主として思春期男子の精神的・肉体的特質を明らかにし、それらの教育と指導および治療のための適切な指針を豊富な実例と写真・図で、第一人者が解説した関係者必読、本邦初の労作である。
思春期をどう生きるかは、その後の人間的成長に大きな影響を与えます。著者は前著『子どもの精神力』で、子どもが“自分自身を生きいきと生かす力”(精神力)を身につけることの重要性を提起し、そのためには親はもっと手をさしのべようと訴えました。思春期の子どもたちこそそうした精神力を養い、生きる力を育てていくことが大切です。本書は、最近の新しい症例をたくさん紹介しながら論じた、思春期の子をもつ親のための子育て論です。
おとなになるってどんなこと?愛するってどんなことなの?思春期をむかえた少年少女たちは悩む。その少年少女たちと真正面から取り組んだ思春期問題の記録!
本書は、重い精神症状を示す青年、とくに、入院を要したり、施設あるいは病院のケアを必要とするような青年の治療を扱っている。
思春期の低年齢化といわれていますが、今の子どもたちは小学校高学年からすでに思春期の入口にさしかかります。この時期の発達上の特徴をおさえながら、子どもたちが大人にむかって新しい出発をするために、高学年でどんな力をたくわえていくことが大切なのかを考えてみました。
「いまの子どもたちはよくわからない」「なぜあんなことをするのか」…こんな思いが、孫との距離を遠くしています。孫が変わったのではなく、時代が変わったのだと考えてみてください。時代を昔に戻すのではなく、孫の世界を新しい目で見つめ直してみましょう。孫育てガイドブック第2弾。
自然が培う風情や地域の人々とおおらかに輝く情緒を織り交ぜ、青年期に最も健全な理性が望まれる性育の一面にも眼を背けず、快活に目覚める姿をありのまま描く…。