神経生理学者の見る未来。バイオ・ナノ・情報3点セットの先端技術が人々の生活環境をどのように変えるのか、その環境変化が人の脳の形成、意識や心の在り方にどう影響するのかを考察し、今日の情報化社会に警鐘を鳴らす。
LD、ADHD、高機能広汎性発達障害、アスペルガー症候群といった、「気づきにくい」軽度発達障害について、正しい理解と適切な指導を医学面から詳説。知的障害、肢体不自由、病弱、盲、ろうといった障害区分に相当する子どもたちへの医療的ケア、公的支援制度などについても取り上げた実践指導書。
エネルギー・環境問題についての教育は、人々の行動にどう影響するのか?環境行動を促す効果的な教育・政策を社会心理学的アプローチにより探究した貴重な成果。
大英帝国の女性たちは、19世紀後半、フェミニズムを追い風に中・高等教育を獲得し教師となって、男子進学校と同等レベルの、女性による女子教育という領域を切り開いた。さらに植民地拡張の時流に乗って、単身オーストラリアやアフリカなどへ渡っていく。2つの大戦期までの女教師たちの姿を追いながら、彼女たちが女子教育にかけた夢、その光と影を浮き彫りにする。
企業収益の源泉は人にあり。「モノづくり」、「コトづくり」、「ヒトづくり」、常盤モノづくり哲学の最終章が完成。古今の賢人、識者の教育、人育てに対する考え方や取り組み方を引用し、いまにたくましく生きる人たちの生きざまを学びながら、自身の思いや経験を、企業で働く人たちを念頭において綴っている。
少年の性犯罪、幼児虐待、少子化、ニート…現代日本を脅かす社会問題の数々。関連がないように見えるこれらの現象は、すべて同一の原因によるものなのである。その原因とは「現在、小・中学校で行われている性教育」だ。
性教育って何を教えるの?はじめるのはいつ、誰が?産婦人科医・養護教諭・カウンセラー等が、性の正しい知識や生命のたいせつさ、すばらしさを伝えます。
周産期(妊娠期・分娩期・産褥期)での、検査値の再考、パス式の保健指導、妊婦の快適性への支援、ハイリスク妊婦への支援、フリースタイル分娩、カンガルーケアのコツ、分娩レビューの効果、切開部・裂傷部のケア、妊婦のメンタルヘルス、助産師外来・院内助産の方法など、助産師・看護師が知っておきたい、臨床ですぐに役立つトピックス。
国際結婚した日本人との間に生まれた「日系国際児」(乳幼児から思春期)。その国の伝統、生活、教育、言語などにおいて「日系国際児」の文化的アイデンティティ形成を検証する。10年間におよぶバリ島でのフィールドワークの成果。