海のジェンダー平等を実現することはなぜ大切なのか。SDGs目標5「ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る」。海は男の世界と言われていた。性差の偏りが著しいこの言葉は過去のものであり、それに替わるのが、海洋でのジェンダー平等である。本巻は執筆者を女性を軸に構成し、その実現を目指す。
明治期から現在までの図書館は女性にどのようなサービスや資料提供を行ったかをジェンダーの観点から文献により検証・考察した一冊。戦前に存在した婦人閲覧室や戦後に設立された男女共同参画センター・女性情報ライブラリーについて取り上げ、その存在意義を再確認できる。日本の図書館におけるジェンダー問題を可視化し、関連資料提供の際のヒントに。「索引」付き。
最重要テーマ21完全分析。直近3年間の国家・都道府県庁政令市・特別区の過去問を徹底分析。
無くそう思い込み、守ろう個性。みんなでつくる、みんなの未来。
方法論から体系化へ、ジェンダー法学の深化を目指し、憲法学研究からジェンダー人権論、シティズンシップ論を考察。憲法学の基層から根源的な権利を追求し続けた軌跡の集大成。憲法・比較憲法・ジェンダー法学など広汎な著作をテーマ別に編集。
研究者に占める女性の割合、まだ17%!日本、欧米諸国、中国における科学技術分野の女性参画拡大政策を、統計データや口述史、インタビューを通して分析。日本の現状と課題を描き出し、これからの科学技術・学術分野におけるジェンダー平等推進の諸施策を示す。
王子様を頼らず、みずから人生を切りひらく賢いお姫様。少女たちに希望をあたえ12万部超のベストセラーとなった名作児童文学が時をこえて復刊!
日本は今、働き方改革や女性活躍、男性の育児参加など、多くの課題に挑戦している。焦点を当てる角度や呼称は様々でも、職業生活と個人や家庭生活の調和をめざす基礎となる枠組がワーク・ライフ・バランスである。本書は、その概念や分析視角を考察した上で、主要各国の施策の特徴を析出し、日本における実態を検証する。多方面から取り上げる視点と事例から、未来志向的な働きやすい職場環境とは何かを探る。
長時間労働をやめて家庭生活との両立へ。「男は仕事、女は家庭」の固定観念を脱して、人権尊重の理念に深く根ざした真の男女平等の達成をめざす。