三菱電機は“5G-Advanced”基地局の実現に不可欠となる、高レベルの電力効率を有する7GHz帯GaN増幅器モジュールを開発し、その性能実証に成功したことを発表した。
村田製作所は6月12日、車載市場向けに2012Mサイズ(2.0mm×1.25mm)/定格電圧50Vdcにおいて静電容量10μFを実現した積層セラミックコンデンサ「GCM21BE71H106KE02」を開発したことを発表した。
東京大学 松尾研究室発のAIスタートアップであるnaoAIは6月12日、同社が提供する生成AIオールインワンパッケージ「neoAI Chat」をIntelのGaudi 3 AIアクセラレーターベースで提供するための技術検証を、Intelと協力して実施したことを発表した。
アジレント・テクノロジーは、シングル四重極LC/MSの次世代シリーズとなる「Agilent InfinityLab Pro iQシリーズ」を発表した。
パナソニック くらしアプライアンスは、同社のポンプ事業において、データセンタ向けの冷却ポンプ市場に参入し、次世代型冷却水循環ポンプを新たに開発したことを発表した。
Micron Technologyは6月12日(米国時間)、米国のトランプ政権と協調して米国への半導体メモリの製造および研究開発に約2000億ドルを投じる計画を発表した。
TrendForceによると、2025年第1四半期のDRAM市場は前四半期比5.5%減の270億1000万ドルとなったという。このマイナス成長の要因は、従来型DRAMの契約価格の下落とHBM出荷量の減少が要因であるという。
今回は、環境負荷削減を目指してSCREENセミコンダクターソリューションズが取り組む、エネルギー負荷の低いコータ・デベロッパ開発の経緯や効果について伺いました。
米AMD、新たなGPU「AMD Instinct MI350シリーズ」をはじめ、AIプラットフォームの包括的な展望などを、AI分野向けの自社イベントで発表。
STMicroelectronics(STマイクロエレクトロニクス)は、自社のパッケージング研究開発およびウェハ・テスト拠点であるシンガポールのトアパヨ工場の冷却インフラをアップグレードする計画を発表した。
北海道大学は、前頭葉機能検査に用いられる心理学検査「N-back課題」を改変してサルを訓練し、その脳活動をニューロン単位で詳細に解析することで、短期記憶の消去などの操作に関わる神経メカニズムの一端を解明したと発表した。
東京大学(東大)は6月12日、従来手法と比べて100万倍高速で、かつ精密にガラスなどの透明材料を加工できる手法を開発したことを発表した。
バーチャルリアリティ(VR)で低空を自由に飛行する体験をすると、高所恐怖症傾向にある人の生理的、主観的な恐怖反応がともに軽減することを情報通信研究機構(NICT)が明らかにした。脳で「自分の行動により安全な状態に移行できるという予測」をすることが、恐怖を消去する新たなメカニズムとなる可能性が示された。VRが高所恐怖症治療法に使えるかもしれないと期待できる。
金沢大学は、太古の火星の水環境を模擬した室内実験から、かつての湖沼などの水の塩分が火星表面の色に影響した可能性があることを解明したと発表した。
PCI-SIGは6月11日(米国時間)、「PCI-SIG Developers Conference」を例年通り開催し、PCI Express 7.0(PCIe 7.0)のSpecification 1.0がリリースされたことが明らかにされた。
東京大学(東大)とTSMCは6月12日、先端半導体の研究・教育・人材育成を目的としたジョイントラボ「TSMC東大ラボ」を開設したことを発表した。
半導体業界向け情報プラットフォームであるTechInsightsが半導体製造装置メーカーの顧客満足度調査「Global Semiconductor Supplier Award」に基づく半導体製造装置メーカー顧客満足度ランキングを発表した。
6月3日から5日まで開催された、次世代のワークスタイルをテーマとした展示会「オルガテック東京2025」(東京ビッグサイト)。本稿では、日本および世界の国と地域から多くのブランドが一堂に集結した同展示会における日本製鉄の展示を紹介する。
世界のスーパーコンピュータ(スパコン)に関するランキングの2025年6月版(第65回)「TOP500」が6月10日、独ハンブルグにて開催中のHPCに関する国際会議「ISC High Performance 2025(ISC 2025)」に併せる形で発表された。
Micron Technologyは6月10日(米国時間)、複数の主要顧客に向けてHBMの最新世代となる「HBM4 36GB 12-high」のサンプル出荷を開始したことを発表した
東京工科大学は6月11日、NVIDIAのBlackwell GPU アーキテクチャを採用した統合型AIプラットフォーム「NVIDIA DGX B200」を用いたAIスーパーコンピュータ(スパコン)を構築し、2025年10月より本格稼働させる計画を発表した。
台TrendForceの最新調査によると、2025年第1四半期におけるNANDフラッシュサプライヤ5社を対象とした市場規模は、前四半期比24%減の120億2000万ドルと低迷したという。
京都大学など4者は、愛媛県大洲市で発見された両生類「オオサンショウウオ」の化石から古代DNAを抽出し、その化石が約4100~3500年前のものであると判明したことを発表した。
日本人の大腸がん患者の5割に一部の腸内細菌から分泌される毒素による固有のゲノム(全遺伝情報)の変異があったことが国際共同研究で明らかになったと、国立がん研究センターが発表した。世界11カ国で大腸がんのゲノムを調べた結果で、同センターは増加傾向にある若年層の大腸がんの発症に関わっている可能性があるとしている。
TSMCは6月11日、日本で年次イベント「TSMC 2025 Japan Technology Symposium」を開催し、同社の先端プロセスや先端パッケージ、スペシャリティプロセスなどについての最新の取り組み状況などの解説を行った。
理化学研究所(理研)は、超伝導量子ビットの従来記録の半分の時間かつ低い誤り率の同時多重読み出しを実現したと発表した。
ヤンマーホールディングスは、持続可能な農業の実現に向けて未来の農地を守る包括的プロジェクトを開始すると発表し、その第一弾として、環境再生型農業×営農型太陽光発電を組み合わせたソリューションの展開を開始すると発表した。
芝浦工業大学はこのほど、工学部・田嶋稔樹教授(有機電気化学研究室)ら研究チームより、新規フッ素化剤の簡便合成法を開発したことを発表した。
大阪・関西万博が絶賛開催中でございます。で、今回の万博、かなり宇宙の話題が多いなーと思ったので、予約なしでも入れるところ中心にご紹介します。いや、まだ1回しかまともにいってないんだけどー。
ルネサス エレクトロニクスは6月10日、Armコア搭載32ビットマイコン「RAファミリ」として、USB Type-C規格Release2.4に準拠した「RA2L2」グループを発表した。
理化学研究所(理研)などの研究グループは6月10日、大規模グラフ解析に関するスーパーコンピュータ(スパコン)国際性能ランキング「Graph500」のBFS部門において、スパコン「富岳」が11期連続での世界第1位を獲得したことを発表した。
J-オイルミルズは、大阪大学大学院の東森充教授と共同で開発した、ヒトの咀嚼過程を再現する「咀嚼シミュレータ」に、液体を添加する新機能を搭載したことを発表した。
OKIとNTTイノベーティブデバイス(NTTデバイス)は、共同でInP系UTC-PDをSiC上に異種材料接合することで接合歩留まりを向上させ、高出力テラヘルツ(THz)デバイスの量産技術を確立したとする発表を行った。
TSMCが2025年5月の月間売上高を発表した。それによると、連結ベースの売上高は、前年同月比39.6%増も前月比では8.3%減となる3205億1600万NTドルとなったという。
産業技術総合研究所(産総研)は、複数の量子ビット制御用マイクロ波を多重化した信号から、冷凍機内で任意の信号を選択的に取り出すシリコンCMOS集積回路を開発したと発表した。
ソニーセミコンダクタソリューションズは6月10日、高解像度および高速性を同時に両立する車載LiDAR向け積層型直接Time of Flight(dToF)方式のSPAD距離センサ「IMX479」を商品化することを発表した。
JDIと台湾・方略電子(パネルセミ)が共同開発する、セラミック活用の半導体パッケージ技術は何が新しいのか? 展示会での取材レポートをお届けする。
中国が独自の小惑星サンプルリターン探査機「天問二号」を5月29日に打ち上げた。将来は彗星探査も計画している、同ミッションの全容を解説する。
TSMC熊本大2工場の着工延期の理由について、自動車市場の低迷と米国のトランプ大統領による関税政策による先行き不透明感によるものだと台湾メディアのDIGITIMESが報じている。
PTCは、3D CADソリューションの最新版「Creo 12」を発表。現在の市場から寄せられるさまざまなニーズに対応するCreo 12の新機能について説明した。
Qualcommは6月9日(米国時間)、Alphawave Semiとの間に同社の発行済みおよび発行予定の普通株式資本の全額を約24億ドルで買収することに関して合意したことを発表した。
Vicorは、中国のリレーメーカーであるXiamen Hongfa Electroacoustic(Hongfa)が、同社のアクティブサスペンションに、Vicorの電源モジュール「BCM6135」を採用したことを発表した。
日本がトランプ政権との関税交渉において、米国企業の半導体の購入を提案している。この動きは、日米間の貿易不均衡を是正し、トランプ政権による関税引き上げの圧力を軽減する戦略の一環であるが、その背景には複雑な地政学的要因と経済的利害が絡む。
QPS研究所、小型SAR衛星10号機 「ワダツミ-I」が撮影した初画像公開。衛星開発を支えるパートナー企業が拠点構える福岡・久留米を紹介。
世界初、ビーム照射で進む“無燃料ロケット”の推力生成実証に、東北大学と筑波大学が成功。ビーム源へ引き寄せられるような推力発生と説明。
大阪大学、ヘッドセット越しにバーチャル空間と実験室の間を行き来しながら、5,000万倍の倍率で投影された原子を直感的に観察・操作できるMR型実験システムを開発。
富山大学、極低電圧で駆動する有機EL用ドナー・アクセプター材料の選択肢を大幅拡大。従来は難しかった材料の組み合わせでも高効率発光に成功。
奈良先端科学技術大学院大学と東京科学大学、高性能・高機能な多結晶酸化物半導体ナノシートと、これをチャネルに用いたFETの開発に成功。
Micron Technologyは6月3日(米国時間)、EUV露光技術を採用した同社の1γプロセスを採用したLPDDR5Xメモリの認定サンプルの出荷を開始したことを発表した。
米国半導体工業会(SIA)は6月5日(米国時間)、2025年4月の世界半導体月間売上高(3か月移動平均)が前年同月比22.7%増、前月比2.5%の570億ドルとなったことを発表した。