入社してからの3年間で、君のすべてが決まる。この3年間は、決して、準備期間ではない。この3年間に頑張った人は、好きな仕事ができるようになる。この3年間に苦労をたくさんした人は、仕事のプロになる。この3年間に油断した人は、一生逆転できなくなる。この3年間にこの本に出会った人は、運を切り開く。この3年間は人生の黄金の3年間である。これは、僕の黄金の3年間の実体験だ。
「カウンセリング」ということばが日常的に使われるようになった。ここでいうカウンセリングとは、人生問題の相談にのる相談活動、もしくは援助活動全般をさしている。そして、「カウンセリング心理学」とは、あらゆる人間関係を対象とするカウンセリング活動を研究する心理学で、その成果は、今や専門のカウンセラーのみならず、企業の管理職、教育に携わる親や先生、患者と接するナースなど、あらゆる職業の人々に幅広く活用されている。本書はその概要と実践法を易しく説いた、初の入門書。
ピアシング、拒食・過食、あるいは性。本来なら、ひとを癒し快くする行為が、身体への攻撃として現象している今。わたしたちは、なにか身体に深く浸透しているはずの「智恵」と「想像力」を失いつつあるのではないか。医療システムを通してしか関与できない非人称の身体と、フィットネスなどによって完璧に支配されるプライヴェイトな身体。引き裂かれた身体の状況をさまざまな角度から論じながら、他者との関わりにおいてこそはじめて存在する「身体」の本質について考える。
日本海軍とは、いかなる歴史をたどった組織であったのか。勝海舟による創始から、日清・日露戦争の勝利で日本を世界の第一線に押し上げた“栄光の明治”。軍縮条約に揺れた“苦悩の大正”。そして、太平洋戦争の敗北により組織解体に陥ってゆく“悲劇の昭和”にいたるまで、波瀾に満ちた興亡史を、代表的人物の言動を中心にしながらドラマチックに描き上げる。
ぼく、まめうし。まめつぶくらいのちいさいこうし。ぼくとつぶたくんは、なにからなにまでおんなじ。ちがうところないのかなあ?4〜5歳から。
小さなことにも愛をこめ、あたりまえのことにも感動できる、そんな心を大切にしてください。人生を豊かにする幸せの素は、あなたのまわりにあふれていますー本書では、その深い信仰で多くの人に生きる勇気と希望を与えてきたシスターが、「誰もが持っている真の幸福」に気づくための心の習慣のあり方をやさしく説く。生き方を見つめ直したいすべての人に贈る、心洗われる珠玉のエッセイ。
昭和5年のロンドン海軍軍縮条約批准をめぐる統帥権干犯問題、満州事変、二・二六事件、日中戦争、ノモンハン事件、日独伊三国同盟、そして真珠湾攻撃…。日本は、なぜ“太平洋戦争への道”を歩んでしまったのか!謎が複雑にからみあう昭和史に光をあて、多くの手記や資料から歴史的事実のみを拾いだし、開戦を決定するまでの11年間の歩みを克明に活写する。
本書は、松下幸之助が生前語った人生や仕事、経営や国家・社会に関する英知と洞察にあふれることばを厳選して、「一日一話」の形にまとめた語録集。経営者としての鋭い感性、数々の難局を切り抜けてきた体験から出る深みある発言は、日常での考え方・生き方の指針となる。仕事や人間関係で迷ったとき、心の支えとなる一著である。
きょうは、ひょうたんぬまのかえるたちのうんどうかいです。「げんきいっぱいがんばれ、がんばれ」「ちからいっぱいがんばれ、がんばれ」4〜5歳から。
「わたしは、いつくしみを喜び犠牲を喜ばない」「自分の貧しさを知る人は幸いである」「隣人を愛しなさい」…裏切りも偽りもなく、心の糧となる温かさと、真に強く生きるための示唆に満ちた聖書の言葉。深い信仰を支えに、愛の大切さ・心の豊かさを説いてきた著者が、自らと聖書とのかかわりにふれながら、神の心をやさしく解釈し、想いを綴る。迷い多き人生の指針となり、勇気と希望を与えてくれる書。
にちようび、てこちゃんはおかあさんに、かみのけをきってもらうところです。4〜5歳から。
不況とリストラ。死に急ぐ中高年、そして子どもたち。若者の暴力衝動の高まり、児童虐待…。圧倒的な閉塞感と無力感に覆われた現代。こんな時代に、それでも意味と希望を見失わずに生きていくことはできるのか?本書で著者は「人生で起こることは、どんなことにも意味がある」というトランスパーソナル心理学の考え方を紹介。愛と憎しみ、喜びと悲しみ、歓喜と絶望など、内なるすべてのメッセージに耳を傾け、深く自己肯定して生きるための“私を越えた視点”を育むことを熱く語りかける。
相対性理論とともに、現代物理学のもう一つの柱といえる「量子論」。人間の構造・進化から宇宙のはじまりまで、あらゆる現象を解明するとされるこの物理法則は、我々に未知の世界を垣間見せてくれる。本書は、難解とされる量子論のポイントが一目で理解できるよう図やイラストを多数使って初心者向けにわかりやすく解説。最先端物理学の世界が手軽に味わえる画期的な入門書。
人づきあいがうまくいかない理由、絶えず心を襲う不安や不機嫌の原因は、心の奥底に抑圧された“依存性”にある。自分の中で満たされていなかったものに気づき、偽りの生き方をやめたとき、新たな人生が開ける…。本書は、現代人の心の深部の歪みを、幼少期の親子関係までさかのぼって解明し、自然な感情のままに生きることの大切さを説き明かす。生きている実感がよみがえる心の手引書。
違法駐車、いじめ、環境破壊等々、「自分一人ぐらいは」という心理が集団全体にとっての不利益を引き起こす社会的ジレンマ問題。数々の実験から、人間は常に「利己的」で「かしこい」行動をとるわけではなく、多くの場合、「みんながするなら」という原理で動くことが分かってきた。この「みんなが」原理こそ、人間が社会環境に適応するために進化させた「本当のかしこさ」ではないかと著者は考える。これからの社会や教育を考える上で重要なヒントを与えてくれるユニークな論考。
日本はなぜ大東亜戦争を戦うことになったのか。国家存亡の危機にあって、日本人が守り抜こうとしたものは何であったのか。本書で著者は、明治維新から日清・日露戦争を経て、大東亜戦争にいたる歴史を凝視しつつ、大東亜戦争は「自存自衛の受動戦争」であったという立場から、苦悩する近代日本の姿を鮮やかに叙述する。二十一世紀に継承すべき「志」と「精神」を問いかける、国民必読の一冊。
本書の読者であるあなたは、案内役である著者が計画した道のりにしたがって、「本当の自分を探し出す旅」に出ます。著者の案内に、時には共感し、時には疑問を感じ、時には反発しながら、あなたは、どんどん自分自身の本質を発見していくことでしょう。世界の先達による、人生についての深い考察によって生まれた、珠玉の知恵をひもときながら説き明かす、自分本来の価値を発揮するための人生論。
ぞうのパオちゃんはともだちとこうえんへおさんぽにいきました。「わあい、はっぱであそぼう」3・4歳から。