科学的根拠にもとづくSSTプログラムでステップ・バイ・ステップの友だち作りを親子でいっしょに実践!
人生究極の健康要因として提案されたSOCの、最も重要だがナイーブな形成期にある一有名私立大学附属高校に通う1500名の男女高校生を対象に、親子を視野に収めた3か年の追跡調査を実施。そのデータをもとにSOCの形成のされ方、ならびに学校・家庭・地域・社会におけるSOC形成の促進および阻害要因を示唆した待望の書。
写真家・青山裕企が“思春期ごっこ”をテーマに撮り下ろした1冊。
メール依存、自傷、解離、ひきこもり…「非社会化=未成熟」で特徴づけられる現代の若者問題。しかし、これらを社会のせい、個人のせいと白黒つけることには何の意味もない。彼らが直面する危機は、個人の未熟さを許容する近代成熟社会と、そこで大人になることを強いられる個人との「関係」がもたらす病理だからだ。「社会参加」を前に立ちすくみ、確信的に絶望する若者たちに、大人はどんな成熟のモデルを示すべきなのか?豊富な臨床経験と深い洞察から問う、若者問題への処方箋。
強制でもなく、自主性まかせでもなく、思春期の心を理解し、不登校を親子でのりこえる「道しるべ」を長年のカウンセリング経験をもとに具体的にアドバイス!相談先の探し方、選び方、かかわり方も。
アドラー心理学は人生の岐路に立つ若者をどう支援することができるのか?アドラー心理学による「勇気づけ」により、思春期・青年期が抱える諸問題の解決策を提示する。
自我の目覚めによって自分と他者を対象化しなければならない思春期・青年期は、発達障害者にとってひときわ生きにくさを感じる時期です。この時期に予想される自我同一性、性、非行や犯罪、ひきこもり、就学・就労、恋愛・結婚生活等の課題をそれぞれの専門家がわかりやすく解説します。
思春期・青年期の教育に焦点をあて、この時期特有の課題ー学校や家庭での暴言・暴力が出てくる、学校の欠席が目立つ、インターネットやゲームに執着するなどに対する理解と対応ーを取り上げた。進学・就労などの進路選択、異性との接し方、金銭管理なども学ばせたいことがらとして盛り込んでいる。応用行動分析学の考え方をもとに、専門用語を使わずに、高機能自閉症・アスペルガー症候群の子どもを担任する先生と保護者が協力・連携しながら共通理解・対応できるようになるためのガイドとして、Q&Aと事例、コラム、トピックスで具体的な解決のための支援方法を解説している。
本書は、「学習プラン」「思春期」「こころの病」という3つのテーマを念頭に置き、精神科医・中学教師・高校教師・精神病者などの立場からの知恵を束ねて一冊の本にまとめあげた共同作品です。
不確かな「子ども」像と、そして「大人」の姿…「ふつう」の人生が思い描けなくなったいま、心理、社会、歴史から、思春期、学校をとらえなおし援助のありかたをさぐる。