沖縄島北部やんばるの森。そこにすむ生き物の種の多様さは驚異的だ。その中には世界で唯一この地域だけにすむ固有種も含まれる。だが今、あいつぐ開発によって、それらはすべて絶滅の瀬戸際にある。この“世界の宝”をこのまま滅ぼしてしまっていいのか-!?やんばるの森は、待ったなしで問いかけている。
人類滅亡への全シナリオ。科学ジャーナリストが徹底取材、最新の数値と最先端の研究者の証言に基づき、初めて戦慄すべき全体像をわかりやすく浮彫りにした決定版。
旱魃、内戦、飢餓-アフリカの食糧生産について伝えられる厳しいイメージのステレオタイプ的認識を越え、独自の文化や巧みな在来農法を育むアフリカ農業の営みを生き生きと分析し、生態に立脚した開発の将来像を探る。
大気は循環し、大陸は移動し、海洋はすべてを溶解し、生命が息づく。地球は、45億年かけてこの複雑にからみあった精巧なネットワークを作り上げてきた。いま、この地球システムは、ここ数十万年のヒトの爆発的な増加と進化の中で大きく変わりはじめているー。地球温暖化の問題は、このネットワークへの理解なくしては語ることができない。最新の気候モデルを駆使し、経済・社会への影響までを視野に入れた実質的な提言を続ける一線の気候学者が地球環境の現在と未来を問う。
最新の研究成果を踏まえ、生態学、行動学、生理学、空気力学まで駆使して、多様なコウモリの世界を詳述する、まさにコウモリ学の集大成。
本書は複雑系科学として生命の発達、進化、組織化、関係性、動的安定性の論理をつくることをめざし、その果てに意味の出現を見ようとするものである。
UFO研究書のベストセラー全訳!機密文書が語るUFO事件の真実。米政府は何を恐れ、何を隠したか?政府機関の隠蔽工作の謎に迫るノンフィクション。初公開の政府文書。
環境問題が関心を集めるなか、自然と人間の関係はどうあるべきかが問い直されている。自然の価値をいかに認識し、環境問題を考えていくべきだろうか。この問いに対する探究を進める「環境倫理学」の内容を、最新の議論と事例で解説する。
ヒトはかつて爬虫類だった。最初の哺乳類が誕生する前、われわれはどんな生き物だったのだろう。
本書は「イオンチャネル」研究に関しては初心者を対象に、生理学者の眼から見た本格的な「イオンチャネル」とは異なった視点から「イオンチャネル」というものを捉えている。
日本の森を救う35の処方箋。
日常的な経済・社会活動に埋没して、見落としてしまいがちな、人類が直面している生存の根本にかかわる問題を新たな視点で的確に把えた、次の二一世紀、人類はどのような選択をしていくべきか-その出発点。知的戦略へつながる、新たな人口論。
本書は、すでに90歳を越えた著者がまったく新しく書き下ろした、生物学の歴史と現状とそして未来を語ったものである。生物学の特質はなにか、物理科学とはどのように異なるか、それは自律的な学問であるか、われわれ自身やわれわれの倫理についてなにを教えてくれるか、など、著者が長年にわたって蓄え培ってきた知識と哲学が驚くほどの若々しさで語られている。さらに、生物学で問われる「なにが」、「いかに」、「なぜ」という三つの問いを具体的に明示するために、多様性生物学、発生生物学そして進化生物学について、これまで用いられてきた概念や方法論に照らしてその特性が述べられる。
中生代の陸上を二億年にわたって支配した恐竜たち。彼らは最も成功をおさめた動物群だったにもかかわらず、ブラキオサウルスなどの巨大な体のしくみ、温血なのか変温なのか、どのように繁殖をしていたのか、そして絶滅の原因は等々、いまだに謎ばかりだ。一人歩きする迷説・妄説を糺し、最新の研究成果から恐竜の真の姿を明らかにする。
本書には、名実ともにウォートンスクールの精神が反映されている。知識の増進、学際的な対話の尊重、世界中の経営の現場に対する貢献といったことがウォートンスクールの使命である。世界中で最大、最高の経営学者のグループの一つとして、今日のビジネスリーダーたちが直面している理論的あるいは実践的なさまざまな課題を解決するために、編著者のもてる能力を惜しみなくつぎ込んだ結実が本書である。
いま、生態系があぶない!森林から雑木が消えた。コシヒカリ、ササニシキ、あきたこまちはみな同じ家系。こうした種の単一化がスギ花粉症や冷害を引き起こしている。人間にとってなぜ生物は多様でなくてはならないのか。遺跡出土品から植物のDNAを採取し、ルーツを探る植物遺伝学の第一人者が、縄文遺跡やアジアでの実験を例に、平易に説く。
東欧革命から10年。第二次世界大戦後の東欧政治史。東欧各国を舞台に繰り広げられた戦後半世紀にわたる政治のダイナミズムをみごとにとらえた名著。
本書では、Visual C++を使って、C++の特徴であるクラスの仕組みと、オブジェクト指向プログラミングを学習します。
フランチャイズ・システムの導入が、社員の意識を変え、経営者のリーダーシップを高め、そして、会社全体の体質を変革する!数多くの可能性を秘め、急成長を続けるフランチャイズ・ビジネス。その起ち上げの極意を、ストーリー形式でわかりやすく説き明かす。