現時点での「スタンダード」というべき、市中感染症診療の考え方と進め方を1冊にまとめた。具体的な症例を、どう考え、どう進めるべきか、そのプロセスをわかりやすく提示する。「チャート」を全症例に配置。症例の考え方、進め方のポイントが一目瞭然である。IDATEN(日本感染症教育研究会)講師陣によるピアレビュー(査読審査)を実施。項目の1つひとつが、吟味された確かな内容となっている。
西洋医学を学んできた者にも漢方治療へ入りやすくするために、おもに疾患や症候別に漢方薬を選択し、第一選択薬として推奨される漢方薬を含め、汎用されるおもな漢方薬について述べた。各疾患や病態の西洋医学的診断と一般的治療の概説とともに、どのような病態(状態)で漢方薬を適応とし、有効であるかを述べた。各疾患または症候に対するおもな漢方薬の治療効果について、できるだけまとまった多数例の文献報告をまとめて表示し、有効率、治療効果を比較して具体的に示した。脳神経疾患に対して汎用される漢方薬とその構成生薬の一覧を表示し、それぞれの要点について説明した。
病気はどこにでも存在する。どんな生き物でも病気になるし、それから逃れられる生き物はいない。一方人間は病気をもたらすウイルスや細菌を撲滅しようと努めてきた。しかしちょっと待ってほしい。病気は重力と同じように、うまく共存できるようになる「力」だとしたらどうだろうか。本書では、進化生物学の視点から、ダーウィン医学の紹介に始まり、感染症と薬剤耐性、メスがオスを選ぶ条件、衝撃的な宿主の操作まで、機知に富んだ語り口で新たな寄生体像を議論する。
Hib感染症診療の理論的背景からHibワクチン定期接種の実際までを余すことなく網羅。
正常な胸郭、胸部疾患の検査と診断、異常放射線画像に関する丁寧な概説。各種胸部疾患をX線写真やCT画像など1300点の図版を用いて体系的に詳述。カラー口絵に病理像100点を収録。幅広い知識と情報で呼吸器の基礎から臨床までを網羅。
心エコーで必要となる操作法、読影法、評価法などについて、コラムやメモなどを多用して解説したガイドブック。
シリーズ累計20万部!大人気シリーズ第11弾!処方せんの読み解き方、わかりやすい説明のコツ、最新の医薬品情報、的確な疑義照会のノウハウ…今回も服薬指導のスキルアップに必要なすべてをこの一冊にまるごと詰め込みました。
国試に於ける小児科の臨床問題は、取り付きにくく難しいと言われている。本書は、その“難しい”と印象をもたれている臨床問題をより簡単により確実に解くことを目標とした、臨床問題を解くためのHow to集である。
米国研修の醍醐味をそのままに。充実の全3255問。膨大な小児科領域の知識を難易度付きQ&Aで整理。
12種類の専門疾患の基礎知識と薬学的問題点への対応策を具体的に提示。
免疫の研究は、どのように発展し、何がどこまでわかったのか?ノーベル賞を受賞した人々の研究人生を振り返りながら、免疫学の全体像に迫る。