長年、非行少年たちに接してきた著者が、自らの体験をもとに、揺れ動く思春期の子どもとのかかわり方、非行を未然に防ぐために、もし非行が起こってしまったら、親として何ができるのかを説く。
小学校高学年から高等学校までの思春期は、定型発達の青少年でも、心身の発達による変化とともに、様々な悩みが伴う起伏の多い時期ですが、高機能自閉症やアスペルガー症候群の子どもたちにとっては、ハンディをかかえながらより一層の困難が伴う数年となります。本書では、その時期の子どもたちが多くの時を過ごす中学校や高等学校での様々な支援について、豊富な経験と実績のある著者が紹介していきます。これらは今後、親御さんはもとより、日本の教育現場のあり方や親御さんとの連携に、多くの具体的な情報やヒントを提供することでしょう。
喜びを持って生きる人。社会の力となっていける人。自分らしく生き生きと世界に関わっていく人。ここ京田辺シュタイナー学校では、子どもがこのように育っていくことを願い、親と教師が学校を作り、子どもたちと向き合っています。各学年のカリキュラムや授業の様子、子どもの発達、成長、学びを紹介します。急がない。競わない。安心して学べる。子どもの成長に合わせて学ぶ、親と教師の新しい学校づくり。
初心者の誰もがおちいる難問に的確に答える。『ここで困った!』『ここで迷った!』『こんなとき、どう考えたらいいのだろう?』という普遍性のありそうなポイントを満載。
思春期を生きるあなたたちの性と自立についてのガイドブック。若い人たちのこれからの幸せな人生を願って、ふだんなかなか率直に語られにくい「性」の事実について、性行為の考え方やあり方について述べている。
大人になるとはどういうことなのか。性についての正しい知識を求める10代の子どもたちへ、子どもの疑問に適切に答えたいと願う親・教師・心理臨床に携わる人たちへ。
本書は、思春期という特殊な時期について、また思春期に見られる個々の病理について、最新研究や報告を踏まえて、現在どのような視点から考えられ、どのような治療的アプローチがなされるようになったかを16人の経験豊かな臨床家が論じたものである。まず、従来から思春期臨床の中心テーマでありつづける境界性パーソナリティ障害・摂食障害をはじめ、わが国の思春期に特徴的な不登校・ひきこもり、そして社会不安障害(social anxiety disorder:SAD)の視点から捉え直されつつある対人恐怖症などの現在的な問題を取り上げる。つづいて、近年注目を集めている思春期のうつ病、発達障害、身体醜形恐怖、解離性障害などの新たな問題に触れ、最終部ではますます深刻化する自傷、自殺、性的非行など、行動化の問題にも考察を加えた。それらの疾患に対する、認知行動療法、心理教育などの近年登場した新たな治療的アプローチを、豊富な臨床例を通して解説している。
「心の銃」を操るパラベラムの戦闘集団、それが城戸高校映画部の真の姿だ。一兎はそこに自分の居場所を見つけつつあった。ある早朝、部室に下着姿の少女が倒れていて、発見者の一兎は慌てふためく。目覚めた少女は、完全に記憶を失っていた!部員達はDVDにかじりつく電波な少女に呆れるが、精神弾で傷ついている様子から尾褄は保護することを即断。直後、映画部は謎の戦闘集団“灰色領域”に強襲され、新たな闘いが始まる!学園異能アクション第2弾。
「つまらない部活です」ひねくれた紹介文を見て、佐々木一兎は映画部に興味を持った。家の事情で二カ月遅れの高校生活を始めた一兎は、期待と不安を抱いて部室を訪れる。そこにいたのは、オモチャの拳銃を持って踊る長谷川志甫と、傍若無人な工藤尾褄。一兎を「君にはすることがない」と追い返すのだった。失意の一兎は帰り道、志甫と共に何者かから巨大な武器で襲われる。彼女を助けたい一心の一兎は“ある能力(パラベラム)”に目覚めて!?サイコアクション登場。