東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原子力発電所について、新潟県の花角知事は21日、再稼働を容認する意向を正式に表明しました。来月、県議会に諮った上で国に報告する見通しで、6号機の再稼働にめどが立つ形となり、再稼働した場合東京電力の原発としては福島第一原発の事故のあと、初めてとなります。
大分市佐賀関で発生した大規模火災について、専門家がシミュレーションすると、わずか30分程度で火が数十棟に燃え広がる結果となったことがわかりました。専門家は、短時間に延焼が拡大したとみられるとして木造住宅が密集するなど火災のリスクが高い地域では、初期消火の体制やまちづくりを考える必要があると指摘しています。
大分市佐賀関で発生した大規模火災。現場には移住して1年ほどで自宅が被害を受けてしまった男性がいます。男性は「心の整理がつきませんが、できることなら、この街にまた住みたいです」と話していました。
政府は、先端半導体の量産を目指す「ラピダス」に1000億円を出資することを決めました。さらに1兆円規模の追加支援の計画も明らかにし、公的関与が強まる中で、支援に見合う成果を出せるかが焦点です。
総務大臣の諮問機関である地方財政審議会は、地方税である軽油引取税の暫定税率などの廃止に伴う減収をめぐり、自治体のインフラ整備の貴重な財源になっているとして、代わりとなる安定財源の確保を図るべきだとする意見書をとりまとめました。
全国の学校で、いじめによる自殺や不登校などの「重大事態」の件数は、昨年度1405件と過去最多となるなか、こども家庭庁などは、いじめの重大化を防ぐため、過去のケースを分析して、学校がとるべき対応や留意点をまとめ、公表しました。中でも、SNSを通じた「ネットいじめ」は、表面から見えにくく、時間とともに深刻化しやすいと指摘されています。娘や息子が学校でいじめの被害に直面した家族と、対策に力をいれる現場を取材しました。
プロ野球、巨人で選手や監督として国民的人気を博し、ことし6月に亡くなった長嶋茂雄さんのお別れの会が21日、東京ドームで行われ、長嶋さんと一時代を築いた王貞治さんが「我々の心のなかには明るい太陽のような長嶋さんが生き続けてくれると確信しています」と、お別れのことばを述べました。午後からは多くの一般の人たちが訪れ、長嶋さんに別れを告げました。記事後半では王さんや松井秀喜さんなど参列者の長嶋さんへの思いをお伝えしています。