
台湾離島‧澎湖での旅行では、花火大会や「摩西分海(モーセの海割り)」、「雙心石滬(ダブル‧ハート)」などの有名な観光スポットのほかに、地元ならではの特別なイベント「擲吉」というお菓子投げがある。これは、台湾の漁村に伝わる独特の伝統行事で、新しい船が進水する際に、船主が千台斤(約600キロ)以上の甘いお菓子を用意し、船上から岸に向かって投げる。人々は岸で果物カゴや傘、段ボール箱などを使って受け止め、現場では爆竹も鳴り響き、とても賑やかな雰囲気になる。(編集:許芳瑋/本村大資) ......more

総統特使として、アフリカ南部にある中華民国の国交樹立国、エスワティニ王国(旧国名スワジランド王国)を訪れている林佳龍・外交部長(外相)は現地時間の24日午前、同国の首都、ムババーネを訪れ、ラッセル・ドラミニ(Russell Dlamini)首相と共同で、「エスワティニ王国5G政府及びスマートシティに向けた発展プロジェクト」オペレーションセンターの運用開始式典を執り行いました。林・部長は、この重要な計画をドラミニ首相と共に見届けることができて嬉しいと述べた上で、台湾は、エスワティニ政府の5Gプライベートネットワーク構築のサポートに尽力し、交通、治安、防災等......more

アメリカのドナルド・トランプ大統領(Donald Trump)が提示した相互関税政策が、全世界の経済、貿易に衝撃を与えている中、行政院(内閣)は24日、4100億台湾元(日本円約1兆8030億円)に及ぶ特別予算を捻出して対応すると発表しました。行政院の卓栄泰・院長(首相)は、政府は「MIT(メイド・イン・タイワン)はMIT」だとして原則堅持を強調、中国製商品を台湾製と偽る事は許されないことはもちろん、産業支援政策については決して交渉カードにはしない、と述べました。アメリカの相互関税政策に対応する形で、行政院は24日、4100億台湾元規模の特別予算条例を打......more

日本の与党・自民党の衆議院議員で、前・経済安全保障担当大臣の高市早苗議員が、27日に訪問団を率いて台湾を訪問します。外交部(外務省)は25日、歓迎の意を表し、訪問団は台湾滞在期間、「台湾安倍晋三友の会」の活動に参加するほか、頼清徳・総統を表敬訪問、また蔡英文・前総統、立法院(国会)の韓国瑜・院長(国会議長)のほか、超党派の立法委員(国会議員)、林佳龍・外交部長(外相)、台湾の対日本窓口機関である「台湾日本関係協会」の蘇嘉全・会長などとも面会し、台湾と日本の関係、地域情勢、経済や安全保障の議題について意見交換を行う、と明らかにしました。外交部は、世界が現在......more

台湾中部・苗栗県の白沙屯拱天宮の媽祖巡礼、今年は5月1日夜に神輿が出発し、10日間にわたる徒歩巡礼が始まる予定だ。台湾最大級の宗教イベントの一つであるこの祈願巡礼に合わせて、多くの企業が媽祖ブームに乗じた商品を展開している。 台湾の在来線、台湾鉄道を運営する台湾鉄路公司(国営台湾鉄路株式会社)は、拱天宮とコラボした限定弁当を発売。肉入りとベジタリアンの2種類が用意されているほか、「媽祖のピンクスーパーカー」と呼ばれる神輿をモチーフにしたピンク色のお守り、トートバッグ、食器、弁当箱などもセットとして販売され、初日の午前中から多くの市民が買い求める......more

総統府の「国家気候変動対策委員会」は24日、4回目の会議を招集しました。頼清徳・総統は「アメリカによる新たな関税政策は台湾の産業に多くの課題をもたらす事となる」と指摘した上で、「政府は、CO2(二酸化炭素)の排出削減を促進する為、排出される二酸化炭素に価格をつける『カーボンプライシング』を確実に実行し、国際基準にリンクさせることで、排出量の多い産業が海外から懲罰的な関税を課せられることを避け、輸出競争力を保障する」と強調しました。頼・総統はまた、EU(欧州連合)域内の生産品に課される炭素価格と同等の価格を、EU域外からの輸入品に課す制度であるCBAM(炭......more

アメリカ・トランプ政権の関税政策が台湾の産業発展に衝撃を与えている中、行政院(内閣)は先ごろ、880億台湾元(日本円約3870億円)に上る産業支援計画を打ち出しました。総統府と行政院では、産業各方面からの意見聞き取りを行ったほか、複雑化する国際情勢への対応を踏まえ、支援計画の内容と予算規模を拡大することを決定しました。そして、行政院は24日、閣議で、「国際情勢に対応する為の経済・社会及び国土安全の強靭性強化特別条例」の草案を可決、この特別条例は「産業支援」、「雇用の安定」、「社会的に弱い立場にある人のケア」、そして「強靭性の向上」という大きな4つの柱、1......more

台湾の在来線、台湾鉄道には、新旧様々な車両があり、ドアの位置や形も異なる為、新交通システム・MRTや台湾の新幹線、台湾高速鉄道のように統一されたホームドアを設置することができず、乗客の転落事故がしばしば発生しています。この問題に対応するため、台湾鉄路公司は、南部・高雄駅に新たに完成した二番ホームに、新型の昇降式ホーム柵1基を試験的に設置しました。この新型ホーム柵の長さは20メートルで、台湾鉄道の都市間を結ぶ長距離列車、通勤列車、観光列車、更にはディーゼル機関車といった各車種に対応できる設計となっています。列車の速度が検知可能で、列車の停車を確認してからは......more

ローマ教皇庁(バチカン)は、21日に亡くなったローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇の葬儀について、4月26日午前(現地時間)に行うと発表しています。台湾からは、頼清德・総統によって総統特使に任命された陳建仁・元副総統が台湾を代表して参列し、弔意を表す予定となっています。陳・元副総統は過去に6度、フランシスコ教皇と謁見し、教皇からローマ教皇庁科学アカデミーの記章を授与されるなど、教皇と深い関係があることから代表に選ばれました。陳・元副総統は24日夜の便でイタリアの首都・ローマへ向けて出発しました。陳・元副総統は、台湾桃園国際空港で受けたメディアのインタ......more

台湾北部・台北市の陽明山国家公園内の七星山登山歩道近くで14日に火災が発生、約5時間にわたり燃え広がった後に鎮火しました。陽明山国家公園署の初期調査によると、焼失面積は約32ヘクタールと推定されています。出火原因については、国家科学および技術委員会(略称:国科会)所属の国家実験研究院高速ネットワーク・計算センターが実施するプロジェクトで設置された大気品質センサーが発火したことによるものとされています。国家公園署の王成機・署長は24日、「今回の火災で焼失したのは主に、約4.5ヘクタールのススキ草地と一部の竹林である。ただ、根までは焼けていない。生態環境の完......more

年に一度の「西拉雅森活祭(Siraya Grassland Festival)」が19日に開幕。大人気の熱気球カーニバルがイベントの先頭を飾った。多くの来場者が早朝から列を作り、熱気球の搭乗体験に参加。熱気球に乗って空に上がると、広大な草原の絶景が一望でき、初めて体験した多くの人々は「少しドキドキしたけど、それ以上に感動的だった」と興奮気味に語った。(編集:豊田楓蓮/本村大資) ......more

台湾初となる南極・北極を横断した生態系ドキュメンタリー映画『守護我們的星球(私たちの地球を守ろう)』のプレミア試写会が24日に開催され、頼清徳・総統が出席しました。頼・総統はあいさつで、「地球を救うには人類の行動を変えるしかない」と述べ、総統府に「気候変動対策委員会」を設置し、2032年および2035年の二酸化炭素排出削減目標を定めたと説明、これが台湾の第一歩であり、産官学および研究機関が連携して、台湾が気候変動への取り組みにおける世界的な模範となることを願っていると語りました。このドキュメンタリーは、台湾の東森テレビ(EBC)が15年かけて制作し、世界......more

外交部(外務省)の林佳龍・部長(外相)は、総統特使としてアフリカにある中華民国台湾の国交樹立国であるエスワティニ王国を訪問中。外交部は24日、林・部長が23日にエスワティニのラッセル・ミソ・ドラミニ(Russell Dlamini)首相を表敬訪問し、国際社会における台湾支持表明、および両国の外交関係に対する確固たる支持に謝意を表したと発表しました。 これに対し、ラッセル・ミソ・ドラミニ(Russell Dlamini)首相は「両国の絆は揺るぎない」と改めて強調し、他国の影響を受けることなく、台湾と引き続き固く連携していく姿勢を明言しました。&n......more

アメリカの相互関税の影響を受け、立法院(国会)の衛生環境委員会は24日、各関係省庁の責任者を招き、「アメリカ産豚肉・牛肉の輸入関税免除および国民の食の安全・農家の権益保護」に関する特別報告を行いました。衛生福利部(日本の厚労省に類似)の邱泰源・部長(大臣)は、国民の食の安全を守るため、「食の安全を最優先」、「科学的分析」、「国際基準」、「市場の監視」という4つの原則を堅持すると強調しました。 アメリカによる相互関税措置の影響を受け、台湾はゼロ関税を起点として協議を開始する方針を示しています。これに対し、国内の農畜産業への影響を懸念する声が上がっ......more

台湾のシンクタンク・財団法人台湾民主基金会が23日、北部・台北市にある台北賓館(迎賓館)で「2025年國際大屠殺紀念日(2025年ホロコースト犠牲者を想起する国際デー)」のイベントを開催しました。イベントに出席した頼清徳・総統はホロコースト生存者の孫にあたる女性の演説に耳を傾け、第二次世界大戦中に殺害されたユダヤ人のために蠟燭に火を灯しました。頼・総統は挨拶で、平和はかけがえのないものであり、戦争に勝者はいない。台湾は引き続き民主主義のパートナーとの協力を深化させ、地域および世界の平和と安定を守っていくと述べています。2025年ホロコースト犠牲者を想起す......more

頼清徳・総統は、21日に亡くなったローマ教皇フランシスコの葬儀に出席する総統特使として、陳建仁・元副総統を任命しました。外交部(外務省)の呉志中・政務次長(副大臣)はこのことについて、陳建仁氏はバチカンを非常に熟知しているほか、フランシスコ教皇に過去6度も謁見しているとして、台湾の教皇に対する哀悼、哀惜の念を示すのに最も適任だと述べました。外交部によりますと、総統特使としてバチカンに派遣される陳建仁氏は、26日に行われるフランシスコ教皇の葬儀および関連行事に出席するということです。(編集:本村大資/王淑卿) ......more

イスラエル国会で台湾に友好的な議員グループの代表を務めるボアズ・トポロフスキー(Boaz Toporovsky) 議員率いる代表団が台湾を訪問しています。外交部(外務省)は23日夜のニュースリリースで、呉志中・政務次長(副大臣)が23日正午に外交部大礼堂にてボアズ・トポロフスキー(Boaz Toporovsky)氏に「睦誼外交獎章」を授与し、台湾とイスラエルの関係促進に対する氏の長年の努力と卓越した貢献を称えたと伝えました。呉・政務次長は挨拶で、トポロフスキー氏は中国の圧力を恐れず、様々なチャンネル、SNSを通じて積極的に台湾のために声を上げ、台湾の国際......more

今年78回目となる世界保健機関(WHO)の最高意思決定機関である「世界保健総会(WHA)」が5月19日から27日にかけてスイス・ジュネーブで開催される予定です。台湾の駐スウェーデン大使にあたる駐スウェーデン代表処の谷瑞生・代表はこのほど、スウェーデンの著名な日刊紙「Norrbottens-Kuriren」に、「台湾の有意義な世界保健機関(WHO)への参加」という表題で寄稿し、スウェーデン政府の台湾に対する継続した支持および本年度のWHAに台湾がオブザーバーとして有意義に参加することへの支持を明確に示すよう呼びかけました。統計によりますと、2024年6月に......more

24日は前線が通過する影響で湿度が高く、北部、台湾の東側及び離島の馬祖、金門では雨の降る確率が高くなり、ところにより、にわか雨または雷雨に見舞われる恐れがあります。特に北部では一時大雨になることが予想され、不安定な天気になるでしょう。中部でも短時間の雨が降る見込みですが、南に行くほど降水量は少なくなり、南部は曇りから晴れ、山間部では午後に短時間の雨が降る予想です。北部および北東部の日中の最高気温は27度から29度、中南部は32度から34度、南部の山に近い地域では36度の高温に達する恐れがあります。夜になると北東からの季節風が強まり、北部と北東部は涼しくな......more

ローマ教皇庁は、21日に亡くなったフランシスコ教皇の葬儀について、4月26日午前(現地時間)に行うと発表しました。外交部によりますと、葬儀には、頼清德・総統が総統特使に任命した陳建仁・元副総統が参列し、弔意を表すということです。陳・元副総統は過去に6度、フランシスコ教皇と謁見し、教皇からローマ教皇庁科学アカデミーの記章を授与されるなど、教皇と深い関係があることから代表に選ばれました。フランシスコ教皇は在位中、台湾東部沖地震の被災者を見舞い、祈りを捧げたほか、台湾のカトリック教会に関心を寄せ、複数の台湾籍司教を任命。また、バチカン市国を訪れた台湾からの総統......more

中華民国台湾の国交樹立国・バチカン市国の元首であるローマ教皇‧フランシスコが21日に亡くなったことを受け、賴清德・総統は23日午前、外交部(外務省)の呉志中・政務次長(副大臣)の同行のもと、カトリック台北大司教区本部事務局に設けられた弔問所を訪れ、追悼の意を表しました。その際、頼・総統は追悼の儀式に則り、お香を焚き、聖水を撒き、花や果物、お酒を供え、フランシスコ教皇の遺影に向かって三度深くお辞儀を捧げました。賴・総統はその後、教会関係者と挨拶を交わし、その中で、「フランシスコ教皇がかつて語った『よい羊飼いであるためには、匂いがつくほど群れの中に入り込み、......more

アフリカにある中華民国台湾の国交樹立国であるエスワティニ王国では25日、国王・ムスワティ3世の57歳の生誕祝賀行事の開催を予定しています。外交部(外務省)は23日、「頼清徳・総統の特使として特使団を率いて参加する予定の林佳龍・外交部長(外相)が現地時間の22日午後にエスワティニ王国に到着。その際、エスワティニ王国のポリレ・シャカントゥ(Pholile Shakantu)外相が政府を代表して空港で迎えた」と伝え、「エスワティニ政府が台湾の特使団を重視していることを示している」と発表しました。外交部によりますと、林・外交部長は到着した日の夜に、アフリカ地域に......more

現在開催中の2025年日本国際博覧会「大阪・関西万博」について、万博広報・プロモーション局海外コミュニケーション部の吉村佐知子部長は23日、台湾のメディアの合同取材に応じました。吉村氏は、「13日の開幕以降、ほぼ順調に運営が進んでおり、開幕から22日までの来場者数がのべ92万人を超えた。平日でも来場者の熱が徐々に高まっている傾向が見られる」と明らかにしました。また、「来場者数の目標は全体でのべ2,820万人で、そのうち海外からの来場者に関しては350万人を目指しており、現在の状況からみて目標達成は可能である」と指摘。来場者数について、さらなる上方修正も視......more

頼清徳・総統は22日午前、「2025年第22回全国NGO環境会議」に出席する環境保護団体の代表らを総統府に迎え、今後政府が取り組むべき3つの主要な方向性について説明しました。第一に、天然ガスや石油などの必要なエネルギー資源の確保を含む「エネルギー安全保障の強化」、第二に「原子力発電に関する共通認識の形成」、そして第三に「グリーンエネルギー推進における制度的問題の是正」を掲げ、環境団体の理解と協力を求めました。 頼・総統はあいさつで、「気候変動は21世紀の世界が直面する最も深刻な課題であり、極端気象は国民生活や産業への影響にとどまらず、国家安全保......more

蕭美琴・副総統は22日、イスラエル国会の台湾に友好的な議員グループの代表を務める、ボアズ・トポロフスキー(Boaz Toporovsky) 議員率いる訪問団の表敬訪問を受けました。蕭・副総統は、長年にわたるイスラエル国会による台湾の国際参加への支持に感謝の意を示し、今後も教育、科学技術、経済貿易などの分野において双方の協力を深化させ、インド太平洋地域の平和と安定の維持に共に取り組んでいきたいと語りました。 総統府のニュースリリースによりますと、蕭・副総統は会見で、台湾とイスラエルが正式な外交関係を持っていないにもかかわらず、民間交流や議会間の関......more

外交部(外務省)の林佳龍・部長(大臣)は、総統特使としてアフリカにある中華民国台湾の国交樹立国であるエスワティニ王国を訪問しました。到着後、林・部長はSNSに投稿し、エスワティニ王国の外務・国際協力大臣である、ポリレ・シャカントゥ(Pholile SHAKANTU)氏や現地に居住している台湾出身者が空港で出迎えたことに触れ、両国の深い友情を示したと述べました。今後数日間にわたり、国王の誕生日祝賀行事への出席や、両国間の重要な協力プロジェクトの成果を見届ける予定です。 林・部長は総統特使として、22日から26日まで代表団を率いてアフリカの国交樹立......more

日本の与党・自民党の衆議院議員で、前経済安全保障担当大臣の高市早苗議員が、4月27日に台湾を訪問する予定です。「インド太平洋戦略シンクタンク」の招きで国際政治経済フォーラムで基調講演を行うほか、頼清徳・総統への表敬訪問も予定しています。 高市氏は「自民党関西日台友好地方議員連盟」台湾訪問団の一員として3日間の日程で訪台し、北部・新北市汐止にある五指山国軍示範公墓で李登輝・元総統の墓参を行うほか、行政院(内閣)を訪れて卓栄泰・院長(首相)とも会談する予定です。 高市氏は昨年、自民党総裁選に立候補した経歴を持ち、台湾への強い支持を示してき......more

中央気象署によりますと、23日は前線の影響により、台湾中部以北、東側、離島の金門・馬祖では局地的ににわか雨が予想され、中部以北や馬祖では雷を伴った激しい雨や突風が発生する可能性があります。また、午後には各地の山間部でも局地的に雷雨となることが見込まれ、南部では雲が広がる見込みです。 気温に関しては、雨の影響で日中の最高気温はやや下がり、北部および北東部の宜蘭、東部の花蓮では最高気温が29〜30度となる見込みです。中部および南東部の台東では31〜32度、南部では30〜34度、山沿いや渓谷付近では35〜36度以上の高温となる可能性もあります。各地の......more

北部・桃園市桃園区の龍安街にある信号のない交差点で16日夕方、児童二人が横断歩道を渡ろうとしたところ、車は一向に止まることなく、手を挙げて横断のサインを伝えても11台の車はいずれもそれを無視。ようやく12台目の車が停止したが、児童はすでに引き返していた。この映像が投稿されると「大人たちはあまりにも冷酷だ」と非難する声が上がった。これを受けて桃園市警察は交通局や地域の代表者と現地を調査。信号機や注意喚起のライトを設置する必要があるかどうかを検討し、歩行者の権利を守る方針を明らかにした。(編集:岩口敬子/本村大資) ......more