
台湾の宝くじ発行会社・台湾彩券(台湾ロッテリー)は5月25日、端午節(端午の節句、旧暦5月5日、今年は6月22日)の賞金増額を発表しました。賞金総額は6.6億台湾元(約29億日本円)に上る。また、初めて「威力彩(パワーロト)」の賞金を増やし、6月5日から8月3日まで、不定期に増額を行うとする。当選者が出ず、累計の一等賞賞金が4億台湾元(約日本円17.9億)に達しない場合、台湾彩券(台湾ロッテリー)は一等賞賞金に2億元(約8.9億円)を追加するという。例を挙げれば、6月5日までに、一等賞の当選者が出なかった場合、6月5日の一等賞の賞金に2億元(約8.9億円......more

中華民国(台湾)政府の招きに応じて台湾を訪問中のアフリカ南部に位置する国交国、エスワティニ王国のテンバ・マスク(H.E. Themba Masuku)副首相が6日午前、蔡英文・総統を表敬訪問しました。蔡・総統はあいさつの中で、エスワティニ王国は、アフリカにある台湾の重要な国交樹立国だ。ここ数年、双方は経済貿易対話を複数回行った、今年3月に調印された協力議定書により、経済貿易、農業、教育、医療などの分野における双方の協力関係がいっそう緊密になったと喜びました。蔡・総統は、これを機会にマスク副首相が今年3月アメリカのニューヨークで行われた台湾の「駐美國台北經......more

将軍の昇進を祝う式典に出席した蔡英文・総統が、国軍全体のレベルアップに期待を示しました。国防部が6日午前、「112年上半年陸海空軍晉任將官勗勉典禮(2023年上半期陸海空三軍将軍昇進を祝う式典)」を開催しました。今年の前半、中将が5名、少将が22名昇進しました。蔡英文・総統は、どの将軍も長期間の訓練を経て初めて今日の成果をあげることができたとし、昇進した将校に祝福の意を伝えると共に、彼らが持ち場をしっかりと守り、国家の安全を確保していることに感謝しました。蔡・総統はまた、ここ数年、政府は、国家の安全を守る力を強めるため、国防の自主性向上を推進している。艦......more

7月に予定される国軍の漢光演習が初めて民用空港の桃園国際空港で行われると伝えられています。これに対して、国防部の孫立方・報道官(写真)は6日、航空管轄機関や警察などとさらに話し合う必要があるとし、国家の安全保障を考えると共に、国民への影響を最小限にとどめるよう頑張らなければならないと述べ、まだ計画中だと明らかにしました。......more

蔡英文・総統が5日、「2023年全国環境NGOs会議」に参加した環境団体の代表者と会談を行いました。総統府の林聿禪・報道官によりますと、蔡・総統は会議において、「非核家園(非核国家)」という方針に変わりはないことを強調したほか、先日の頼清徳・副総統による稼働停止になった原子力発電所の、緊急時の対応能力の維持に関する発言は、総統による緊急命令の権限の範囲で処理される状況だとしています。蔡・総統はまた、「第四原発の建設再開」という選択肢はないことを改めて強調し、総統を退任する前に政府は第四原発のモデルチェンジに関する基本計画を地元の人たちと議論したい」と語っ......more

中華民国(台湾)の国交樹立国・エスワティニ王国のテンバ・マスク副首相夫妻と訪問団一行が5日午後、台湾に到着しました。一行は6月9日までの5日間、台湾に滞在する予定です。総統府のグラス・ユダカ報道官は、マスク副首相一行の台湾訪問を歓迎するとともに、蔡英文・総統が6日、総統府で訪問団の表敬訪問を受ける予定だと話しました。グラス・報道官は、「マスク副首相の台湾訪問は今回が2回目となる。昨年10月の国王・ムスワティ3世、今年3月のドラミニ首相に続いて、エスワティニの政府高官が頻繁に台湾を訪れるのは、エスワティニが台湾との友好関係を重視していることを実際の行動で示......more

イギリスの経済紙『フィナンシャル・タイムズ』が5日、欧米諸国の企業が中国から事業を撤退するのに伴い、アメリカがアジアから輸入している低価格な製品に占める中国の割合が今年、10数年ぶりに50%を下回ると報じました。報道の中で、シカゴに本社を置く大手コンサルティング企業『カーニー』がまとめた年次報告によると、アメリカは中国への依存度を減少させるためという理由に加え、バイヤーが価格に対して敏感になっていることから、中国以外のさらに低コストなアジア諸国から輸入を行っていると指摘しているほか、2022年にアメリカがアジア諸国から輸入した製品のうち、中国製品が占める......more

台湾の在来線・台湾鉄道主催の駅弁フェア「第8回鉄路弁当節(駅弁フェスティバル)」が、6月9日から4日間、台北駅のコンコースで開催されます。今年は日本やスリランカなど、国内外から42の業者が参加する駅弁フェアでは、各地のユニークな駅弁やグルメを紹介するとともに、鉄道旅行と文化を融合させた、新型コロナ後の新しい鉄道カルチャーがスタートします。台湾鉄道の来年1月の国営企業化にともない、9日から12日まで開催される「第8回鉄路弁当節(駅弁フェスティバル)」が、現在の台湾鉄道が主催する駅弁フェアとしては最後になるとのことです。(編集:本村大資/王淑卿)......more

日本を訪問中の野党・台湾民衆党の党首である柯文哲・主席が5日、早稲田大学で講演を行い、学生たちからの質問を受けました。中国からの留学生が特に台湾海峡両岸関係の改善方法について関心を寄せるなか、柯氏は、台湾海峡の両岸で克服すべき最初の問題は、双方がコンセンサスを追求する姿勢があるかどうかだと指摘し、これが解決されない限り、後の議論にはつながらないと述べました。柯氏は講演の中で外科医としての経歴と台北市長としての経験を生かした政治理念を説明し、台湾民衆党が政治文化を変えなければならないと語っています。(編集:本村大資/王淑卿)......more

中央気象局は5月末に台湾南部の台南市、高雄市に、36度以上の高温が3日続くことを意味する、オレンジ色警報を発令。暑気払いのため、台南でのかき氷店では、マンゴーかき氷を食べにくる来客数が2、3割増加したという。また、「台灣糖業株式有限会社(略称:台糖)」が販売するアイスキャンデーも大人気! 一方、連日の暑さの影響で上昇した水温に耐えられず、高雄市の鳳山渓では魚の大量死が発生。高温が続くため、外出する際に、こまめに日焼け止めや水分補給をしよう!(編集:許芳瑋/王淑卿) ......more

毎年6月5日は国連が制定した「環境の日」(World Environment Day)であり、世界の人々に環境意識の向上と環境保護の取り組みを促すことを目的としています。「環境の日」に合わせて、台湾気候連盟(Taiwan Climate Partnership)もこの日に、「台湾気候学院」(Taiwan Climate Institute)の創設を発表しました。 招きに応じ、出席した賴清德‧副総統はあいさつの中で、「台湾気候学院」は今後、企業界におけるグリーンカラーのリーダーを育成するだけでなく、台湾が「2050年ネットゼロを実現する」という目......more

アメリカの対台湾窓口機関、アメリカ在台協会(AIT)のローラ・ローゼンバーガー(Laura Rosenberger)主席は5日、今回の台湾訪問で、各政党の総統公認候補との交流を望んでいる。アメリカは来年の台湾の次期総統選で特定の候補を支持することはない。台湾の人々が選出する首脳が誰であろうとも、アメリカは継続的にその方と協力すると表明しました。 ローゼンバーガー主席は5日から10日にかけて、台湾を訪問しています。彼女は、アメリカ在台協会(AIT)と台湾メディアとの座談会に出席した際、前回の台湾訪問で、台湾の各政治領域のリーダーと交流することがで......more

運輸事故調査機関の国際組織、国際運輸安全連合(International Transportation Safety Association, ITSA)の委員長会議は5日からの3日間、台北市内で行われています。四大陸の16の加盟国が参加します。台湾の国家運輸安全調査委員会(Taiwan Transportation Safety Board)も会議で、台湾が新しい技術を活用してさまざまな事故調査を行う方法について共有するとともに、国際社会が宇宙事故調査の経験に学びぶということです。 台湾の国家運輸安全調査委員会(Taiwan Transpor......more

外交部は4日、エスワティニ王国のテンバ・マスク副首相が、台湾の政府の招きに応じ、5日から代表団を率い台湾を訪問すると発表しました。マスク副首相一行は台湾滞在中、蔡英文・総統への表敬訪問、外交部(=外務省)の呉釗燮・部長(=外相)との晩餐会のほか、労働部(日本の厚労省に類似)の許銘春(きょ・めいしゅん)・部長(=労働大臣)との会談では、双方の協力について意見交換を行う予定です。 外交部によりますと、マスク副首相の台湾訪問は昨年10月の国王・ムスワティ3世、今年3月のドラミニ首相に続くもので、エスワティニ要人の台湾訪問は3人目になるとのことです。こ......more

中国北京の天安門広場で、学生を中心とする民主化運動を中国政府が武力で鎮圧した事件「天安門事件」から34周年の6月4日、与党・民進党は、中国政府は威圧という手段を用い人々の思想を制約し、自由を制限することを直ちにやめるべきだ。また、国際社会にも、中国の人権問題への関心を持ち続け、ますます高まる中国の軍事的脅威に共に立ち向かう呼びかけています。さらに、民進党は平和への主張、決して諦めないと強調し、「四つの堅持」という立場をしっかりと守り、台湾の民主と自由を断固として守ることも明言しています。(編集:本村大資/許芳瑋/王淑卿)......more

労働部(日本の厚労省に類似)が発表した統計によりますと、2022年に大学を卒業した人の学部別の初任給は、医学・薬学・保健衛生学を除くと教育学が最も高く、次いで物理学、化学、および地球科学の順になっています。過去5年間で、大学・高専を卒業後に海外に出た人のうち、最も多かったのは中国大陸で、アメリカが次いで2位になりました。 労働部の統計の中で、大学卒業者の平均給与は31,000元(日本円でおよそ14万1000円)となっており、学部ごとでは医学・薬学・保健衛生学が最も高く38,000元(日本円でおよそ17万3000円)、次いで教育学の36,000元......more

野党・台湾民衆党の党首、柯文哲氏は、4日に日本へ赴く前にインタビューに応じ、アメリカ訪問のスケジュールにならい、国会、行政部門、シンクタンクなどを訪問する。自身の考えを説明するよりも日本側の意見を聞くことが重要だ、また日本に台湾の状況をより理解してもらう必要があると述べました。 柯文哲氏は4日から8日まで、台湾民衆党の総統公認候補として日本を訪問しています。柯文哲氏はインタビューで、日本はアジアで台湾にとって最も重要な同盟国であり、双方の経済交流も密接であり、また、アメリカにとってもアジアで重要な同盟国であるため、日本に対する理解を深める必要が......more