「ジュニアそれいゆ」と「子供の科学」という2つの雑誌を読み込み、手芸・人形・インテリアなどの女性と結び付けられる“手づくり”と、工作・模型・ミリタリーなどの男性に割り当てられる“自作”をキーワードに、手づくり趣味の近現代史を描き出す。
ジェンダーとは何か、ジェンダーをめぐる社会・環境の変化をわかりやすく解説。ジェンダーで読み解く現代日本。
ジェンダーとは社会や文化のなかでつくられた「女性」または「男性」のあり方を指す言葉です。本書は園生活で起こり得る15のケースをジェンダーの視点で見つめ、問題点や見直しのポイントを解説しています。全ての子どもたちが「男らしさ/女らしさ」に縛られることなく「自分らしさ」をのびのびと発揮できるためにいっしょに学び、考えていきましょう。
“資本”は個々の固有の力である。そして、「資本はシニフィアン」である。経済資本だけが資本ではない。現在世界の経済・政治の根源には「性的資本」の作用がある。資本の初源的な作用である「性的資本」を、享楽/剰余享楽から問い返し、賃金や商品を欲望する現在社会の本源的な構造を明証化して労働・性別化・剰余価値を根本から問う。セクシュアリティからのセックスの離床、ジェンダーからのセックスの離床が、欲望の主体化=従体化と経済セックスの産業的ジェンダー体制を構成している。「性的資本」「エロス的資本」の諸相を明らかにして、性経済、性権力、性言説を考え直し、自己性の自分技術の可能条件を探る手がかりを見出し、さまざまな“性的なもの”をめぐる事象を本質から考えるツールが示される。マルクス=ラカンの理論からラディカルなフェミニズム理論の成果を検証。多彩な資本世界の解明がここから初まる。
ジェンダー問題解決に向けて世界の取組みを追った!あなたは身近なジェンダー格差に気づいていますか?
ラディカルに!ゆるゆる・ふっくら・ねづよく。ジェンダー視点でたどると、教科書とはちょっと違う、女たちの歴史がみえてくる。
これからの時代の「当たり前」を身につけるために。クィア・アーティストの著者がやさしく教える、誰もが自分らしく生きるために知っておきたいこと。
広告と経済の関係を考え、私たちのものの見方が、どれほどそれらのイメージから影響を受けているかを理解することは、消費社会の中で私たちがどのように生活しているのか振り返ることにつながるはずです。
知ろう、変わろう、変えていこう。「それ、無理じゃね?」といわれた夢をめぐる物語。物語をとおして、SDGsがよくわかる!小学上級から。
あの時「決めつけ」に生きづらさを覚え、そして今も「こうあるべき」にしんどさを感じるあなたへー。実話に基づくストーリーでLGBTQ+やフェミニズムについてSNSで紹介するパレットーク(SNSフォロワー数12万人超え)が短編マンガでお届けする、これは“気づき”への道案内です。
無意識の偏見・差別をなくす方法を解説!
ジェンダーという問題に関心を持つ人に、その研究の一端を紹介する。いじめや排除によって、楽しいはずの「学校」や「ともだち」を奪われてしまった人と思いを共有する。本書を通してそれらが叶えられたらと思う。(中略)周年誌などの資料に実在の学校が登場するため、学校名は実名とした。一人の少年の記憶をあるがままに語るナラティブであり、過去の教師や学校に対する非難・批判をするものでは決してない。それはあくまで未来の課題の明確化を目指すためである。(「まえがき」より)