「出来る女性は漢方薬がお好き」「ミセスワタナベの正体は男性努力家」「バブル世代が好きなのは発泡酒・第3のビール」「プレゼントをあげない新潟県民」-。史上空前の大調査であなたの隣のビジネスチャンスを発掘。
未来は「発明」できるのか。インド僻村の農民、ホームレス・シェルターの失業者、シリコンバレーのテクノロジー投資家、ファストフードで働くシングルマザー、賛否両論の政治家から経済学者までー世界の多様な人々を取材し、その可能性と問題点を報告。フィナンシャルタイムズ「ビジネスブック・オブ・ザ・イヤー」候補。
ブログ、SNSなどの浸透にしたがって、これまでとまったく異なったコミュニケーションをしている人が増えている。インターネットを通じて知り合い、意気投合し、恋愛関係にいたる。こうした行動は現実の人間関係の希薄さの表れなのか。また、匿名メディアである電脳空間は危険な犯罪の温床なのか。ウェブを介した恋愛の実際やネット発の純愛ブームの背景を取材。同時に、新ツールがもたらした新時代の恋愛観の本質に迫るルポルタージュ。
Q&Aでわかる生物多様性入門。
食べものはちがっても、人の血液の組成は常に一定に近くほとんど変化しない。このように、ある基準を常に保とうという生命の回復現象が、「恒常性の維持ーホメオスタシス」である。このホメオスタシスは、生理的レベルだけではなく、個体さらには集団レベルの社会現象にもみられ、環境の変化を見越して予見的に働いたり、種の維持に働く大きなスケールのものもある。生物のもつ多様性とゆらぎは、単なる変動ではなく、安定性を求める生物のたくましい生存のあかしにほかならない。
本書は、主に植物科学の立場から現代の生命科学をわかりやすく解説することを意図してつくられたものである。すなわち、植物の構造と機能、成長様式、遺伝現象、物質代謝をはじめ、生命科学発展の歴史的背景、環境と植物とのかかわり、植物の産業的利用方法、さらには細胞培養技術や遺伝子工学を駆使した植物科学の最新の成果などについても、意欲的に解説してある。
ガーゴイルとの戦いが終わり、ナディア、ジャン、マリー、キングそして3人組はジャンの故郷ル・アーブルへと向かった。ところが村人の迫害を受けジャンを除く全員が村を出て行った。その裏には滅んだはずのネオ・アトランティスの無気味な姿があった。そして2年後、17歳になったナディアはロンドンの新聞社で働いていた。世間は各国要人の蒸発事件で騒然としているというのに、ナディアの仕事はお茶くみばかり。そんな彼女が留守番中に受けた電話は、蒸発事件のスクープを提供するというものだった。映画版にオリジナル・プロローグをプラスしたスーパーノベライズ第4弾。
「食」は「消費」ではない。ライオンもヌーもフン虫も、食べることで自然を豊かにしている。動物の食までさかのぼって、人間(ヒト)の食の本質を描く、親子で楽しむイラスト読本。
「経営破壊」に続く“実践編”。ワーオ、と呼びたくなるような、斬新な製品・サービスを開発するためのアイディア・210項目。
本書では、多種多様な動物を紹介しながら、種の多様性だけでなく、個体の生き方・性格・分布、固体群や群集の変化などを、空間的、時間的に考察し、その多様性の成立条件と守り方を考える。
だけも書かなかった、だれも触れなかった、コミュニケーションギャップの「謎」を徹底解明!これからの社会・経済・時代を読む上で巨大な影響力を持つ「X世代」に無関心ではいられない。米国で凄まじい反響を呼んだレポート、遂に刊行。
森林は酸素を供給していないし、「自然のダム」でもない!科学的根拠や経済の現実を無視した「地球に優しい」だけの自然保護論では、森林の危機を防ぐことはできない!東南アジアの熱帯雨林から、日本の林業の現場までをくまなく歩いてきた気鋭の科学ジャーナリストによる警世の書。
未来社会に向かうグローバルな環境哲学像に挑戦した意欲的試み。
ヒトはかつて爬虫類だった。最初の哺乳類が誕生する前、われわれはどんな生き物だったのだろう。
日本の森を救う35の処方箋。
日常的な経済・社会活動に埋没して、見落としてしまいがちな、人類が直面している生存の根本にかかわる問題を新たな視点で的確に把えた、次の二一世紀、人類はどのような選択をしていくべきか-その出発点。知的戦略へつながる、新たな人口論。
中生代の陸上を二億年にわたって支配した恐竜たち。彼らは最も成功をおさめた動物群だったにもかかわらず、ブラキオサウルスなどの巨大な体のしくみ、温血なのか変温なのか、どのように繁殖をしていたのか、そして絶滅の原因は等々、いまだに謎ばかりだ。一人歩きする迷説・妄説を糺し、最新の研究成果から恐竜の真の姿を明らかにする。
現代の代数幾何学はグロタンディックによるスキーム理論によって基礎づけられている。このスキーム理論の初等的な部分は、実質的には可換代数に近いことから、本書は、可換環論の基礎的な性質を学んだ読者が、自然にスキーム理論に移行できるように考え、まとめられた代数幾何学の入門的解説書である。スキーム理論を可換環論と同様のものとしてとらえ、さらに、可換環をどのようにして多様体と考えるかを詳しく述べることで、スキーム理論の初歩を無理なく理解できるよう解説する。斯学を学ぼうとする初学者、および研究者にとって好個な書である。