VLSIシンポジウム 2022プレビュー 第6回 東大やNVIDIAが新たなコンピューティングチップを発表予定
VLSIシンポジウム 2022では、さまざまな半導体技術が発表が行われる。今回はその中からコンピューティング分野の注目論文を紹介しよう。
北大、プリンテッドエレクトロニクスのインク・ペースト用銅微粒子を開発
北海道大学(北大)は、銅微粒子を酸化銅粉末からヒドラジン還元することで作成し、プリンテッドエレクトロニクス用のインク・ペースト化に成功したことを発表した。
理研など、ジョセフソン接合で磁場により超伝導電流が増幅する仕組みを解明
理化学研究所(理研)などは、半導体ナノ細線上に作製したジョセフソン接合において、これまで想定されていたトポロジカル相が関与していないことを明らかにしたと発表した。
京大、穴を印刷する簡便な手法により微細なマイクロ流路の作製に成功
京都大学(京大)は、「穴を印刷する」という1ステップでできるプロセスを新たに開発し、微細なマイクロ流路を製造することに成功したと発表した。
東北大、リチウムイオン電池の負極の理論容量を10倍にする技術へ一歩前進
東北大学は、アルカリ土類金属塩をLiイオンやNaイオンを含有する電解液に添加することにより、平坦な析出形態を維持できることを発見したと発表した。
京産大、彗星の水の量を巡る「酸素原子オーロラ輝線幅問題」を解決
京都産業大学(京産大)は、水分子は、太陽スペクトル中の『ライマン・アルファ輝線』によって光解離されるという考えは、2種類の輝線のうち、赤色については正しいことが示されたことを発表した。
阪大など、SST-MRAMの消費電力を抑制するマルチフェロイック構造を開発
大阪大学(阪大)などは、スピントロニクスデバイスにおける低消費電力の新たな電圧情報書き込み技術に向け、高性能な「界面マルチフェロイック構造」を開発したことを発表した。
ナノ結晶軟磁性材料を使ったモーターのエネルギー損失原因は摩擦、KEKが解明
高エネルギー加速器研究機構(KEK)は5月20日、ナノ結晶軟磁性材料を使った高性能モーターにおいて、高周波数領域におけるエネルギー損失の原因が、金属内部のある種の摩擦現象であることを、コンピュータシミュレーションを用いて明らかにしたことを発表した。
天然痘に似た症状の「サル痘」が欧米などで拡大 厚労省、国内流入を警戒
発疹が出るなど、根絶した天然痘に似た症状が現れるウイルス感染症「サル痘」の患者や疑い例の報告が欧州や北米を中心に相次いでいる。世界保健機関(WHO)は「(患者の増加は)極めて異常」とし、世界的な急拡大を警戒。24日現在、情報収集と分析を急ぎながら今後の対応を協議している。
日立、EV向けに従来製品サイズの半分となる薄型インバータを開発
日立製作所と日立 Astemoは5月24日、電気自動車(EV)向けの電力変換器(インバータ)向けに、電力供給を制御するパワー半導体をプリント配線基板と一体化して集積することで電力配線を簡素化することで、省エネルギーと小型化を両立できる薄型インバータの基本技術を開発したことを発表した。
【災害】大雨を伴う台風によって森林倒壊リスクが高まる 北海道大学ら
北海道大学大学院らの研究グループは、大雨を伴う台風は森林倒壊のリスクを増大させることを明らかにした。
京大、CO2再資源化の生体触媒「FoDH1」酵素の電子移動メカニズムを解明
京都大学(京大)は、CO2とギ酸の酸化還元反応を可逆的に触媒する「Methylorubrum extorquens AM1」という植物葉上共生細菌由来のギ酸脱水素酵素「FoDH1」の電子移動メカニズムを解明したと発表した。
エプソン、小型化を実現した車載向け水晶発振器「SG-8201CJA」を開発
セイコーエプソンは、車載用途向けCMOS出力水晶発振器の新ラインアップとして、高精度・低ジッタを有する小型パッケージ品「SG-8201CJA」を開発し、サンプル出荷を開始したことを発表した。
理研など、架橋CNTに発光体「量子欠陥」を導入する手法を開発
理化学研究所(理研)などは、合成直後の清浄な表面を持つ架橋カーボンナノチューブ(CNT)に、「量子欠陥」と呼ばれる発光体を導入する手法を開発したことを発表した。
近未来テクノロジー見聞録 第140回 ケンブリッジ大学が藻類を使った生物太陽電池を開発!
英国ケンブリッジ大学のChristopher Howe教授は、藻類を使った生物太陽電池を開発したというプレスリリースを2022年5月12日に発表した。「生物太陽電池」と訳した表現を使ったが、具体的にはどのようなものだろうか、今回はそんな話題について触れたいと思う。
分子科研など、裏表のない「メビウスカーボンナノベルト」の合成に成功
分子科学研究所(分子科研)などは、カーボンナノベルトにひねりを加えて裏表のないメビウスの輪とした「メビウスカーボンナノベルト」の合成に成功したと発表した。
高専生がディープラーニングを活用した事業プランを競う“高専DCON” - 起業例も
日本工学アカデミー(東京都千代田区)は2022年5月17日に「第4回政治家と科学者の対話の会」を開催し東京大学大学院工学系研究科の松尾豊教授が“高専DCON(全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト)”の成果などについて講演を行った。
imecの持続可能半導体技術プログラムにTEL、SCREEN、栗田工業などが加入
imecは、2021年に立ち上げた持続可能な半導体製造に向けた研究プログラムに多くのパートナー企業が参加を進めていることを明らかにした。
カーエレクトロニクスの進化と未来 第154回 日産と三菱の軽EV、ADAS技術をふんだんに盛り込む
日産自動車と三菱自動車が共同で、4人乗りEV(電気自動車)の軽自動車を開発、それぞれ「サクラ」、「eKクロスEV」と名付けた。
京セラ、人とくるまのテクノロジー展2022で死角低減に向けた光学迷彩技術を紹介
京セラは5月25日から27日にかけてパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展 2022」の出展に先駆けて「運転視界拡張システム」などの展示を予定している技術について説明を行った。
VLSIシンポジウム 2022プレビュー 第5回 ソニーがフォトダイオード/トランジスタの分離技術、凸版がToFセンサを発表予定
VLSIシンポジウム 2022では、さまざまな半導体技術が発表が行われる。今回は、そんな発表の中からイメージセンサとフォトニクス分野の注目論文をいくつか紹介しよう。
Samsung子会社の元社員らが中国に半導体洗浄技術を横流しで起訴、韓国メディア報道
Samsungの半導体製造装置子会社SEMESの元技術者などが、中国への技術流出の疑いで韓国地検に起訴されたと多数の韓国メディアが報じている。
TSMCがシンガポールで300mm工場の建設を検討か?、海外メディア報道
TSMCが、シンガポール国内に数十億ドルを投じて300mmウェハ対応の半導体製造工場を建設することを検討している模様だと海外の複数メディアが報じている。
バイデン米大統領が訪韓、Samsungの最先端半導体ファブを視察
バイデン米大統領は5月20日、韓国のSamsung Electronics平澤事業所を訪問。最先端の半導体クリーンルームの視察を行った。
Anamorphosis、独自のAIを搭載した自動外観検査装置を展示 AI・人工知能EXPO
5月11日から13日まで東京ビッグサイト南展示棟で開催された「NexTech Week【春】」内の「第6回 AI・人工知能EXPO【春】」にて、Anamorphosis Networksは、自動外観検査を可能にするAIソフトウェア「NuLMiL」や、自動検査装置の展示を行った。
JAXA、空気吸い込みエンジン研究に向けロケットの超音速燃焼飛行試験を実施へ
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、空気吸い込みエンジン(スクラムジェットエンジン)研究の一環として、観測ロケットによる超音速燃焼飛行試験の実施を発表した。
米ボーイング宇宙船、“再試”で宇宙ステーションに到達
米ボーイング社の有人宇宙船「スターライナー」の無人試験機が国際宇宙ステーション(ISS)に到着し、日本時間22日(米東部時間21日)、扉が開かれた。2019年12月の試験ではISSに到達できず、再挑戦となっていた。順調にいけば、年内にも有人試験飛行を行う。米国は11年に廃止したスペースシャトルに代わる有人船2機種を、民間企業が主体となり開発。先に本格運用を果たしたスペースX社「クルードラゴン」と合わせ、2機種による安定した有人飛行の実現が近づいた。
世界初、噴火推移予測のための火山灰データベースを公開 産総研
今世紀の国内の噴火を中心とした火山灰のデータベースを、産業技術総合研究所が構築しインターネット上に公開した。顕微鏡画像や噴火様式、火山活動などのデータを、世界で初めて詳しく収録したという。噴火が起きた際、過去の似たタイプの火山灰を速やかに検索し、当時の噴火の仕組みを把握することで、状況理解や活動予測に役立つ。災害の軽減に役立てる狙いがある。
#Miraikanで考える生物多様性 生物多様性ってなんだっけ?~教科書読んでみた~(大澤 康太郎)
突然ですが、今月から「#Miraikanで考える生物多様性」でタグ付けした生物多様性に関するシリーズブログを5~10本程度連載したいと思います(メンバーのやる気次第で数は変わります...
STマイクロとセミクロン、EV向けSiCパワー半導体の技術統合で協力
半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクスと、パワーエレクトロニクス製品を提供するSEMIKRONは、セミクロンのEV用パワーモジュール「eMPack」に、STマイクロのSiC技術の提供を行うなど、技術統合による協力を行っていることを発表した。
60周年を迎えたディスプレイの国際会議「SID」、主導権をとった中国BOE
今年、60周年を迎えたディスプレイの国際会議「SID」で存在感を示していたのが中国BOE社である。筆頭スポンサーになり、会場のいたる所でBOEのロゴが目についた。
カーエレクトロニクスの進化と未来 第153回 中国BYDがEVバスの日本市場強化へ、CHAdeMO方式1本で勝負
中国のBYDが、EVバスを2車種投入すると発表した。日本の市内小型バス仕様の「J6」と、大型バス仕様でフルフラット型の「K8」という形のバスである。
VLSIシンポジウム 2022プレビュー 第4回 Huaweiが3D-DRAM技術、Metaが超低消費電力SRAMを発表予定
VLSIシンポジウム 2022では、メモリに関するさまざまな発表が行われる。今回は、そんな発表の中からプログラム委員会がイチオシする注目論文を7件紹介したい。
テラスペースの「紙の人工衛星」開発に北越コーポレーションが参画
テラスペースが2025年に打ち上げを目指している、紙の人工衛星”初号機「PAPER-SAT」開発プロジェクトに、北越コーポレーションが参画することを発表した。
温めて塗るだけで回復手術後の傷を治す医療用接着剤、NIMSが開発
物質・材料研究機構(NIMS)は5月19日、温めて塗るだけで手術後の傷を治す医療用接着剤(ホットメルト組織接着剤)を開発したと発表した。
プラズマ中で熱よりも8倍速く動く乱流、核融合研などが発見
核融合科学研究所(核融合研)は、プラズマ中で熱が逃げていく際に、時速5000kmの熱の伝搬速度よりも8倍速く移動していく乱流を発見したと発表した。
【疑問】越冬する常緑樹と落葉樹が共存できるわけ
京都大学の研究グループは、同局所に自生している落葉樹と常緑樹の葉における炭素収支のバランスについて研究を行った。冬に葉を落とす木(落葉樹)と落とさない木(常緑樹)がなぜ、同じ環境下で共に生命維持ができているのかを探った。
東工大、基礎理論研究推進に向けた「量子コンピューティング研究拠点」を新設
東京工業大学(東工大)は、量子コンピューティングの基礎理論の研究を推進する「量子コンピューティング研究拠点」を2022年4月1日付で設置したことを発表した。
Qorvo、United SiCが開発したEV向け1200V第4世代 SiC FETを発表
Qorvoは20日、新製品発表会を行い、EV用車載充電器などに向けUnited SiCの第4世代技術を採用した1200V SiC FET製品を発表した。
東大松尾研究室、ベンチャー企業輩出100社を目指す“起業クエスト”を実践
日本工学アカデミー(東京都千代田区)は5月17日に「第4回政治家と科学者の対話の会」を開催し、「スタートアップ創出・成長支援の課題と政策」について議論した。その中で、東京大学大学院工学系研究科で主に人工知能(AI)技術の研究開発・人材育成・社会実装などを研究する松尾豊教授が講師の一人として出席し「次世代の起業・イノベーション人材の育成に向けて」という題目で解説した
JEITAの半導体部会、日本政府に国際競争力強化に向けた提言書を提出
電子情報技術産業協会(JEITA)の半導体部会は、経済産業省に対して、「国際競争力強化を実現するための半導体戦略 2022年版」と題する提言書を提出したと発表した。
Samsungが今年後半から製造受託費用を20%引き上げる可能性、韓国メディア報道
Samsungはファウンドリサービスの製造受託料金を今年後半から15~20%上げる方向で顧客と協議していると、米国ならびに韓国の複数のメディアが一斉に報じている。
ヤマト運輸ら、3Dプリンタを活用した矯正用マウスピース配送サービスを開始
DRIPSとヤマト運輸は、ヤマトグループの国内ネットワーク上に設置した3Dプリンタを活用した歯科矯正用マウスピースの製造、配送サービスの開始を発表した。
VLSIシンポジウム 2022プレビュー 第3回 IntelがEUV露光多用の4nmプロセス、TSMCが単原子層WS2トランジスタを発表予定
VLSIシンポジウム 2022では、超微細CMOS技術分野でIntelなどプロセスの微細化の先頭を走る企業群から、その取り組みについての発表が行われる予定である。
阪大、一酸化炭素の分離を室温かつ圧力変動のみで実現する分子材料を開発
大阪大学(阪大)は、独自開発の「0価ニッケル錯体」が、一酸化炭素を高効率的に吸着する材料となることを見出したと発表した。
東京保健医療専門職大など、従来の酢酸ウランに代わる電顕用染色法を開発
東京保健医療専門職大学などは、従来の酢酸ウランと鉛溶液の二重染色法に代わる、新たな電子顕微鏡試料の染色法を開発したと発表した。
リズムに合わせて身体を動かす際の小脳の仕組み、北大が解明
北海道大学(北大)は5月18日、リズムに合わせて身体を動かす同期運動に小脳が関わるメカニズムを解明したと発表した。
TI、米テキサス州シャーマンの300mmウェハ対応半導体新工場の建設に着工
Texas Instruments(TI)は、2021年11月に明らかにしていたテキサス州シャーマンでの新たな300mmウェハ対応半導体工場の建設に着工したことを発表した。
第1回羽ばたく女性研究者賞に、山下真由子京大助教ら4氏
国際的に活躍が期待される科学技術分野の若手女性研究者を表彰する第1回「羽ばたく女性研究者賞(マリア・スクウォドフスカ=キュリー賞)」の受賞者に、最優秀賞の京都大学数理解析研究所、山下真由子助教(数理科学)ら4氏が選ばれた。科学技術振興機構(JST)が発表した。17日に授賞式、18日に記念講演会が都内で開かれた。
矮新星では可視光とX線の明るさの時間変動がほぼ同期している、東大が確認
東京大学(東大)は、矮新星「はくちょう座SS星」に対してサブ秒分解能の同時観測を実施した結果、同矮新星の可視光とX線の明るさの時間変動に高い相関関係があることを発見したと発表した。