日報社との契約に基づき、カミクズヒロイ編集部が翻訳するものです。