今年で13回目となるレインボーマーチ札幌は先日2009年9月21日、北海道札幌市内で無事実行されました。当日は予報より曇りがちで気温は16度程度までしか上がらず、やや肌寒い天気だったものの、催し自体は朗らかな雰囲気の中で進められました。

ここでは、ミニブログはてなハイクを利用して行った実況中継(参照:第13回レインボーマーチ札幌 でひとこと - はてなハイク)のために撮影した50枚近くの写真を見ながらレインボーマーチのもようを振り返ってみたいと思います。

当日 Kodakana は余裕を見込んで10時49分着の列車で札幌駅に到着したものの、駅ビルこと札幌エスタでラーメン食べたりビックカメラで NetWalker をいじったり、トイレを探して方角が分からなくなったりしているうちに時間が経ってしまい、集合場所の札幌テレビ塔前、大通公園西一丁目広場に着いたのは12時45分頃でした。
写真:札幌駅コンコース 写真:旭川ラーメン「梅光軒」の醤油ラーメンと餃子 写真:札幌テレビ塔と待機するレインボーマーチ参加者たち写真:出発直前、レインボーマーチの横断幕を広げて待つ人 写真:風船のひもを腰のベルトにくくって待つ人 写真:レインボーフラッグを広げる


行進は予定通り13時頃開始。
写真:レインボーフラッグを手に歩き出す 写真:旗や風船で飾り付け、踊り子たちを載せた車両も動き出す 写真:虹色の風船を手に、繰り出す人々
大通公園の南側の通りを少しだけ西に進み、最初の交叉点を曲がり南に進みます。
写真:注目を集める奇抜な衣装  写真:普段着で参加する人も多い  写真:コンドームを摸した巨大ビニール風船も街を歩く
南三条と南四条の間にある通りを西へ行き、駅前通りに出たら北上。
写真:SAPPORO GAYBAR FLOAT PRIDE-UNION 2009  写真:「サッポロで歩く→ナニカが変わる」プラカードを掲げる  写真:山車と歩く人々、虹色の風船、様々な衣装  写真:虹色の行進  写真:プラカード「普通の定義を教えて下さい」「私をもっと見て!」「愛する自由」「みんな違ってみんないい。」など  写真:横断幕「LGBT の家族と友人をつなぐ会」  写真:のぼり「(社)アムネスティインターナショナル日本」  写真:旗「Qwe're」  写真:旗を掲げて歩く、タンクトップ、ショートパンツ、筋肉  写真:通りすがりの人も目を留める  写真:パレードの雰囲気を盛り立てるドラァグクィーンたち  写真:風船飛ばしを待つ 
風船飛ばしは13時30分頃、パルコ前あたり。
写真:虹色の風船、飛ばす直前  写真:風船が空に飛んでいく  写真:風船はどんどん小さくなっていく 
先導車から参加者や沿道に向けての呼びかけも軽やかでよい雰囲気を作ります。
写真:旗やポスターで飾られ、スピーカーも取り付けられた先導車  写真:先導車の後ろ、横断幕、旗、プラカードを持った人たち  写真:山車  写真:行進する人たち  写真:行進する人たち  写真:信号待ちの通行人たちの注目を浴びる 
大通公園の北側の通りに到達したら東に折れて進み、テレビ塔前へ戻ります。
写真:コンドームの化身「ドーム君」着ぐるみで歩ききった人も  写真:テレビ塔前に帰り着き、一息つく  写真:テレビ塔前に帰り着き、一休み 
実行委員会ではここまで一時間程度を想定していたようですが、実際には13時40分頃には先頭が帰着しています。そのためプライド集会は予定より5分早く14時15分頃から始めるという案内がありました。

写真:設置された舞台前に置かれた「レインボーマーチサッポロ」横断幕 
プライド集会はテレビ塔下に設置された舞台上で行われました。司会挨拶「1500円の洗濯ばさみを買うと DVD が付いてくる」に続き、楽団 Musica Felice (ムジカ・フェリーチェ)による演奏、実行委員長挨拶(以下、個人名や団体名等はうろおぼえにつき間違いがあればお教え下さい〜)。
写真:司会の二人「名古屋テレビ塔になくて札幌テレビ塔にあるもの。札幌テレビ塔には時計がある」  写真:楽団「Musica Felice」による演奏  写真:実行委員長中田圭介・堀川祐平両氏 
上田文雄札幌市長多忙につき代理による伝言、手話通訳さん紹介。 14時40分頃〜、各政党からは共産党所属坂本恭子札幌市議(紙智子国会議員のメッセージ代読)、公明党の佐藤英道道議、社民党北海道連合山口たか副代表、民主党北海道女性局長三宅由美札幌市議が登壇。新党大地は鈴木宗男代表の代理が来ている、ということだが呼んでも出てこない(演出?)。仕方ないので司会「女装が代読」。それから「自民党からはメッセージありません」。 15時頃〜、参加者への表彰。「バディ」のテラ出版から二組三名、実行委員会から二名が表彰を受ける。
写真:バディ賞表彰。シャアのコスプレの人。男子カップル  写真:実行委員から女の子賞。パリコレクションをイメージした衣装のパリコさん  写真:実行委員から男の子賞。「女装は二度目」 
15時15分頃〜、協賛団体などの代表者から挨拶。SMA、アムネスティ、レッドリボンさっぽろからはコンドームの化身「ドーム君」も登場、ワールドエイズデー実行委員会、エイズ予防財団Qwe'reエゾナイト、ソフトバンクモバイルからメッセージを司会代読、レインボーファミリーイン札幌ならびに、神戸から来られたという LGBT の家族と友人をつなぐ会の方。
写真:レッドリボンさっぽろの人とドーム君  写真:札幌ゲイナイトのもようを収録した DVD を宣伝するマコ・ミッシェルさん  写真:司会、ソフトバンクモバイルからの協賛メッセージを読み上げる  写真:レインボーファミリーイン札幌、LGBT の家族と友人を結ぶ会 
そろそろお開きです、といった辺りですでに15時40分頃。最後に舞台前に参加者が集まって記念撮影。散会となり、スタッフは舞台などの撤去にかかり、参加者は友人と話しをしたり、しばし余韻に浸るなどしたのち、公式アフターパーティに出席する人、帰宅する人など、思い思いに歩き出していきました。また来年札幌でお会いしましょう!

余談ながら Kodakana は17時2分札幌発の列車に乗り、苫小牧で18時30分の列車に乗り換えるはずが、その列車が鹿とぶつかったとかで入ってくるのが遅れ、結局40分遅れとなり、家に着いたのは20時過ぎでした…とさ。