ENEOSが設立した水素エネルギー社会の実現に向けた基礎研究支援のための基金である公益信託 ENEOS水素基金は11月14日、2025年度の研究助成金の贈呈式と2023年度研究助成の成果報告会を開催した。式には、先日ノーベル化学賞受賞者となった京都大学理事(研究推進担当)・副学長の北川進氏も運営委員長として参加した。
ダイハツメタルとダイハツ工業は日、カーボンニュートラルなバイオマス燃料「バイオブリケット」の製造技術を開発・確立し、キュポラ溶解炉での使用を開始した。
熊本大学は、錯体分子「Co3(dpa)4Cl2(dpa=2,2'-ジピリジルアミド)」が、「分子スピン量子ビット」として機能することを発見したことなどを発表した。
GSアライアンス、“低コストで安全”な「水系アルミニウムイオン電池」を開発発表。製造コストを抑えられる点も特徴と説明。
京セラは11月11日、2026年1月に米国ラスベガスで開催される世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2026」に京セラグループとして参加すること、ならびにその出展内容の一部を報道陣に公開した。
キャディは、データプラットフォーム事業開始以来初となる福岡オフィスを開設し、九州エリアでのサービスおよび採用の強化を行うことを発表した。
九州大学は、「ハダニ」の天敵として知られる「ダニヒメテントウ」族について、日本には8種のダニヒメテントウ類が生息し、そのうち2種は新種であることを明らかにしたと発表した。
太陽ホールディングス(太陽HD)は11月13日、同社の次世代半導体パッケージング用材料を用いたCD1.6μmの3層RDL形成に300mmウェハ上で成功したことを明らかにした。
自動車業界を揺らしたNexperiaの半導体供給混乱は緩和されるのか。この問題を地政学的観点から読み解くと、中国の「圧力調整戦略」が見えてくる。
AI需要がけん引する半導体市場だが、半導体露光機大手の成長戦略が分かれてきた。蘭ASML、国内勢のニコン、キヤノンの決算発表と方針を整理して紹介する。
世界の人口増加に対応し、持続可能な形で食料を供給できるようにするにはどうすればよいのでしょうか。この課題に対処すべく、現在のスマート農業には自動化などを目的とする数多くの技術が導入され、慣性センサーが重要な役割を果たすようになっています。
IEEE主催の半導体デバイス国際会議「IEDM 2025」が2025年12月6~10日にかけて米国カリフォルニア州サンフランシスコで開催される。今回のメインテーマは、「FET誕生100周年:デバイス・イノベーションの未来を築く」である。
岐阜大学など4者は、二酸化炭素を吸収すると硬く強靭なプラスチックに変化し、同時に蛍光の発光強度が増大するエラストマー(ゴム)を開発したと発表した。
国連環境計画(UNEP)は11月4日、2024年の世界の温室効果ガス排出量が前年より2.3%増え、二酸化炭素(CO2)換算で過去最多の577億トンに達したとする「目標未達―排出ギャップ報告書2025」を発表した。地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の下で各国が提出した温室効果ガス削減目標(NDC)を達成しても、産業革命前からの気温上昇は今世紀末までに2.3~2.5度、対策を強化しなければ今世紀中に最大2.8度になると指摘。「地球は深刻な気候リスクと損害の拡大に向かっている」と、各国に一層の排出削減策を求めた。
AMDとSTRADVISION、自動運転の実現を加速するデモを、米ラスベガスで開催されるテクノロジー展示会「CES 2026」で披露。
竹中工務店、“宇宙建築”の技術紹介イベント「宇宙のくらしをつくる建築展」を東京・港区の建築会館ギャラリーで開催。会期は12月10日〜14日、入場無料(事前予約制)。
オンチップモニタリング技術を提供するイスラエルproteanTecsは11月13日、日本市場での事業拡大を目的として、神奈川県横浜市に日本オフィスを開設したことを発表した。
キリンホールディングスは11月4日、独自素材「L.ラクティス プラズマ」が新型コロナウイルスおよびインフルエンザウイルスの増殖を抑制することを明らかにした。
ヘルスサイエンス研究所は11月4日、独自素材「L.ラクティス プラズマ(プラズマ乳酸菌)」を医療従事者が摂取することで、発熱や倦怠感を感じた日数が減少する可能性を臨床試験で確認したと発表した。
SWCCは11月12日、同社の車載インテリアヒータ線および半導体検査用コンタクトプローブ(CP)事業をグループ会社のTOTOKUに移管・集約し、TOTOKUブランドに統合することを決定したことを発表した。
コンサートホール規模の空間で浮遊ウイルスを安全かつ高速に不活性化する殺菌システム、NICTが開発。埼玉・熊谷市の公共大型ホールで運用検証。
信越化学工業は11月13日、QROMISのライセンスのもと開発した300mm GaN専用の成長基板であるQST基板を活用した5μm厚のGaN HEMTデバイスで650Vを超える耐圧が確認されたことを発表した。
米Microsoft(マイクロソフト)は11月12日(現地時間)、デンマーク・コペンハーゲン北部に位置するLyngby(リュンビュー)にある量子施設の拡張を発表した。
STMicroelectronics(STマイクロエレクトロニクス)は、大量のデータを扱うインダストリアルIoT(IIoT)におけるエッジAIの普及を加速させるべく、小型の3 in 1モーションセンサ「ISM6HG256X」を発表した。
三菱電機、ポンプ向けなど三相モーター事業を荏原製作所に譲渡。
Microchip Technologyは11月12日(米国時間)、SDV(ソフトウェア定義型自動車)の開発を加速させることを可能とするRCP(Remote Control Protocol)を活用した10BASE-T1Sエンドポイントデバイス「LAN866xファミリ」を発表した。
Tower Semiconductorは11月12日、300mmウェハボンディング技術を拡張し、シリコンフォトニクス(SiPho)やSiGe BiCMOSプロセスを組み合わせたヘテロジニアス3D-ICインテグレーションを可能にする新技術を発表した。
Tellus、衛星データ活用のための法人向けクラウド型ワークスペース「Tellus Pro」提供開始。複数衛星の軌道の一括検索や、新規撮像の依頼などに対応。
米IBMは11月12日(現地時間)、年次イベント「Quantum Developer Conference」において、2026年末までの量子優位性の達成と、2029年までのフォールトトレラント量子コンピューティングの提供に向けた進展を発表した。
広島大学は、和歌山県と大阪府の沿岸からパンダ模様の新種のヨコエビ「ヨリパンダメリタヨコエビ」を発見したと発表した。
東北大学など3者は、高輝度放射光施設「NanoTerasu」のコアリションビームライン「BL09U」において、東北大が整備を主導した「タンパク質構造解析エンドステーション」の運用を開始したことを発表した。
onsemiは11月11日、都内でメディアブリーフィングを開催し、同社の現在の状況および車載イメージセンサ事業に関する最新の取り組みなどの説明を行った。
STMicroelectronics(STマイクロエレクトロニクス)は、次世代AIデータセンター向けにNVIDIAが推進する800V 直流(800V DC)電源アーキテクチャをサポートする電源ソリューションを発表した。
衛星データを“遊んで学べる”ボードゲーム「宙の知恵」CAMPFIREで支援募集中。ボードゲーム本体1部を入手できるプラン(5,000円)など、複数の支援プランを用意。
三菱ガス化学は11月10日、タイのMGC ELECTROTECHNO(THAILAND) (ETT)で進めてきたBT材の生産能力増強に向けた増設プラント工事が完了し、竣工式を執り行ったことを発表した。
韓国の8インチ専業ファウンドリであるSK keyfoundry(元Key Foundry。SK hynixが買収し、社名を変更)は11月12日、SiCベースのパワー半導体への取り組みを強化することを発表した。
田中貴金属の産業用貴金属事業を展開する田中貴金属工業は11月12日、半導体パッケージ製造の前工程におけるプローブカード向けプローブピン用ロジウム(Rh)材料「TK-SR」(ティーケーエスアール)を発表した。
ソフトバンクは積水化学工業と共同で、5Gミリ波の通信エリア拡大や補完を可能にする“透明フィルム”の効果を検証、新たな電波制御技術としての有効性を確認。オフィスや駅構内、イベント会場などで活用見込む。
ルネサス エレクトロニクスは11月12日、サーバ用DDR5レジスタードDIMM向けとして、第6世代となるレジスタードクロックドライバ(RCD)「RRG5006x」を開発したことを発表した。
TSMCは2025年10月の月間連結売上高が、前月比11.0%増、前年同月比16.9%増の約3674億7300万NTドルとなり、単月売上高として過去最高を更新したことを発表した。
東京科学大学は、運動する物体の高精度な三次元計測を可能とする新技術として「ニューラルインバースレンダリング」を開発し、その性能を実証したことを発表した。
本稿では、Hブリッジ型の昇降圧DC/DCコンバータに交互制御方式を適用することで得られるメリットについて説明します。また、そのアーキテクチャにおいて過渡応答に影響を及ぼす制御上の制約についても解説します。
日本製鋼所は11月11日、新技術・新事業の創出に向けた新たな研究開発拠点を千葉県柏市柏の葉キャンパスエリアに開設することを決定したことを発表した。
ソフトバンクグループ、2026年3⽉期 第2四半期決算公表。NVIDIA株を58.3億米ドルで売却し投資利益3,544億円を計上、OpenAI出資に係る投資利益は2兆1,567億円。
大阪公立大学は、アルミニウム合金と合成樹脂「ポリアミド」の接合界面における化学的相互作用について、金属表面の化学的構造とPAの分子構造が接合強度に与える影響を解明したと発表した。
「火星衛星探査計画」(MMX)の応援キャンペーン「#グッドラックMMX」開始、メッセージ募集中。ISAS所長や菅野よう子らのメッセージ公開も。
JAXAやNTTデータら4者、ドローン・有人機による警備連携を万博会場で実証。機能改良を進め、遠隔地における災害・警備への適用拡大めざす。
DNP、クレジットカードなど金属含むICカードのプラスチックを再資源化する技術をパートナー企業と共同開発。金属除去し再生プラへ。
東京応化工業が半導体技術を活かし、ヘルスケア新製品の事業化を進めている。創薬支援や細胞捕捉の研究ツールへ手を広げる理由とは?
台TrendForceが11月5日、韓国でセミナーを開催し、それぞれの市場動向調査担当者が、AIがどのようにディスプレイや自律ロボット、HBM、MLCC、半導体製造などの分野で推進していくかについての解説を行った。