臨時国会の召集を前に、自民党は、連立政権の発足も視野に16日から、日本維新の会と政策協議を始めることになりました。ただ、維新の会には、こうした方針に反発する声もあり、執行部は、16日に両院議員総会を開くなどして丁寧に説明し、理解を求めることにしています。
15日に名古屋駅近くの交差点で横断歩道を歩いていた3人が軽乗用車にはねられ、1人が死亡し2人が大けがをした事故で、現場付近には目立ったブレーキの跡が残っていなかったことが警察への取材でわかりました。防犯カメラの映像には、スピードが落ちないまま車が横断歩道に突っ込む様子が写っていて、警察が事故の原因を調べています。
NATO=北大西洋条約機構の国防相会合がベルギーで開かれ、ヨーロッパなどの加盟国がアメリカの兵器を購入してウクライナに供与する枠組みを通じて支援を強化することになりました。
大雨をもたらす「線状降水帯」の予測について、ことし気象庁が発生を事前に予測できずいわゆる見逃しとなったケースはおよそ3割となり、2024年と比べると改善したことが気象庁のまとめで分かりました。一方、予測を発表して実際に線状降水帯が発生したケースは1割余りにとどまっていて、気象庁は、今後も予測精度の向上のため改善を重ねるとしています。
総理大臣指名選挙をめぐり立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の3党の党首会談が行われました。野田代表が野党候補の一本化に向けて協力を呼びかけたうえで安全保障やエネルギーなどの基本政策について意見を交わしましたが、さらなる議論が必要だとして、今後幹事長レベルなどで協議を続けていくことになりました。
連立政権から離脱した公明党は15日夜、全国の地方議員らを対象にした緊急の会合を開きました。出席者からは国政選挙で他党の候補者を支援する場合の基準を明確にするよう求める意見などが出されました。
埼玉県鶴ヶ島市の老人ホームで15日朝早く、入居者2人が血を流して倒れているのが見つかり、その後、死亡した事件で、警察はこの施設の22歳の元職員を被害者のうち1人に対する殺人の疑いで逮捕しました。調べに対して2人の殺害について関与を認めているということで、警察は詳しいいきさつを調べています。